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この国の製造業
どうなってるんですか? 次々に海外に飛び出してしまう、国内に工場あると安心してたら外人がいっぱい雇われている、食品くらいは国内でというのも風化し、食品もアジアで作るようになってきたような気がする。 この国の製造業はどうなっちゃったんでしょーか(?o?) なぜこんな哀れな悲惨な状態になってしまったので?
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日本人の人件費が高くなり過ぎた、というのが国産の競争力を落としたひとつの要因でしょうね。そして国内ではどこで工場を持つにしても土地代が高くて困るのも要因です。また資材のほとんどを輸入に頼っていますから、それなら国内で製造する理由もなくなります。 加えて近年では中国をはじめとする東南アジアでのモノ作りの品質が向上して、中級品では国産はコスト面で敵わなくなりましたからね。国産品の魅力が落ちる一方で海外産の競争力アップでダブルパンチを食らっています。 近年の若い人(50歳以下)は高度成長期のようながむしゃらに働くガッツ精神・ハングリー精神がなくなってしまったのも、大きな要因です。 何年も前の話ですが、日本から韓国にノウハウを技術輸出するときのことです。日本語で書いた技術資料をもとに韓国に技術指導に行こうとしたら、彼らは一晩で膨大な技術資料を韓国語に翻訳して備えたそうです。高度成長期の日本ならそういうこともしたでしょうが、いまの日本ではそんな頑張りをする集団はいないでしょう。用事があるから徹夜仕事なんてイヤだとか、予定があるから急な仕事には対応できないとか、残業代をよこせとか、なんだかんだと言って避けようとします。それじゃぁ、競争になりませんわ。 昨年、東京のある小さな電子機器開発会社(小さいながら競争力たっぷりの成長会社)に行ったら、20人足らずの従業員のうち、中国人と韓国人が大半を占めていました(もちろん日本語をしゃべります)。そこの社長(日本人)に話を聞いたら、彼らは並の日本人よりも有能でよく働くからだそうです。 いまの日本人(50歳以下の人)は大半が「ふぬけ」です。終戦直後に生まれて高度成長期に働いてきた私(当時は徹夜も辞さず)から見ると、いまの日本人は楽ばかりして働かなくなりました。これじゃぁ新興国に負けますよ。 日本の製造業は、やがて二流国になるでしょうね。
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- taxitakk
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人件費もあるけれど、需要地に近い所で製造した方が合理的。 日本は成熟してしまった。 成熟産業から成長産業へのシフトと言われるけれど、日本自体が成熟してしまった。 高齢化で、需要も右肩下がり。 成長期に設備増設してたから、余剰になっちゃった。 合理化という名のリストラリストラ。 40、50、60代はいい思いしたけれど、 好況を享受せずに、社会保障で今の40、50、60代を支える、、、。 今の30代以下は割を食う
そりゃ製造コストでしょう。 特に人件費が占める割合は大きいです。 ましてや大量生産はマニュアル化、自動化などで熟練工を必要としなくなってます。 つまり合理化が人を必要としなくなったのです。 優秀な人材が必要なのは開発や研究など一部の部門です。 これも格差の一員ともなってるのでしょう。 数の少ない高度な仕事か数は多いけど単純で安価な仕事しか無くなりつつあります。 それでももっと安くと言う事になれば更に安い人件費を求めて海外に工場を移したり、外国人を雇ったりする訳です。 深夜の工場など本当に外国人多いですよ。
- epsz30
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要は、販売戦争に打ち勝つために最適な方法となるからです。 海外に工場を作るのは人件費の削減が一番の理由になり、 国内で外人ばかりの工場になるのも、 人件費が日本人より安い利点面と、人数調整がしやすい派遣を多く活用している為です。 外人の派遣を使った方が企業側は人件費を抑えられるという事です。 安い人件費で製品が作れれば、販売時の価格が安く抑えられるので 「売れる商品」=「儲けられる商品」が生まれます。 日本人の雇用問題を考えて日本人を使って作った場合は、 人件費の出費分、製品価格が高くなってしまい、 良い商品でも売れない・・・という事に繋がり、 結果として自らの首を絞めることになってしまいます。 消費者側は少しでも安い商品を買いたいと願っていますし、 製造側も、その様な消費者の気持ちを考慮して製品を売り出しています。 そのしわ寄せは人件費削減という部分に伸し掛ってくるので 海外に工場を作ったり、少しでも人件費の安い外人の派遣労働者を 積極的に採用する形になってしまっている訳です。 哀れと思われる今の現状は、消費者側が望んだ結果でもあるという事ですね。 この問題を解決するには、日本の賃金や物価が、 貧しい国と同等になるまで落ちるか、 すべての貧しい国(賃金や物価が低い国)が日本と同等にまで成長するか・・・ しか無いと言えるかもしれません。 とても奥が深いお話です・・・
- lv4u
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世界的な労働環境を分析した「ワークシフト」て本が、「ちきりん」さんのブログをはじめとして、いろんなところで紹介されています。 同様に、未来の労働環境はどうなるか?っていう書籍がいくつも出版されているようです。 まあ、それ以前から、質問者さんの心配するような状況は、ソ連が崩壊し、グローバル化が進んだ中で、予想されてきたことであり、それが現実になってきただけ、といえるのかもしれません。 それでも、国内の大手企業が、「日本人の雇用を守る!従業員解雇をしないために、新製品、あるいは、新産業を生み出す!」という気概があれば、違っていたかもしれませんけど、そんなリスク・冒険をしないで、「現状の延長線でいけばいい、自分が社長である任期だけを無事に過ごして、退職金がもらえればいい」と考える経営者が多かった結果かもしれないですね。 それから、朝日や毎日など、左翼系マスコミやそこに連なる政治家たちは、「日本の経済発展を停滞させ、中国の経済発展を促す」という使命を負っていたようです。そのための世論操作がとても上手くいったということもあるみたいです。 中国や韓国は、多数の原発数十基を建設予定(もっと多いのかな?)ですけど、日本のマスコミは一切報道しませんよね。そして日本の原発再稼動・新設を阻止する方向で頑張っています。マスコミ(特に朝日ジャーナル)が売国奴であったということも、この悲惨な状態の原因でしょう。
お礼
ありがとうございます。悲しいことですね。日本人の腑抜け化、能力の低下は僕も同感です。新聞でも幼稚化として紹介されています。これでは交渉力を鍛えよう以前の問題です。