- ベストアンサー
日経平均株価
協調介入が行われた結果、なぜ日経平均株価が上昇したのか 猿でもわかるように詳しく説明してください。おねがいします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
猿までは無理だけど、少し長文で説明すると・・ いろんな物を輸入している輸入国家というのは自国通貨の価値が高いほど 海外の物を安く買えていいんです。 逆に日本やドイツ、台湾などの海外から資源を仕入れて加工する工業国家というのは 自国通貨ってのは基本 安いほどいいんです。 例えば以前リーマンショックでユーロが安くなりました。 1ユーロ169円→94円までになりました。 これがどんなもんかというと メルセデス・ベンツ を日本で1000万で売っていた、ドイツ(ユーロ)にお金を換金 すると59,000ユーロになります。 しかしリーマンショックで1ユーロ94円になると同じ日本で1000万で売っていたのを ユーロに換算すると106,000ユーロになります。 これは日本にも言えます。 1ドル50円→100円になれば 同じ物を米国に売っても50円が100円になるわけです。 つまり自国通貨安は非常にいいわけです。 又労働力などの自国通貨建て生産要素の価格を相対的に引き下げることによって失業率低下・資源稼働率上昇などもあり経済にとってはいいわけです。 なので各国自国通貨を安くしようと競争します。 コレを『通貨安競争』といいます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9A%E8%B2%A8%E5%AE%89%E7%AB%B6%E4%BA%89 しかし自国通貨を安くすると相対的に相手国の通貨が高くなるわけで、その相手国は嫌がります。 で、協調介入というのはその国家の通貨を安く誘導することを他国が認めた事に他なりません。なので景気が良くなる→日経平均株価が上昇になります
お礼
ありがとうございます!わかりやすかったです!