なぜ禅僧は絶滅しかったのか？

質問

菜食主義の是非について話をすると、すぐにビタミンB12（だったかな？…）など、「動物性の食物からでなくては摂取できない栄養」についての話が出てきます。

別に議論したいわけではなく、純然たる疑問なのですが、牛乳や卵など一部の動物性食物を戒律で禁じられていない宗教はよいとして、厳格なビーガンなどの場合、どう考えても動物性の栄養は摂取していないものと思われます。

現代はサプリメントなど、合成した栄養を摂取もできるでしょうが、たとえば昔の禅僧など、徹底的に動物性の食品を絶っていた集団も少なくないと思うのですが、彼らはなぜ絶滅せずにすんだのでしょうか。

ちなみに、戒律にもいろいろあって、例外的に食べてもよい肉、というものがあるのも知っています。
しかしそうしょっちゅう口にするものでもないような気がして…。

回答No.1

ape_wise · ベストアンサー

ビタミンB12は植物性食品には含まれていないが、例外的に海藻類の一部には含有されています。
昔の日本人は海苔などから摂取していた可能性あり、ですね。

外国の場合、例えばインドには何億人もの菜食主義者がいますが、ヨーグルトなどの乳製品だけは摂取が許されているので、そこからビタミンB類は摂取できます。ちなみに私もインドでこの手の食品を食べましたが、あまり美味しくなく、自分には菜食主義は無理だと思いました。

現代ドイツなどにも、環境保護の観点で動物由来の食品を一切摂取しない完全菜食主義を実行している人たちが増えてきているとのことですが、これはごく最近のことで、長期的な栄養面での問題はまだ十分フォローできていないものと考えられます。そのうちネを上げて断念することもあるかもしれないし。別に絶滅しても笑われるだけだしね。