• ベストアンサー

太陽光発電のメリットや将来性

1年くらいのうちに新築一戸建てを施行開始できるよう考えております。 初めは太陽光発電に全く興味なく設置するつもりは無かったのですが、最近になりたまたま目にする太陽光発電の情報から、そのメリットの大きさに、これは設置しない方がおかしいと思えてしまいます。しかしまだ太陽光発電に関して無知なので、きっと何かデメリットがあるのだと思えて仕方なりません。 既に設置利用されている方には、実情からのご意見ご感想を聞けたらと思います。専門家など詳しい方にも意見をお聞きしたいです。 具体的に聞きたいのは、 (1)メリット、デメリット (2)皆さんの設置価格、売電価格 (3)行政の補助について (4)将来性や今後の展開(例えば来年は売電価格が下がるとか20年後には必要なくなるとか) (5)総合的に太陽光発電の設置を勧めますか? その他、余談でもなんでも情報ありましたらお聞かせください。 よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#222312
noname#222312
回答No.3

これから住宅の新築をお考えとの事で、一緒に太陽光発電装置設置の検討をされているようですね。 質問文には太陽光発電によるメリットの大きさとありますが、質問者さんが感じたメリットとはどの程度のものでしょうか? 2014年度の余剰電力買取価格は1KWhあたり32円になると言われています。 確かに装置価格は下がってはきてはいますが、誰しもが購入価格に見合ったものとして返ってくるとは言い難いものです。 太陽光発電装置はオール電化住宅における年間の光熱費をゼロにするための道具です。 ローンで装置を購入し、毎月の売電料金をローン支払いの充てに計算して考えるようなものではありません。 年間を通じてほぼ一定の発電量が得られるわけではないので、売電による収入は月々で大きく変わります。 また家族構成や生活習慣などでも電力消費量は違いますし、日中に自家発から自己消費してしまうようでは売電に大きな影響を与えます。 太陽光発電は現金で購入して支払えるくらいに経済的に余裕のあるところでやるべきものです。 定期的なメンテナンスや突発的なトラブルが発生しうる事も事前に考慮し、そのような際にも資金的に問題なく対処できなくては太陽光発電によるメリットは全く生まれません。 もちろん装置を乗せる住宅側も、重量物を屋根面に乗せる事により強度が落ちる事を前提に耐震強度を高く設計するなどが必要になります。 (1)メリット、デメリット 太陽光発電装置導入に対してかかった費用を先行投資などと考えず、毎月の光熱費をゼロにする道具を購入したのだと思え、長期的に先行投資を回収するとかを考えないのであればメリットは大きい道具です。 我が家では年間25万円程度の売電収入になり、年間に使用する電気料金の20万円超を上回ります。 高額な道具を購入した事により、万が一の際を考慮し風雪害や地震などでも保険がきくものに入るとすれば、それなりに高額な保険料金になります。 滅多にある事ではありませんが、災害などで長時間の停電になっても、日中に発電さえしてくれていればそこそこの電力を使用できます。 ただし屋内配線は使えませんので、可搬型の家電製品のみに限ります。 太陽光発電装置の設置を検討しているお宅とは直接関係なく、その周辺のお宅の日中の電力消費量や電力会社の配電線設備との問題で、発電した電力全てを問題なく売電できるとは限りません。 装置の性能や信頼性が大きく関わってくる部分でもありますし、もちろん価格に左右されるところでもあります。 特に電力会社の配電線設備が脆弱なところでは、太陽光発電装置導入に伴う売電契約時に電力会社から購入を拒否される事もありますし、売電のために配電線設備改善に伴う負担金が発生する事もあります。 (2)皆さんの設置価格、売電価格 2010年に家を建て替えるのを機にパナソニック製のHITを5KW設置しました。 もちろん太陽光発電装置を設置する事を前提とした住宅の設計を重視しました。 屋根瓦一体型のものを選択しましたので、価格は装置だけで350万円程でした。 ですが当時の売電契約料金は1KWhあたり48円ですので、現在とは比べ物にならないほどの売電収入になります。 (3)行政の補助について どこの自治体でも太陽光補助金はあります。 当然我が家も設置容量と購入価格に合わせた補助金を頂きました。 (4)将来性や今後の展開(例えば来年は売電価格が下がるとか20年後には必要なくなるとか) 確かに装置単体の価格は3年前に比べると大きく下がってきています。 ローンを組んでも購入しやすくなってきたといえばその通りではありますが、儲かるものでもないものに出費するせいで余計に家計を圧迫するのなら、その分家の断熱性にお金をかけるとか、低消費電力家電製品や照明器具にお金をかけた方が暮らしの面では確実に快適になると思います。 売電価格は2014年度は現在の36円から32円に下がります。 高額なものを購入して長期間かけて返済しただけという愚かな事にならないようにする事です。 (5)総合的に太陽光発電の設置を勧めますか? 経済的に余裕のあるところなら日本家電メーカー製の単結晶パネルでの設置を勧めます。 装置設置時の目先の購入資金くらいは現金で出せるというのなら安価な海外製パネルを勧めます。 ローンを組んで購入するというのなら設置は勧めません。 私は電気工事会社を経営する者で、家を建て替えるのに2年間構想を練ってから着手しました。 様々なものを考慮するのに時間を要したのですが、太陽光発電は最初から導入する予定で家を設計しました。 引き渡しを受けたのは2010年末で、すぐさまあの震災で4日間停電しました。 家の内外共に耐震性や強度をとても高く造りましたので、家にはヒビひとつ入りませんでした。 太陽光発電があるおかげで日中はパワコンから電源が取れるので、あの数日間は我が家の玄関ホールは町内の炊き出しのための調理場と化していたそうです。 震災当日から災害復旧のために数日間は帰宅できませんでしたが、先ずもってこういう事態を想定して設置した太陽光発電装置やその他もろもろが大いに役に立ちました。 高額な太陽光発電装置はこういった明確な使途があるからこそ導入する意義のある道具です。 そのような道具を購入するのに元を取る計算をするくらいなら初めから手を出すべきではないと思います。

smelly
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! 現実的に考えられて非常に参考になりました。 貴重なお時間、長文ありがとうございます。 ローンでの設置を考えていましたので、 考え直そうと思います。 ご意見ありがとうございました!

その他の回答 (4)

  • kamapan
  • ベストアンサー率42% (101/238)
回答No.5

yukiryoekaさんに「一票」と言いたいですね。 その上で意見を書かせて頂ければ (1)「家庭用余剰売電」の場合 メリット:1.安くはなったが補助金がもらえる事。      2.自分の屋根で発電しているので「環境意識」が       芽生える事(これが一番の効果と言われています) デメリット:10年後以降の「売電金額」が分からない事。 「事業用売電(10Kw/h以上)」の場合 メリット:全量売電が可能な事。 デメリット:事業用ですから、特別な場合以外は補助金がない事。 (2)これは「晴天率」や「緯度」に「屋根の向き」に 「障害物」が無いのかどうか? でも変わるので 単純な比較は難しいと思いますよ。 (3)かなり金額的にも少なくなったので、 パネルの価格(パワコンを含む)に注意した方が良いでしょうね。 (4)「家庭用」の10年間の売電価格は約束どおりに 支払われるのでしょうが、 「事業用発電」の20年の「固定価格」が実現できるのかどうか? については大いに疑問ですね。 ドイツでも高くなりすぎた国内電力料金に対して 産業界が圧力を掛けて「引き下げた過去」があるので 「高速道路」は将来は無料になる!とか 「電話加入権料」は政府の約束だから「必ず返す!」 と言うのは全て「反故」になっていますから 「固定買取制度」は民主党政権がやった事だから 知らない!と言いかねませんので、 その「可能性」だけは肝に銘じていた方が良いでしょうね。 (5)カツカツの状態で「ローン」を組むのであれば 止めた方が良いですね。 資金に余力があって、なおかつ「環境にも関心」があって やりたいのであれば「お勧めします!」 最近一部の住宅会社が「事業用売電(10Kw/h以上)」 を使って実質「ローン負担0円の家」を売っていますが もしドイツの様に「一方的な引き下げ」がある場合には 集団訴訟でも起すのでしょうか? 水俣病を見れば分かりますが、国を相手にすれば 50年間の長期裁判が待っていますから 「結審」する頃には原告は誰も生きてはいませんね。 「事業用発電」とは? そもそも株や、借家経営の 様なものですから、必ず経営能力が伴わないと 難しいと思いますよ。 どちらにしても以下の内容だけは調べておいてください。 (1)今の土地の廻りにどのくらいの高さの建物が 建てられるのか?を確認しておく事。 中高層地域であれば、南側に4階建てのマンションが 出来ても文句は言えませんので、 しかしこうなると「発電」は不可能ですからね。 (2)パネルは必ず南面に全てを設置出来る様な 「屋根の形(完全な片流れ屋根)」が 可能な事(寄棟では不利となりますので) この様な「条件」が付いても満足が出来るのか? 家は「外観が命!」と考えるのであれば、 パネル設置は諦めた方が良いでしょうね。 「補足」があれば「追記」が可能です。

smelly
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! 非常に参考になりました。 ローンでの設置を考えていましたので、 考え直そうと思います。 貴重なご意見ありがとうございました。

回答No.4

>メリット、 化石燃料発電による化石燃料の消費量を抑制できる。 >デメリット 全ての消費者(=年金生活者、生活保護世帯を含む)の電力料金が高くなる。 >総合的に太陽光発電の設置を勧めますか? 住宅を建設しても、まだ貯金が余る様な方は、其の余力で太陽光発電所を経営するのも一案です。 一方、住宅建設費も足りずに、借入をして家を建てるような場合は、太陽光発電所の売電事業などに手を出してはいけません。 借入金を最小限に抑え、できるだけ短期間で返済完了とするのが賢いです。

smelly
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! ローンでの設置を考えていましたので、 考え直そうと思います。 貴重なご意見ありがとうございました。

noname#215107
noname#215107
回答No.2

メリットは電気料金の変動に左右されないことですね。 デメリットは初期費用が高いことでしょう。 まずは、お住いの地域の日照時間のデータを良く見てください。 年間1800時間を下回る場合はちょっと不安かもしれません。 私は新築時に合わせて設置しました。 4.1kW 現金で200万で購入しました。補助金を差し引くと180万円です。 固定価格買取制度への移行前で、売り電単価は10年間48円/kWhです。今はパネルがもっと安いですが来年度は37円に下がるようですね。 設置から8~9年で初期費用回収予定(いま4年目)ですので 48円の買取価格が保証されている期間内に回収できる見込みです。 家も現金で購入するつもりでしたが、住宅ローン減税を受けるために、預金連動型ローンを組んでいます。預金担保のため金利はゼロです。 もし新築時に金利のかかる住宅ローンを組むのなら、太陽光パネルを買うお金を、住宅ローンを減らすほうに充てたほうがいいのではないかと思えます。 ただし、太陽光パネルは、将来、電気料金が高騰した場合には相対的なメリットが大きくなります。

smelly
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! 日照時間は全国でも2位の県ということで太陽光を考えていたのですが、、 ローンですので考え直そうと思います。 貴重なご意見ありがとうございました!

回答No.1

 (5)についてのみ回答させて頂きます。  質問者様が現金で住宅を購入されるのであれば、太陽光パネル設置も頷けますが、住宅ローンを組まれるのであれば、設置は見送られたほうが良いかと思います。  住宅ローン支払い期間を35年と仮定すると、寿命20年前後と思われる設備を、35年掛けて支払うことになります。太陽光パネルを設置した場合としなかった場合のローン支払い総額を比較してみると、その差は歴然だと思います。  太陽光パネルの設置は、ある意味投資です。借金して株を買うのと同じことで、借金してまで設置すべきものでは無いと思います。  個人的な意見ですが、ご参考までに。

smelly
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! ローンでの設置を考えていましたので、 考え直そうと思います。 貴重なご意見ありがとうございました。

関連するQ&A