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医学部再受験について。医大生や医師の方回答希望です
私は現在22歳です。 現役時に東大や京大に合格したわけでもなく、大した勉強もせずに地元の私大の偏差値55くらいの薬学部にいき、2年の時に自分のやりたいことがなんなのかよくわからなくなり、休学、そして学校をやめてフリーターをしていました。 昨年度の5月くらいに再受験を決意し、試しにその時センター過去問をといてみたところ、長らく勉強していなかったのもあり大体の科目が65~70%と悲惨な状態でした。 とりあえず1年は現役時が賢かったわけでもないので、センター範囲だけ勉強し、今年は二次試験は最初から受ける予定はなくセンターだけ受けてきました。 とりあえずセンター範囲に関しましては、英数物化90%、倫政86、国語82%でした。 厳しい意見含めてご意見お願いします。 今現在数学は3Cはほとんど皆無に近い、化学2は中堅私大薬合格程度の基礎的な知識のみ(完璧ではないです)、物理も2の範囲は何もまだできません。 この状態から1年で地方国公立医学部を目指すのは難しいでしょうか? 理科、数学が二次範囲が0からスタートなのと、それ以外もあくまでセンターであり、1の範囲も二次レベルの問題は勉強していないということが不安要素です。 実際に合格するのは何年も準備して勉強した人でも落ちたりするので、合格が難しいのかという質問ではなく、合格の可能性レベルまでもっていくのが可能だと思われるかどうか医師のかたや、医大生の方の個人的な意見でいいので、お聞かせいただけたら幸いです。
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- koriusu3288
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医学部生を持つ親なのですが、書き込ませていただきます。 結論から言うと、私は「志望校とあなたのポテンシャル次第」適切な目標に、正しい方向で、正しく努力すれば間に合うのでは、と思います。 その理由に関して詳しく述べる前に、まず、他の方が言っている様に今年受験するのが賢明です。 センター86%、これはその年の平均点、志望校、センターと2次の配点などによりますが、予備校などのデータ的には2次試験によって合否の学生が混在している、どちらに転んでもおかしくない数字です。 もう受験校を決めてしまったかどうかわかりませんが、前期に限って言えば、2次で3Cを課さない、数学理科を課さない、理科がない…等けして数は多くないですがあなたがより受かり易そうな大学があります。 後期で言えば、学科を課す大学の方が少ないので、英語が得意なら英語だけ課す大学、もしあなたが論文が得意だったり、当日「総合問題」がよく出来れば、そういう大学を選べば、予備校は「後期は定員も少なく、前期で落ちた学生が押し寄せるので倍率も高くあてにしてはいけない。前期で勝負」というようなことをいうものの、今年の合格の可能性はゼロではないので、ぜひ各大学の受験内容を精査し、今の自分に合う、受かりやすい大学を受けてみることをお勧めします。 1、志望校について。 志望は地方国立医学部とのことですが、それはある特定の医学部に限定していますか? 経済的理由などで、今自分の住んでいる県の医学部とか。 もしそれが絶対に譲れない条件なら、そこで3Cと理科2科目に関し要求されるなら、それはもう腹くくってやるしかないでしょう。 ないなら、全国どこへでも行く覚悟があるなら、私は年齢を考えると特定の医学部にこだわることなく、「入れそうな医学部」を受験したほうがいいと思うので、そうするとぐっと可能性は高まるでしょう。 医学部受験で強気で大学を選べるのは優秀な上澄み層の現役生や私立を押さえに出来る場合等であり、学費的に国立しか行けない、絶対に浪人はできない学生や、これ以上浪人したくない場合等は医学部なら全国どこへでも行く覚悟が必要です。 実際そうせざるを得ません。 ネット上で多浪生や再受験生に寛容な大学、そうでない大学というのが、実際に合格した学生、結果的には合格できなかった人の体験記として、書かれていたりもしますが、おおよそにおいて、けして的外れではない…という印象です。 大昔は群馬で、たしか50代の女性が基準点に達しながら不合格だった話は有名な話ですし、去年か一昨年か、持病のぜんそく?か何かの理由で高校中退して高認から医学部受験をし、合格基準点に達しながらも不合格だった…という事例を新聞で読みました。 こちらは確か秋田大学だったように記憶しています。 圧倒的な学力があったとしても、年齢や持病等、一般的に周りの受験生に比べて不利かもしれないような条件は「面接」等で大学側の判断が如何様にもなる部分なので、22歳とのこと、今年、来年、20代前半くらいで勝負を決めた方が良いように思います。 医学部受験とはいえ、体力、気力から3回くらいまでではないでしょうか。 逆に考えて、1年でも早く、出来るだけ自分の入れそうな医学部の候補をピックアップしてそこを目指してこの1年努力することが一番の近道ではないかと思います。 2、ポテンシャルについて。 今予備校等に通っているのでしょうか? 独学なのでしょうか? 予備校などに通っていれば最新の医学部情報が自ずと入ってきますし、ゆるぎない志望校、学力がある場合はいいですが、そうでない場合、予備校が言うような「センターの結果次第では全国どこへでも行く」ことになった場合、ある程度自分が入り易そうな、はっきり言えば確実に入れるであろう医学部を探すことがあります。 先に述べたように、これ以上浪人は絶対に出来ない場合は特にそうです。 あなたの場合も、ほぼ同じようなことが言えると思うのです。 あなたの文面を読む限り、独学であればなお更、センターレベルとはいえここまで仕上げたことは立派で自信をもっていいと思います。 問題はそこから先の数学3C、理科で「何もしていない」という部分。 あなた自身、補足の中で「医学部レベルの2次の範囲」「学力を伸ばすのに必要なのはそこの部分の理解、分析が出来た上での努力」ということを言っています。 私はそのとうりだと思います。 「物理的に2次の範囲を来年の受験時までに1から入試レベルにもっていくのが可能かどうかという意味合いです」とも言っています。 ここもとても大事な部分だと思います。 ここから先があなたの質問の答えになるかと思いますが「医学部レベルの2次の範囲」に関しては大学によって、前期後期によっても違います。 極端な話、志望校が、2次で数学は毎年3Cが出題され、配点も大きかったり、理科は例年、ここまであなたがやってきたレベルでは到底太刀打ちできない難問奇問が続出、配点も大きいような大学であれば、客観的に考えたら時間的に厳しいのでは?としか言いようがないでしょう。 一方、2次で3Cを課さない、数学と理科の2科目を課さない、理科はないと明記しているような大学を選べば、最初に述べたように今年でも勝負が出来ると思いますし、たとえあっても、ここまでのあなたの「何もやっていない」範囲の出題が例年少ない、配点も低い(急に出題傾向が変わるリスクはありますが)そこの範囲くらいなら1年で間に合いそうだと思うような大学を選べば「レベルに持っていける」という回答になると思います。 この1年でどの程度の大学なら間に合いそうか、間に合わないかを、今の時点で、あなた自身がそれを「見極める」ことが出来る能力も必要、要求されているのではないかと思います。 それを含めてのポテンシャルです。 あなたをよく知らない人間がここで断言できることではなく、文面から推測して、私はあなた自身で、冷静に考え、自分でどの程度まで頑張れるかを判断出来そうな気がするのですが。 漠然とした「国公立約50校医学部2次レベル」「地方国立医学部2次レベル」ではなく「志望校の2次レベル」という具体的なレベルをしっかり把握して、繰り返しになりますが、そういう大学群、出来れば具体的な志望校を出来るだけ早い段階で見極め、そこに向かって頑張ることが一番の近道なのではないでしょうか。 国公立約50校。 前期後期入試の廃止、定員の変更。 科目の追加、廃止、配点の変更。 2段階選抜基準の変更。 特別枠(地元枠、AO等)の設定、変更…。 毎年変更する大学が何校かあります。 それによって受験生が入りにくい、入りやすいと判断して動向が大きく左右されることもあるので情報戦とも言えます。 予備校曰く、単科大学では難問奇問が出やすい傾向があるとのことですし、総合大学では他の学部と共通の問題を解き、一部、医学部生のみ回答する問題があったりするようです。 これまた予備校曰く、自分は標準問題、平易な問題をミスなく解いていくのが得意か難問奇問が得意か、大学(問題)との相性という点も大事な事…というようなことも話していました。 このカテで沢山の医学部受験の質問を見かけましたが、私が書き込む以前に、他の方からの厳しいご意見が多数寄せられるような明らかに「問題外」というような医学部受験の質問も非常に多い印象です。 私はあなたは手を付けていない科目や範囲があるとはいえ「今年も受験可能」であり、志望校次第では可能性はけして高くはないが今年の合格もゼロではないとも思いますし、来年は合格レベルまで持っていけそうな医学部を目標に努力すれば、土俵に上がれるのでは?いい勝負が出来るのでは?と思います。 ただ、あなたも言っている様に充分「土俵に上がれる」「勝負できる」「合格しておかしくない」学力がありながら「当日の勝負で負ける」ことが定員の少ない医学部ではよくあります。 偏差値では測れない難しさです。 最後に、油断せず気を引き締めていただきたいので「医学部受験はそんなに甘くはないですよ」という話をしておきます。 我が家は、センター86%で不合格、89%で合格です(合格の年は2次配点の高い大学に変更していますが) 浪人時、駿台市ヶ谷校に通っており、1クラス150人、当時6~7クラスあったと記憶しています。 上の2クラスでないと国立は厳しいと言われていました。 子供がいた一番上のクラスの保護者会では予備校は「このクラスは全員東大目指してもおかしくない学力」と言っていました。 勿論、全員東大志望なはずはなく、東大以外の大学でも落ちてきているわけです。 拮抗した学力で当日の勝負で明暗が分かれるということでしょう。 上2つのクラスの差は、不得意科目が1つあるかないか…くらいの差だそうです。 また、上2クラスにいれば必ず国立合格という訳ではなく、2番目のクラスでも私立に進学した人もいます。 22歳、この先もフリーターのような生活と医学部合格とでは人生がまるきり違ってきます。 この1か月「来年がある」と思わず諦めずに最後まで頑張って下さい。 もし今年ダメでも、来年は間に合う医学部があると思います。 私があなたの親なら「行きたい大学ではなく、一番自分の条件(範囲、レベル、問題との相性等)に合いそうな大学、1年で間に合いそうな大学はどこかを考え、その大学目指して努力すればいいのでは?」といいます。 健闘を祈ります。
- tekcycle
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では、センターの範囲なら、どうやって分析できたのでしょうか。 高校一年生のあなたが分析できたでしょうか? 勉強してみて、そのうち俯瞰できるようになって、それで分析するんじゃないでしょうか。 やってないうちから俯瞰・分析なんて、できるはずがありません。 一体どこの誰がそんなことをやっているのか。 先のことだと、それができないから勉強もできない、のであれば、医学部に入っても医者の勉強はできません。 どこの誰が。 例えば、難関中高一貫校ですと、高校の学習範囲を高二の半ばか終わりくらいに終えてしまうのでしょう。 それで俯瞰ができるかもしれないわけです。 あなただって高校を出ているんでしょうから、あちこち穴だらけであっても、ある程度の俯瞰は効くはずです。 まずはセンターの範囲と同様に、二次の範囲もそういう学力に仕上げることです。 そこから難関大学レベルの難問が解けるようになるかどうかは判りません。偏差値60の壁という奴です。 それはそれで、ぶち当たってみてから考えることでしょう。 教材が良くなってますから、手順を間違えなければ、あなたならどうにかなるような気はします。 今のところ、多浪して伸びないパターンには該当してないような気がしますので。 また、俯瞰・分析できたら伸びる、というのは一つの力でしょうが、そうで無い場合、新しいことに取り組んでも伸びる、というのもやはり一つの力です。 受験生の力を測っているわけです。うちの学生に相応しいか、と。 前者しかできない、という人は、私は相応しくないと思います。後者の力も付けなければならない。 珍しい疾患を二つ抱えた、世にも希な患者は、あなたでは診察できないことになってしまいます。 そもそも国立医学部は、ガリ勉バカが欲しいわけでは無いのです。 医者になって医者としての業務をこなしてくれる人が欲しい。勿論優秀であればそれに越したことはありませんが。 しかり、お勉強だけできる、医学部は難しいから賢い僕ちゃんが行く所なんだろう、なんて考えているガリ勉バカなら要らないのです。 特に過疎地の方に、難問出して受験生を叩き落としてやろう、とは考えていない医学部もあるんじゃないかと思います。 そうですね、次に質問する際は、河合の記述模試の成績や感触、極簡単な基礎問題以外、手も足も出ないのか、そこそこ解けるのか、 センター模試の方が遙かに偏差値が高く出るとの?(元々そっちの方が高く出そうな気はしますが) 仕上げた教材、やりかけの教材、等を添えて質問すると良いでしょう。
- togakushi
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医大生です。何か参考になれば。 >英数物化90%、倫政86、国語82%でした。 これ、この後1ヶ月死ぬ気で勉強したら科目次第でどこかには引っかかりそうな気はしますけどね。 センター対策しかしてないとは言え数学の下地は出来ていて、1週間くらい死ぬ気で数学3C勉強して(英語はセンター対策である程度は出来るでしょうから忘れない程度に)、あとは演習、数学の事しか考えずに信州大の医学部に前期後期出願で良い勝負ができる。 時間がない、知識が0というのを言い訳にせずどこかに攻めていくと良いと思います。 仮にもう1年勉強するとしても、きちんと自分の弱点を知り、何を勉強すればいいのか明確にわかっていれば、そしてその勉強に対する努力を惜しまなければ合格ラインには届くでしょう。そのくらいのレベルだと思います。
- tekcycle
- ベストアンサー率34% (1839/5289)
医学部とは無関係ない者ですが、 お金が余程きつくないなら、二次を受けてきましょう。経験のうちです。 来年受かる「可能性」はあると思います。 可能性が高いかどうかは判りませんが。 ただ、普通に考えれば、先の範囲なら急にできなくなる、ということはあまりないでしょう。 そういうことが頻発するなら、大学入試までの勉強はできたが、大学入学後の勉強には全くついて行けなくなった、なんてことも頻発するはずで、となれば、大学入試は全く意味を為さなくなります。 成績から推測するに、その範囲については、基礎レベル「だけ」しかできていないということは無いのでは? 標準レベルのこともきちんとできているということは。 あるとすれば、範囲による脱落より、難易度ギャップによる脱落だろうと思います。 基礎レベルのことしかやってなくて標準レベルになるともう、とか、特に標準レベルまではやってあるが、難問になるとどうにも、ということなら十分あり得るでしょう。 多浪で受からない場合は、 まず、そもそも勉強嫌いで、勉強をしなかったり、どうにかやっても興味が無いためにどうしても勉強が浅くなるために、学力が伸びてこないとか、 基礎を疎かにしたまま、標準レベルや難関大学レベルのことに手を出し、標準レベルも難関大学レベルも難しすぎて身につかず、基礎は勿論やってないので身につかず、というパターンとか、 清心敵意如和過ぎるか、考え方がおかしいために精神に負担がかかり、それで上手く行かないとか、 どうしようも無く頭が悪いとか、 スタートラインが低すぎて、1年なり2年なりなら無理だとか(あなたはこのパターン)、 が考えられそうです。 ちゃんと伸びてきているのであれば、あまり心配は要らないのではないかと。 ただ、来年は、と言われると判らないのと、希に、その辺りがその人の上限だったりすることも絶対無いとは言えないんで。 でも、それが上限なら、大学に行っても学問が頭に入ってこないって意味ですよね。
- snaporaz
- ベストアンサー率40% (939/2342)
戦略、間違ってます。今年、二次を受験すべきです。 あなたよりうんと下の成績で、二次の準備もまるでできていない「なんちゃって医学部志望(自称)」など掃いて捨てるほどいます。あなたはなんとか戦えるスコアを叩き出したのだから、二次配点が低かったり理科一つでよかったり数IIBまでを好んで出題するような、少しでもあなたに有利な医学部を前後期探して受けてみるべきです。平易な出題のところより難問を揃えるところ(合格最低点が低いところ)のほうが勝機はあるかもしれません。 そのセンターの結果を今年使わない手はありません。来年以降、それよりいい点が取れる保証はないのです。ポストゆとりの新課程の現役生も参入し、歳くった受験生は年々不利になってゆくのです。この質問は前後期とも残念な結果に終わったときに改めて上げればいい。今年ダメでも失敗体験は必ず来年以降の糧になります。
補足
率直なご意見ありがとうございます。 前期は二次試験が総合問題のところを選択して受験してみようと思います。 後期は小論文、面接のところにしてみます。 もしうまくいかなければその時にまた二次範囲の勉強についてなど質問させていただきます。
補足
もう一人の方の回答もふまえてまだ可能性のありそうな大学を受けてきます。 物理的に二次範囲を来年の受験時までに1から入試レベルに持って行くのが可能なのかという意味合いで不安でした。 センター範囲に関しては何をすれば9割超えるかというのが自分の中で高校卒業してから色々ふりかえっているうちにわかっていたので一直線に突き進めたと思っています。 その点、二次範囲で医学部レベルとなると何をどうして伸ばして行けばいいのかビジョンが自分の中でまだはっきりしないのです。 勉強において、学力を伸ばすのに必要なのはそこの部分の理解、分析ができた上で努力することだと個人的には考えています。 そのため、その部分について諸先輩方のご意見頂戴したいと思っています。 とりあえず今年の試験が終わり、もし無理だった時にまた質問させていただくかもしれませんので、そうなってしまった時はまたお力を貸していただけたら嬉しく思います。 残り1月ほど頑張ってきます。