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人間と機械 精度の違い
例えば、iPodの裏の鏡面は日本の職人が手作業で作っていることで有名ですが、あの作業は何故手作業なのでしょうか?自動生産では精度が出せないのでしょうか?それとも自動化したほうがコストが掛かるとか? 私の中では勝手に人間の加工精度=<自動生産の本気 だと思っているのですがこれは間違いでしょうか?
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研磨作業は、自動化しても、研磨機が鏡面度を測定するわけではないので、人の手で光学計測器にかけるなり検品が必要。 だったら、職人が目で確認しながら研磨したほうが、工数が削減され人件費が減ります。 回転刃物での切削とは違い、研磨作業は、部品と同時に砥石やバフがけで工具のほうも摩耗する為、数値設定した機械では人間以上に時間がかかり、エラー率も上がり、刃物交換に人がつきっきりになります。 iPodの仕上げは、人間の視力で見て、傷やゆがみが見えなきゃいいものだから。 成形金型なんかも金型自体はNC旋盤やレーザー加工で作られますが、金型の仕上げ職人は手磨きです。 機械がレーザーで調べて、別のロボットが研磨機当てるより、指で触りながら引っかかる所を磨いたほうが早いし、10ミクロンくらいの差を感知するセンサーを職人の指は持っています。それも軍手をしたままでわかったりする。 やすりをひと撫でみたいな作業は、それぞれ別に機械を用意し、別にプログラムし、別にメンテして、、部品を移動して、部品をセットして検品する人が必要なわけで、一工程ごとに不良リスクが乗算されるわけで、 センサーと工作を同時に出来る人間のほうが、工数が減るだけ、エラーが減り、製品精度が高くなります。
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- demio
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自動生産の高精度の機械も機械をつかって加工して作りますが 精度の良い機械を作るには更に精度の良い機械が必要です、0.1mmの精度の機械をつくるなら0.01mmの精度の機械で作ります、その0.01mmの機械を作るには0.001mmの精度の機械が・・・・、0.0001mmの機械を作るなら・・・ もっと精度のいい機械を作るには 人間が手でキサゲと称する道具で金属を手で削って機械では精度の出ない重要な部分を手作業で精度をだします、
お礼
最初の一つを作るのは人間ということですね・・・。 わかりました。ありがとうございました。
お礼
エラーの対処の点でしたか・・・。 納得しました。ありがとうございました!