水ようかんというのは、簡単に言うと、寒天とさらし餡と砂糖を混ぜたものですよね。
肥料の形に拘らなければ有効再利用の可能性はあります。
寒天に砂糖を混ぜたものにイースト菌を加えて炭酸ガスを発生させ、その炭酸ガスで熱帯魚の水槽などで使う水草を育てています。
原理は、砂糖などに含まれるグルコースという糖をイースト菌などの酵母によってエタノール(=アルコール)と二酸化炭素に分解する反応を起こさせる(=発酵)ことにより二酸化炭素を得るということです。
下記サイトを御参照下さい。
イースト菌発酵式CO2添加装置 - Biglobe
www7a.biglobe.ne.jp/~sigotnin/aqua/co2sys.htm
[DIY]発酵式Co2添加装置(寒天ゼリー式)の作り方 - YouTube
www.youtube.com/watch?v=OKLmaDRJ-o4
小型水草水槽を立ち上げたい! その3.発酵式で二酸化炭素を添加 ...
aquaturtlium.jugem.jp/?eid=79
このサイトではゼラチンを使っていますが原理は同じです。
炭酸ガスは農業においては、二酸化炭素施肥と呼ばれビニールハウスなどの中へ供給することで イチゴの促成栽培など植物の成長を加速させるのに使用されています。
現在はプロパンガスをハウス内で燃やすなどしています。
簡単でハウスの温度に影響を与えない炭酸ガスの供給装置があれば農家は助かります。
寒天の成分そのものは植物繊維ですので、適当な発酵菌さえ見つかれば簡単に分解させて有効利用することが可能です。
一度、お近くの大学や農業試験場で発酵工学を専門としている先生と話し合ってみて下さい。
又、ゆっくり熱分解させてやればオイル状にすることもできます。
直接関係はありませんが、生ごみを、使い終わった天麩羅油を加熱した中へ放り込み水分を除いて粉末肥料にしてしまうという装置もあります。
食品関係のリサイクル技術は全国で開発がすすめられています。
県の廃棄物対策課や商工会議所などに問い合わせてみて下さい。
あきらめずに頑張って下さい。