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金の価格推移

過去の金の価格推移を調べてみると、90年代はかなり低い価格で取引されていました。簡単に言うとUの字を描いているとでも言いますか…80年代から90年代に入るにつれて価格が下がり、また2000年代に入って上がったみたいな。 質問(1):90年代に金の価格が下がった要因は何でしょうか。 質問(2):もし90年代の安い時にたくさん金を買っていれば今は勝ち組って事なんですかね(笑)金を買うなら株同様に価格が落ちた時に買うべきなんですよね。株と違っていくら価格が落ちても紙切れなる心配は無いですから。

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  • Crusadess
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回答No.4

こんにちわ。 純金価額は1トロイオンスあたり、1984年に319ドル、1988年に476ドル、1994年に381ドル、1999年に287ドルと、相場モノなので上がったり下がったりしますが、80~90年代に特筆すべき値動きは見受けられません。尤も、日本円に換算すると若干話しは変わってきます。しかし円ベースで考えると、純金そのモノの値動きがぼやけて見えますので、純金投資を考える場合は米ドルベースで考えるのが妥当でありましょう。 「90年代に純金を買っていれば勝組」との事ですが、ここでもまた、特別に勝ったと言えるほどの利益も出ていないようです。1990年1月に純金は410ドル、2013年12月には1,224ドルなので、22年で2.99倍になりました。物価は1990年を基準値100とすると、2013年12月は178ですので、1.78倍になっています。純金投資により、1.68倍(=2.99/1.78)のモノを購入できるようになりました。 純金価額の根拠: http://www.indexmundi.com/commodities/?commodity=gold&months=360 物価変動の根拠: ftp://ftp.bls.gov/pub/special.requests/cpi/cpiai.txt 同じ時期のSP500と比べてみましょう。 1990年1月のSP500は386、2013年12月は、配当無視で1,848、配当込みのトータルリターンで3,316になっています。配当込みなら386→3,316ですから、8.59倍です。1990年から2013年にはイロイロありました。湾岸戦争、大統領不倫事件(?)、911テロ、リーマンショック、ドバイショック、ギリシャ危機、そして年がら年中起きる債務上限問題。それでも株は堅調。大きく下げた後は大きく戻しますので、全く問題ありませんでした。 ちなみに、その間のBRK.A株は、7,225→169,049と23.4倍です。さすがはオマハの賢人です。 結論。現金で持ち続けた人は負組、純金で持っていた人は負組に辛うじて勝った程度、SP500で持ち続けた人こそ勝組。BRK.Aで持った人は勝組の中の勝組。 SP500が紙切れになる心配は、純金価額が紙切れ同然になる可能生と同じくらい低いです。「株は紙切れに」という心配は杞憂です。株にするリスクより、株にしないリスクの方が高い。現金はゼロ、債権もゼロ、純金もゼロ、全力で株、がお薦めです。

noname#221710
質問者

お礼

なるほど。ご回答ありがとうございます。 SP500は初めて知りました。

その他の回答 (3)

noname#212174
noname#212174
回答No.3

Q_A_…です。間違えました。 >90年代の日本はバブル景気 ではなく、「80年台中盤から90年代初頭にかけて」ですね 株価に関しては、「90年台」に入ってすぐに暴落しています。 ・日経平均(50年) ttp://stooq.com/q/?s=^nkx&c=50y&t=l&a=ln&b=0

noname#221710
質問者

お礼

わざわざありがとうございます。

noname#212174
noname#212174
回答No.2

>質問(1):90年代に金の価格が下がった要因は何でしょうか。 金は、あくまでも「ドル建て価格」が基準ですから、「円建ての金価格の変動」は、単純に「円高(ドル安)」によるものです。 『金価格の推移と変動要因|第一商品』 http://www.dai-ichi.co.jp/gold/factor.asp 『ドル円(50年)』 http://stooq.com/q/?s=usdjpy&c=50y&t=l&a=ln&b=0 『24-hour Spot Chart - Gold|KITCO』 http://www.kitco.com/charts/livegold.html --- なお、ドル建て金価格の変動は、「日本を含む全世界の需要と供給によるもの」ということになります。 >質問(2):もし90年代の安い時にたくさん金を買っていれば今は勝ち組って事なんですかね(笑) たしかにそうです。 ただ、かつては、各国の中央銀行でさえ在庫の金をせっせと売っていましたし、90年代の日本はバブル景気でもあったことから「金は終わった(今で言うオワコン)」と考えていた人が大多数でしたので、「金で大きく儲けてやろう(一財産作ってやろう)」という人ははっきり言って「アホ」扱いされたことでしょう。 もちろん、金は「絶対紙切れにならない」という信仰に近い人気がありますので、「通貨や証券は信用ならん」と考えて買う人はいつの時代でもいます。 そういう人にとっては、「サブプライムローン問題に端を発するリーマン・ショック」や「欧州危機」は「それ見たことか」と溜飲を下げる出来事で、中央銀行自身も「買い越し」に転じました。 ちなみに、「金の需給改善」に大きく貢献したのが、「新興国の買い」と「金ETF」です。 『世界の金ETF残高(主要5商品)』 http://www.evojapan.com/branch/joho/blog/etf521411341843.php >金を買うなら株同様に価格が落ちた時に買うべきなんですよね。 これはなんとも言えません。 80年台に、「安くなってきたからそろそろ買おうか」と買ってしまった人は、それから20年は「塩漬け」ですから、まさに「子孫のために金を買う」を地で行ってしまったわけです。 つまり、「どこまで落ちるか分からない」「いつなったら上がるのかも分からない」ので、「買い時も分からない」ということになります。 >株と違っていくら価格が落ちても紙切れなる心配は無い… 2000年台に入るまでは、「確かに紙切れにはならないけど、金利が付かないのでどうしたものか」「戦争でもないと価値は上がらないけど、お守り代わりに持っておく」というような人がほとんどでした。

noname#221710
質問者

お礼

なるほど。ご回答ありがとうございます。 昔は価格も安かったですが、金利も安かったんですね。なら別のところに投資した方がってなりますよね。昔は定期預金だって利率が高かったらしいですし。

  • seble
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回答No.1

1 色々要因はありますが、中央銀行が放出を続けたのが一番かと、円高傾向だったのも効きましたね。湾岸戦争が落ち着いて原油が安定していたのも影響したでしょう。 2 まあそうですね。安いと言っても1kg100万ですからね。貧乏人が買うにはちょいと躊躇します。小金持ちの親戚には勧めたんですけどね。俺は金無かったから、、orz 紙切れになる心配がゼロ、というのは甘いですよ。あ、いや、純金が紙になるわけはないが・・w 全面核戦争が起こって人類のほとんどが死滅した場合、純金の価値はゼロです。汚染されていない食い物の価値が数百倍、数千倍、数億倍になります。コスモクリーナーだったら月と交換してもええな。

noname#221710
質問者

お礼

なるほど。ご回答ありがとうございます。 となると…金よりも食料等の銘柄に投資した方が有事の際には値上がりが期待出来ると言う事でしょうか。たしかに金がいくらあっても空腹は凌げないですからね(笑) 金を保有する利点…逆に何かあるんでしょうか。

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