>大本営そしてこれを築城した軍閥は許せるものではありません。築地署での小林多喜二拷問暗殺に見られるように当時の憲兵と特高の活動もその一端です。
そう言うことをどこで教わったのですか。少なくともあなた自身が調べたことではないでしょう。
戦前の日本には軍閥などと言うものはありません。そんな言葉は戦後出来たものです。
特高警察による左翼弾圧は軍隊がやったわけではありません。特高警察は軍隊ではなく警察です。1912年にロシア革命でソ連が出来ると、共産主義の宣伝本部であるコミンテルンが世界中に共産革命を広げました。中国や東ヨーロッパに広がりました。日本にも浸透し、日本共産党などが共産革命による国家転覆、天皇制排除を企て、活動を展開しました。小林多喜二もその一人です。この共産革命を防ぐために作られたのが治安維持法です。今では悪名高い法律ですが、それほど共産革命の危険が迫っていたのです。ロシア革命を見れば分かるとおり、共産革命は暴力革命です。当時はこれを防ぐため必死だったのです。今の平和な日本では想像できませんが。
ちなみに今でも日本共産党の綱領には共産革命が謳われています。戦前と今とでは社会の安定度がまったく違うので、誰も問題にしませんが。いい悪いは別として、戦前の日本を今の水準で考えてはいけません。どこの国も昔は同じような問題があったのです。アメリカにもありました。
>そもそも明治以来の欧米に追いつき追い越せの富国強兵政策そして大東亜共栄圏構想も日本の驕りで、その流れの大戦です。それは戦後の高度経済成長と自由主義陣営での世界第2位という経済力を誇りにしている日本人達の背伸びした強欲も同じ流れです。
そう言う考えはあなた自身のものですか。誰かに教えられたものではありませんか。戦後日教組教育の行き着いた先でしょうか。
世界に遅れて近代化を果たした日本が、切磋琢磨して欧米の文明国に追いつく努力をした。その過程で富国強兵策を成功させた。これに成功したのはアジアでは日本だけです。そのどこが悪いのですか。どこが驕りだというのですか。何もしないで欧米の植民地になった方がよかったとでも言うのですか。実際以外の国はすべて植民地になっています。日本も危うくそうなるところでした。そうなっていたら、あなたはこんなところで呑気なことは言っておれなかったでしょう。
戦後日本国民が一所懸命働いて世界第2の経済大国になったことのどこが悪いのですか。どこが強欲ですか。進歩するために背伸びすることのどこが悪いですか。
あなたはお幾つぐらいか分かりませんが、先人達が営々と築いた今の日本の文化、生活水準の中で、批判するばかりで努力もせず、のうのうと暮らしているだけではないのですか。それほど日本を軽蔑しておられるなら、日本に住まわれる必要がありません。いっそどこか外国へでも移民された方がいい。
つい言葉が滑って申し訳ありません。
お礼
再度の回答ありがとうございます。 dragon-manさんの「つい言葉が滑って申し訳ありません」そんなことありませんよ。どんどん書いていただいて結構です。とてもありがたいと思っています。 回答6のお礼コメントをよく読んでおられないようです。私は団塊世代の66歳です。 dragon-manさんの書いておられることとても懐かしく読みました。といいますのは、私は高校の頃からもう50年もあなたのような考えの人達と議論しています。もちろん私の持論ですが、多分dragon-manさんよりも多面的な勉強をしています。dragon-manさんの書かれていることは驚くどころか学生時代の議論を思い出し懐かしいです。あなたもたくさん勉強していることは分かりますが、いわゆる体制派の勉強なのです。多分学業成績も優秀だったのだと思います。 「戦後日本国民が一所懸命働いて世界第2の経済大国になったことのどこが悪いのですか。どこが強欲ですか。進歩するために背伸びすることのどこが悪いです」にあなたの体制ありきのお考えがよく表れていますね。そんなことが進歩ではないというのが私の基本的な考えです。どこが悪いのではなく、失った面をまったく見ていないからです。あなたの最後の4行ほどの内容はワンパターンの言い回しです。勉強不足というよりも視野の問題ですね。 大丈夫です。これからも元気にこのライフワークをどんどん広げていきます。
補足
皆さんからの貴重なご意見ありがとうございました。 感謝いたします。