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金価格暴落について
私は日本株の売買のみしています。 そこで質問させて頂きます 金の価格というのは、株価の低迷時にリスク避難的に上がるイメージなのですが 今の金価格暴落は反対の意味で言うと、日本株は今後も上昇トレンドになるとの暗示と見れるのでしょうか? それとも金価格低迷時にに連動して株価低迷という事も過去にあったのでしょうか? 今後株安になる予測があるとしたら、その理由は何なのでしょうか?
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金価格は株価が下がると上がるというのは、基本的に 正しいのですが、金価格変動要因は他にも多くあります。 株価下落は主に8つある変動要因の一つに過ぎません。 今回の金価格の急落は、ニューヨーク先物市場での 多額の空売りと金ETFの解消売りが主な原因です。 よって日本株が今後も上昇するとの暗示ではないと思われます。 金価格は1990年代にずっと低迷していました。 そしてその時期に日経平均が暴落し、株価も長期低迷になり 現在に至っています。 金価格と株価は、お互いに影響ありませんでした。 今後、日本株が下がる理由は、NYダウの暴落、EU経済危機、 アベノミクスの失敗などが考えられますが、どれも高い 可能性があると予想しています。
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- gungnir7
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金というのは難しい商品なのですよ。二面性があります。基本的にリスク性資産です。リスク回避の時は売られます。 ではリスク回避の時に買われるのは何故でしょうか。それは現行紙幣制度に信用がおけないと思っているからです。リスク回避の時は誰でも現金に戻します。キャッシュで持っていればとりあえず安心だからです。 キプロスで預金封鎖があったことは知っていると思いますが、あんなことをされたら現金も疑心暗鬼になってきます。つまり金価格の高騰は銀行預金から逃避を促します。これは全世界的な金融崩壊の危機にさらされます。 リーマンショック以降はユーロ危機で米ドルが上昇しても金も上昇するようになりました。現行紙幣制度に誰しもが懐疑的になっています。それに対して先進諸国は金価格の封じ込めを始めました。日本でも今年から記名が義務づけられ、先物の証拠金が引き上げられました。政治的にこんな動きが出てきたから、金は手仕舞いが賢いかもしれません。 もう少しマクロ的にみれば米ドルの強弱と反比例の関係にありました。米ドルが強い時、金価格は抑え込まれ、米ドルが最強になった時に超強気ダイバージェンスを出し、そこから金価格は上昇、米ドルは弱くなりました。リーマンショック以降は逆の関係になりそうです。金が弱くなれば米ドルも弱くなるのです。その証拠に米国市場(COMEX)から金現物が急速に消滅しています。 日本株の上昇トレンドは正しいです。しかし、それは必ずしも価格面を指してはいません。上昇トレンドですが、恐らく日本株の値段は下がっていきます。これは米ドルが弱くなるためであり、エリオット波動もそれを示唆しています。
お礼
大変参考になりました 回答ありがとうございました。
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