• ベストアンサー

「ぺん、と払われた」の意味

 日本語を勉強中の中国人です。青山七恵の「ひとり日和」を読んでおります。よくわからない言葉が出てきたのですが、教えていただけないでしょうか。 _________ 「お年玉は」  手を差し出すと、ぺん、と払われた。 「何言ってるの、もう大人でしょ」 _________  上記の会話は母親と娘の間で交わされたもので、「ぺん、と払われた」はどういう意味でしょうか。母親は娘の手を叩いたのでしょうか。  また、質問文に不自然な表現がございましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Nebusoku3
  • ベストアンサー率38% (1465/3824)
回答No.2

「ぺん、と払われた」は 軽くたたく意味です。 小さな子供が悪さをした時に お母さんが 「ぺんぺんするよ!」 と言う事がありますが軽くたたいた時の 擬音から来た言葉ですね。 両手を パンパンと 打ち鳴らした。(拍手をするのと同じ動作) なども同じような形で発生した言葉ですね。 >母親は娘の手を叩いたのでしょうか。 そうですね。 娘の手を軽く叩いて払いのけた (ある意味で茶目っ気を含めて) のです。 大人のくせに 子供みたいに お年玉をねだるのでは ありません。 と言う意味であしらったのです。

sobatya_cn
質問者

お礼

ご親切に教えていただきありがとうございます。わかるようになりました。とても参考になりました。

その他の回答 (2)

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.3

三味線(しゃみせん)を撥(ばち)で弾(はじ)く、その擬態語が「ペンペン」です。 幼児との手遊び歌ではお頭(おつむ)テンテンとかお尻ペンペンなどと遣います。 ですから一音だけの「ペン」の場合は、差し出した娘の手を、三味線を鳴らすかのようなリズミカルなイメージで、一度だけ弾く=サッと払う、そんな優しいけどキッパリした仕草を指す感じでしょう。 余談ですが、少し古い言い方で「ノー」と否定する表現で「ペン」や「ペケ」という言葉があります。 北京語の「不殻本(プコペン)」が訛(なま)ったこの「ポコペン」や「ペケ」は、かっては広く使われていたものですから、「ぺん、と払われた。」は、あるいは「駄目(ダメ)」と応じた擬態語の印象も重なって感じられてしまいます。

sobatya_cn
質問者

お礼

ご丁寧に教えていただきありがとうございます。イメージはだいぶつかめるようになりました。専門的なご教授に感謝いたします。とても参考になりました。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.1

手を払いのける という表現があります。 この表現に他の要素を付け加えたのが、 「 手を差し出すと、ぺん、と払われた。」 という表現になります。 付け加えられた表現は 手を払いのけられる、前の動作として 「手を差し出す」 「と」 ~をしたところ 払いのけている擬態語として 「ぺん」 http://nijimen.net/archives/33189142.html 798: 名無しさん@ピンキー 2013/10/16(水) 01:23:32.23 ID:??? 帰りなでなでのスムーズさが慣れを感じさせるな というアニメGIFが 払いのけている様子となります。 擬態語の感覚というのはかなり難しいですが、上記の例では 擬態語として ペイ としていますが、ペイよりもさらに払いのけている動作が短く鋭い感じが「ペン」となります。

sobatya_cn
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。とても参考になりました。