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オルタネータの用語についての質問

JIS D1615(http://kikakurui.com/d1/D1615-1989-01.html)に記載されている 下の2つの用語について質問です。 ・カットイン回転速度 ・立上がり回転速度 質問1、この2つの用語の違いがよくわかりません。      どちらもオルタネータの電流供給が始まる直前の回転数、ということではないのでしょうか? 質問2、この2つの用語の回転数は、       12V or 24V系オルタネータでは具体的に何回転ぐらいになるのでしょうか? ご存じの方がいましたら教えて下さい。お願いします。

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回答No.1

「用語の意味」の説明がありますね。 (1)カットイン回転速度 オルタネータが回転速度を増したとき,電流の供給が始まる回転速度。オルタネータがこの回転速度に達したとき,チャージングインジケータが作動する。 (2)立上がり回転速度 オルタネータの出力電流が零で,4.1 に規定する試験電圧のときの回転速度。 なるほど、分かりにくいですね。 オルタネータをテストベンチ(動力源はモータ)で駆動し、徐々に回転を上げていくと、ある回転数に達したとき、一気に発電を開始します。同時にチャージングインジケータがこのときの電圧で作動します。 このときの回転数がカットイン回転速度です。 このときの電圧は12V以下(12V系の場合)ですが、エンジン始動直後であれば、バッテリ電圧が低下しているので、電流の供給は可能であると言えます。 JISの「電流の供給が始まる回転速度」としているのはこのためです。 さらに回転数を上げていくと発電電圧は上昇し、規定の電圧に達します。 規定の電圧とは、4.1試験条件にあります。 (2)試験電圧は,公称電圧 12V のものは 13.5±0.1V,公称電圧 24V のものは 27±0.2V とする。出力電流のすべての測定は,図 1 に示す可変負荷装置を調整して,試験電圧を一定に保持するように行わなければならない。 この規定の電圧に達したときの回転数が「立ち上がり回転速度」です。 テストベンチの負荷を調整して発電電流がゼロの状態で測定します。 実用上、重要な値です。 この値は、「オルタネータ特性グラフ」で画像検索すれば何種類か出てきます。 例えば http://f15.cherokee.main.jp/?eid=775186 曲線の立ち上がり部が「立ち上がり回転速度」で、この製品では800rpmとなります。 カットインも立ち上がりも製品の型名(パーツナンバー)ごとに少し異なる場合もあるので一概に言えませんが(昔のことで忘れてしまったので)「立ち上がり」は12V系では1000rpm前後、24V系ではモノによってかなりの差がありますが、12Vよりも低い回転数で立ち上がります。 24系は、アイドル回転数が低いディーゼルエンジンに装着されるから。

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質問者

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回答有難うございます。 とてもわかりやすかったです。 また何かありましたらよろしくお願いしますm(_ _)m

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