有機物を発酵、分解せずにそのまま肥料として使うのは良くありません。
これは、枯草や落ち葉などにも言えるのですが、茶がらやコーヒーがらを肥料になるだろうと思って、そのまま畑に撒くと、茶がらを分解しようと土の中のチッソ成分が農作物ではなく、その茶がらに使われてしまいます。そうすると、本来農作物に使われるべき土中に含まれていた栄養素であるチッソが無くなり、「チッソ飢餓」という状態を引き起こします。
腐葉土は山の中で放線菌や様々な菌が葉っぱや枯草を分解したものを腐葉土といいます。
したがって、茶がらをそのまま肥料にするのではなく、腐葉土と混ぜてある程度分解させて使用するか、牛フン堆肥と混ぜて発酵させ、完熟堆肥にしてから使用することをお勧めします。
お礼
具体的にありがとうございました。なんでも安易に考えてはいけないと分かりました。