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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:(金)継ぎについての質問です)

金継ぎについての質問

このQ&Aのポイント
  • 白い皿が割れたので金継ぎをしてみようと思います。金や銀で継がない方法があるか悩んでいます。
  • 質問:欠けを埋めるのは砥の粉ですか?地の粉ですか?工程は合っているでしょうか?漆の種類を選ぶ際に迷っています。
  • (3)の工程で白漆を使用して(4)を省き仕上げることはできるでしょうか?白い皿なので銀を使用する方がよいでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • xyoz51
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回答No.2

 私は金継ぎ教室を主催している者です。 ■ まず金継ぎの技法に定番はないということを   申しあげたいと思います。     私自身3人の先生に金継ぎを習いました。     また、5人くらいの金継ぎの先生や職人さんの     金継ぎをするところを見学させていただきましたが、     すべての人のやり方が違っていました。 ■ 上記のことを前提に回答させていただきます。 ■ 回 答     ◆質問;欠けを埋めるのは砥の粉ですか?地の粉ですか?     答 ;金継ぎをされる方は輪島塗り出身の方が多いと思われます。       輪島塗りの下地の工程では、砥の粉も地の粉も使われています。       輪島産の地の粉は珪藻土を蒸し焼きにしたものです。珪藻土には       非常に微細な穴があいていてそこに漆が浸み込み、一体化するので       非常に堅固で丈夫なものになると言われています。       また、珪藻土を土壁にすると微細な穴があるために消臭効果や       湿度を調整する機能があると言われています。       ただ、輪島産の地の粉は地元の輪島塗りの組合に入っている人にしか       販売されていないため、一般の人は購入できません。       そのために、砥の粉を使われているのだと思います。       固まればどちらでも良いと思います。       また、輪島で良質の地の粉が産出されたため、その地で漆工芸が発達したとも       言われています。       輪島塗りの工程は次のホームページで御確認ください。       http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/wajima/p_sitaji.html   ◆質問;この工程だと思うんですが、合っていますか?     答 ;だいたいの感じは良いと思います。       定番のやり方はないのでいろいろな方のやり方を参考にして       自分のやり方を見つけるしかないと思います。       また、漆工芸に比べるとかなり単純な作業ですので       あまり、神経質になることはないのかも知れません。       麦漆と糊漆の違いを考察したホームページが       ありますので御確認ください。       http://nekotani.lix.jp/diary/index.php?e=350       どちらを使っても良いと思います。   ◆質問;漆の種類がたくさんあり迷いますがこれらで合ってますか?     答 ;絵漆について       絵漆は生漆に弁柄(酸化第二鉄=鉄の錆び)を混ぜたもので、       赤っぽい色をしています。       金は下の色が赤いほうがきれいに見えることや、漆に顔料が混じって       いるので水のように広がらずに絵が描きやすいことから       絵漆を使うとのことです。       また、絵を描くときは弁柄漆を使うことが多いので弁柄漆のことを       絵漆と言うようになったとも聞いています。        ということは金以外のときは別の漆が良い場合もあります。       例えば、銀・プラチナ・錫などは黒い漆か白漆などの方が良い       と思います。         答 ;欠けを埋めるときの漆につて       私は生漆と混ぜると水っぽくなるので木地呂漆と混ぜて       粘土状にして使っています。   ◆質問;またできれば(4)をしたくありません。       (3)の工程で白漆(白地の皿なので)を使用して(4)を省き仕上げたらダメでしょうか?     答 ;金銀を蒔いても蒔かなくても実用の強度に関係は       ありませんので(4)を省いてもかまいません。              ただし、白漆は生漆に白い顔料を混ぜていますが       乾いた時に漆が茶色になるので、仕上りの色は       真白ではなく薄い茶色になります。   ◆質問;やはり金や銀で継がないとダメだとしたら       白なので銀の方が目立たないかなと思いましたがいかがでしょう?     答 ;蒔絵のお椀を想像してみてください。       豪華な蒔絵がなくてもお椀として成り立っています。       実用としてまったく問題はありません。       何を蒔くかは自由ですし、何にも蒔かなくても       かまいません。       金を蒔けば金継ぎ       銀を蒔けば銀継ぎ       プラチナを蒔けばプラチナ継ぎ       錫を蒔けば錫継ぎ       漆を塗れば漆継ぎ       金継ぎという言葉は以上のことを代表して       使われているのです。       銀は時間が経つと黒っぽく変色していきます。錫やプラチナを使えば       ほとんど変色はありません。   ◆質問;他にもアドバイスや良いお店や商品などありましたら是非教えて下さい。       どうぞ宜しくお願い致します。     答 ;先程も申し上げたように先生によってやり方がちがうので       何ともいえません。        ただ、独学は無理と思います。        いろいろな先生の作品を見たり、教室を見学したり、        先生との相性などを考慮して習うことをお勧めいたします。       なお、材料道具は漆屋さんで購入できます。             箕輪漆行 http://urushiya.ocnk.net/product/777             播与漆行 http://www.urushi.co.jp/index01.html            (はりよ しっこう)            藤井漆工芸 http://j-fujii.blogdehp.ne.jp/   最後に金継ぎは日本の誇るすばらしい伝統技法です。   これから茶道や盆栽などのように外国にも認知されていくことを   確信しています。  

参考URL:
http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/wajima/p_sitaji.html
Ann-san
質問者

お礼

とてもご丁寧にご説明を頂き、本当に助かりました。 有難うございました。 素人が見よう見まねではできないんですね・・・やはりお教室へ通う事は必須ですか・・・。 と言うのも当方まさに海外在住なので簡単にはお教室へは通えない状態でございます。 その為に皆様からのこのようなアドバイスは本当に助かり、有難い限りです。 お道具をオーダーしてみたので、また工程で質問が出るかもしれません。 その際はまたお快く教えて頂けると幸いです。 日本へ帰る時にお教室へ通うという楽しみが増えました! 有難うございました。

その他の回答 (1)

  • hp100
  • ベストアンサー率58% (384/654)
回答No.1

皿は陶器と思われるので小麦粉では無理では? 砥の粉+漆を混ぜた物が良いです  *確か地の粉は漆器に使う物だったかと? (1)(2)工程の後にヤスリではみ出した部分を削って (3)工程を漆だけで行います(漆分が多い方が硬化しやすいらしい) (4)はやりたくなきゃやらなくても良いです どのような白い皿か分かりませんが継いだ跡は浮いて見えるでしょう  *漆と混ぜる砥の粉によってはグレーだったり漆分で黄色っぽく見える 白地の場合は銀継ぎの方が目立たないかも? ホームセンターやハンズに金継ぎセットがあると思います メーカーによって色合いが違うかも知れないので「これだ!」って物は言えません 簡単な方法ならエポキシパテで継いでしまう方法もあります 最初にアロンアルファゼリー状で接着してエポキシパテで埋めてヤスリ掛け エポキシ接着剤ならはみ出した分をあとでヤスリ掛けします 出来れば硬化時間の長い物を使用した方が良いかも知れません あと,アロンアルファだけではポロリといく事が多いです

Ann-san
質問者

お礼

コメント有難うございます。 ただ、私が見た数件の金継ぎ屋さんのサイトでは接着は小麦や米と水、漆を混ぜた物を使用してました。 砥の粉や地の粉は無くなった欠けを補う為の物として使用していたようです。 どちらがどちらへの用途として使うのかがわかりません。 研磨&乾燥に関しては端折ってしまいました、すみません。 私も白食器なので銀継ぎの方が目立たないかなと思いましたが、 時間が経つにつれ茶がかってしまうと拝見しました。 それならば白漆も黄色に変わりますが仕上げに白漆を使用してもいいかのかなと・・・。 直したい皿2つが洋食器(陶磁器)なので金も銀も合わないデザインなので。 1つは貝で直したら素敵に仕上がるかもしれません。 金や銀をのせなくても漆だけで仕上げても大丈夫なんですね! 少しづつ継ぎの事がわかってきたような気がします。 有難うございました。

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