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「犯人は容疑を否認」していますの否認理由について。

テレビやラジオのニュースにて明らかに状況証拠が揃ってたり現行犯に近いような状況の容疑者が「容疑を否認しています」という事件を良く耳にします。 減刑が目的なら正直に自供するほうが効率よい気がしますが否認のケースを良く耳にするので 弁護士の入れ知恵なのか何かしらの確固たる戦略があっての否認なのか毎回気になります。 悪用目的では無く視聴者視点で長年抱いている疑問です。 ご回答を頂く事によって悪用の心配があるようならご回答は不要です。 倫理的に差し支えない範囲で納得のいくご回答をご存じの方、お暇なときにでもお願いします。

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回答No.5

現行刑法では『疑わしきは罰せず』が、基本解釈とされています。 そのため、自白によらず『物証第一』と説明されています。 にもかかわらず、自白の強要は愚か、証拠物件のでっち上げで冤罪となった事例も、1~2に止まりません。 『明らかに状況証拠が揃ってたり現行犯に近いような状況の容疑者』と言えども、物証がなければ『疑わしき』状態ですから、真犯人でも無罪主張で逃げ切ろうと考える者も居れば、事実無罪の場合もあります。 現在の警察・検察も、江戸時代からの『自白第一主義』を、ある意味継承しているようです。 自白に基づいて物的証拠が得られる場合もあり、拘束期間内での自白強要は、ある意味やむを得ないかも知れませんが、取り調べのあり方そのものが、人権侵害に当たる場合もあります。 そのため、取調中の録画・録音記録の必要性が、政治課題とも成っています。 状況証拠だけで容疑者を追い詰めることには限界があるので、ずるがしこい奴は否認で逃げようとするのでしょう。

ems10_zudah
質問者

お礼

下らない犯罪で捕まった犯罪者はともかく、知能犯なら法律や国のシステムを逆手にとって否認はありえますね、すごく具体的なご説明で腑に落ちました、ありがとうございます。

その他の回答 (4)

  • Sasakik
  • ベストアンサー率34% (1695/4880)
回答No.4

あと・・・ 外国人なら    自国では死刑や無期懲役などの重刑に処される犯罪を犯した や    自国の裁判制度が信用できない ときに、    日本でも同じ    認めたら、とんでもないことになる と思い込んで徹底否認するという話しも聞いたことが・・・

ems10_zudah
質問者

お礼

国際的な事件の場合もあるわけですね、盲点でした。 海外では一部合法になったドラッグや、銃の所持も日本では違法ですからね、グレーゾーンだと本人が思ってた事が日本ではブラックという事で納得いかない場合もあるかもしれませんしね。 完全に証拠が挙がっていても否認し続ける人も居るのかも気になってきました。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.3

色々なケースが考えられるところです。 被疑者の立場になって勝手に考えてみました。 ・何も考えず、とりあえず否認しておく。  日本人にはこういうのは少ないのですが、  中国人などは、犯罪を侵したのが明白でも  否認する人がいます。  否認しておいた方が有利だろう、と何の  根拠も、計算もなく否認するということです。  強く否認すれば、警察も迷うのではないか。  江戸時代の人は、殆どが認めたそうです。 ・否認すれば、警察があの手この手で攻めてくる。  その時に、手持ちの証拠を出してくる。  つまり、警察の手持ちの証拠を探るため、という  高等戦術。 ・刑の軽重は、裁判所が決定するし、求刑は検察だ。  警察段階で否認しても、検察、ないし裁判所段階で  認め、おおいに反省すれば、同じでないか  という計算。

ems10_zudah
質問者

お礼

興味深い切り口のご意見ありがとうございます。 確かに証拠を探る高等戦術、これは知能犯の場合はありそうですね、刑に関しても管轄の違いで大きく影響しない可能性もありうる訳です。 教えて頂いた内容を活用しなくても良いよう不器用ながらも健全に生きていきたいです。

noname#235638
noname#235638
回答No.2

私の話はくだらないですけど、それでもよければ・・・ 警察の取調べでは、容疑を認めていて 裁判になったら否認する。 このパターンは、ややこしいのですが、 警察の取調べで否認するのは、不起訴になる 材料がある、まだ残されているからだと思いました。 認めてしまえば、起訴されて終わりです。 でも、不起訴になる要素がまだ、それでもあるなら 認めない。 それか、そもそも自分のやらかしたことを罪と思っていない。 いや、法の解釈の問題でこうもとれるでしょ。 だから私は罪に問えないんだよ、という考えも。 結局は、罪を犯す前から否認すると決めていた。 否認できる内容を残して、罪を犯した。

ems10_zudah
質問者

お礼

後半のご説明が私の思っていた事を見事に活字で表現していただき嬉しく思います、私も同意見です。 我々庶民には一切気づいていない否認からの釈放までの裏技的なものがあるものかと未だに考察しています。 あるとしたら絶対書けませんけどね、もっと深い理由で否認しているように思えて仕方ありません。

ems10_zudah
質問者

補足

なるほど、現状で完全アウトでは無い、だから否認する、ある意味犯人側としてのポジティブシンキングですね。 ただ、後でぐうの根も出ない証拠を提出されて否認しきれなくなった場合、否認した分での刑期の増大を犯人側は想定していないのかが疑問です。 私だったら即全て吐いて少しでも服役期間を少なくしたいと考えます、この場合は善悪云々より損得勘定の観点ですが。

  • f272
  • ベストアンサー率46% (8469/18131)
回答No.1

犯人は容疑を否認するのは, 実際には犯人ではないので否認しているか, 単にしらんふりをすれば釈放されると思っているか, どちらかでしょう。

ems10_zudah
質問者

お礼

冤罪での否認は当然でしょうが、根拠無い否認は疑問です。 捕まらないように小細工している段階で「悪い事をしている」という自覚はあるはずです。 とはいえ犯罪者心理というのは案外そういう低次元の話なのかもしれませんね。

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