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もし中国が核兵器を使ったら

中国国内では核の報復を恐れたパニックが起こりうるのでしょうか? 何やら 朝鮮戦争時にも中国は反乱にかなり神経を使ったと聞きますし、 核の報復ほどの恐怖が伝われば凄い事になりそうな気も。 世界を敵に回す行動をして勝ち目が無いと解かった途端、 世界を味方にしようと反旗を翻し支援を求める地域が続出する なんて事も考えられるのでしょうか? それともそんなものも全て抑え込む力があるのでしょうか。

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回答No.5

大パニックが起きるでしょうね。 まあ、現在の軍事、経済、政治のバランスを考えると、中国は「先制攻撃では使えない国」に分類されるでしょう。 核を使う可能性がある国は、北朝鮮位です。まあ、使った瞬間に滅亡が確定しますから、やらないでしょうが。 中国が核兵器を実戦で使う時は、現状「核攻撃に対する報復」以外には無いと思います。 そのために、今通常軍備である、陸海空軍をブラッシュアップしてるのです。 日本に使うよりも、同じ領土問題でもめているベトナムあたりのほうが核恫喝には向きます。アメリカと同盟してないですから、アメリカの核報復の恐れも無くなりますし。 でも、そんな事態にはなっていません。 そう。 核兵器は使えないと認識してるのです。国々は。 中国も、使った瞬間に国連の常任理事国から引きずり落とされる、もしくは安保理自体が有名無実化し、中国の国際的な発言力はガタ落ちします。 経済制裁によって、中国の経済は滅びます。今でさえ青息吐息なんですから、アメリカ、EUが輸入に制限かければ中国は終わります。 そう。いかに中国が国際的に力をつけようと、経済で他国を凌駕し圧力かけようと変わりません。 この時代、「核攻撃」というのはそれ程リスクのあることなんです。 核兵器の行使を理由にした恫喝もできません。それ自体もリスクが大きいからです。 平気でやれるのは北朝鮮位です。この国は他に選択肢が無いためそうなりますが、普通の国ならやりませんよ。 さて、ちょっと脱線しましたが、何故、パニックになるのかですが。 もし、先制核攻撃した場合、政府は公表しないでしょう。 でも、バレます。確実に。 理由は簡単です。 いかな中国の優秀なサイバー監視部隊でも、全てのネット上の言論統制は無理だからです。 そして、中国国民、特にネットに常時繋げられるクラスの知識層は、政府の公式発表ほどあてにならない事を知っています。 核を使った瞬間、どこかで、「中国政府が核を使った」という情報が出ますよね。まあ、普通は大使館とか領事館とかそこら辺が出何処になるんでしょうが。 政府は否定するかもしれません。 ですが国民は信用しません。むしろネットに溢れ、政府の力を持ってしても消しきれない情報を信用します。政府が消したがっている情報こそが真実だとみんな知っているのです。 そして、ネットの情報には必ず「デマ」も混ざります。 政府の情報は信じない人も、これに騙されます。 中国はパニックを起こしやすい国と言われています。 理由は、政府が本当のことを言わないがために、国民は不確かなネット情報を信じるしか無く、結果、デマに踊らされるからです。 ちょっと記憶があやふやなので具体的沢山の例示はできませんが、何かしら事件が起きる度にパニックは発生しているようです。確か、粉ミルク事件の時、あれは日本でも大騒ぎになりましたが、中国では酷いことになっていたと記憶しています。 あの当時は今ほどネットは普及していませんでした。 今では中国政府の力をもってしても遮断出来ないほど浸透しています。 最悪、中国政府は、強制的にインターネットシステムと携帯電波を物理的に遮断するかもしれません。ネットワーク回線自体は政府が管理していますので、理屈上は可能です。 でも、それは確実に中国破滅の引き金を引くでしょう。 ネットワークを遮断する事。それは、情報の統制に役立ちますが、逆に言えば政府機能自体も麻痺するからです。 各地で暴動が発生しても、効率的な鎮圧などできません。 いかに人民軍の数が多かろうと、それをはるかに上回る国民が居るのです。 こうなったら、もう、本当にコントロールができません。 質問者様が言われる事態。これは確実に起きるといっても良いと思います。 ネットを機能させれば各地でパニックが発生し、それが暴動に発展する。 ネットを落とせば、今度は今起きている事態に対応することすらできなくなる。 どっちに転んでも、核の報復を恐れ、大混乱になることは必至。さらに国際的に孤立し、過度に輸出と投資に依存する中国経済は一瞬で終わりを告げる。 国民の混乱に経済の混乱が拍車をかけ、それこそ全軍をもってしても抑えきれない大暴動に発展するでしょう。 元々嫌々抑えこまれてきた自治区はさっさと独立を宣言するでしょうし、それを阻止するための人民軍も、沈む船に同乗するよりも寝返るのではないでしょうか。 えーっと。長々すみません。 自分なりに中国が核を行使できる状況を考えたんですが、どう考えても、上記のように「使ったら滅ぶ」結論しか出てきませんでした。 中国はその言論統制によって、非常にいびつな支配構造になっていて、共産党員ですら国家に忠誠を誓っている人は僅かと聞きます。 皆、中国という枠の中で、自分の利益を最大化することばかり考えているように見えます。 利益を貪れる極少数の人間が「国家の枠」を利用しているだけとも見えます。 用がなくなれば国家の意味もなくなる。 核を使用する、それは、国としての寿命が尽きることを意味するのではないでしょうか? 寿命が尽きた国家体制を身を持って支える人々がどれほどいるか。 中央政府だけのような気がします。 中国政府はそれがわかってるはずです。だから核を使えない国だと思うのです。

noname#228046
質問者

お礼

情報統制にも凄い弊害が有るんですね。 色々な詳しいご回答、ご説明ありがとうございました。

その他の回答 (7)

回答No.8

核兵器は生物化学兵器とは違って国際間で禁止条約つまり 開発や所有や使用を禁止されていないのです。 国際法を考えても使用禁止は有り得ないのが現在の構造です。 国際的には使用し易い兵器であり戦略上有利となる武器。 都市攻撃は戦略目標を狙う事で条約の条項を回避できる。 横須賀の空母を目標に水爆を落とすのは適法。 使用されないのは相手と破壊力を比べての結果に過ぎない。 宇宙からの再突入は確かにマッハ20近くには成るけど 地上付近で誘導制御が十分に行えないのが実情。 当然弾頭は核弾頭であり核ミサイルの一種と言える。 核兵器使用したらどうなるか?という質問は妥当。

noname#228046
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

回答No.7

NO6さん、ちょっと逸れてますよ。 おっしゃる事も分かりますが、今の世界はそれほど寛容ではないと思います。 中国も、ベトナム、フィリピンとやらかして、島を強奪してます。 通常兵器によってです。 核攻撃は愚か、核による恫喝すら行っていません。 ソ連と領土争いした時も通常戦闘です。 何故核攻撃だけが問題視されるのか。 それは核兵器は「大量虐殺兵器」だからです。 国際法上、兵士同士の殺し合いつまり戦闘行為は認められています。戦争の権利です。 しかし、虐殺行為は別です。 核兵器は軍隊以上に、大量の民間人を殺します。しかも、使用後も被曝、放射能汚染という重要な問題を残します。そういう特殊な兵器なんですね。 これを国際的に容認出来るわけがない。 せいぜい報復による核位でしょう。実際はそれも難しいですが。 中国の力、侮ってはいけません。 核ではない、通常兵器の力です。 今アメリカで話題になっているのは「超音速飛翔体」の開発に中国が手を付けた、それもそこそこ進んでいるらしいという事実です。 これは何かというと超音速域マッハ5~20で飛翔する飛行物体の事で、これが完成すれば、全世界に1時間以内に攻撃を与えるという兵器です。 核弾頭ミサイルでも撃ち落とせる可能性はありますし、そもそも、発射の準備を確認した段階でも攻撃ができる(ミサイル発射までの間に基地を攻撃できてしまう)そういうものです。 まだまだ、実用化には時間がかかりますが、少なくとも核攻撃よりもピンポイントに必要な範囲だけ攻撃し、放射能問題など後々頭痛の種を残さない。 核兵器は虐殺兵器であり、化学兵器細菌兵器同じ大量殺戮兵器です。使用は非常に難しい。 それがわかっているから、次世代攻撃兵器として、超音速での攻撃が研究されているのですよ。 中国も研究に着手していた。つまりは、核兵器以外の攻撃手段を模索していたということです。 核が万能であると思うならアメリカでさえ何年もかけて、巨額の費用かけても成功していない分野に手を出しはしません。 最後に、中国はいつ、いかなる状況下にあっても非核保有国あるいは非核地帯に対し核兵器を使用しないし、核兵器をもって脅迫をしないことを約束しています。 1992年の話です。 また、 『2005年の中国外交部が発表した「白書」において、中国政府はいつ、いかなる状況下であっても核兵器の先制使用は行なわないと言明した。さらに、同書において中国の「先制不使用」政策は将来にわたって変わることが無く、いかなる非核保有国あるいは非核地帯に対し核兵器を使用することも、核兵器をもって脅威となることもしないと言明した。』 (引用:Wikipedia) これも事実です。 中国の国内事情は難しいものがありますが、少なくともこの白書を撤回しない限りは無理です。 中国さえいなければもっと早く大きくに発展できたそういう国はいっぱいありますし、今の世界経済を見れば、「中華人民共和国」は無くても世界は回るんです。 中国の工場を廃止すれば自国の工場、ひいては雇用、経済が潤うと考えるのが当たり前です。 それだけ中国が工場を引き込んでいるということでもあります。 「先制核行使」これほど世界にとって「中国からの企業撤退を命令できる」有効な口実はないです。 国同士が連携して経済制裁して、ここぞとばかり「世界の工場としての中国の立場」を奪い合う。 世界規模とはいわずとも、アメリカ、EU、日本で行うだけでいいのです。 そして、いかに中国が大量にミサイルを持とうと、経済制裁に対して軍事報復をおこなうほど愚かではありません。 それは世界から完全に孤立することを意味します。ロシアだろうと、どこにも味方は居なくなります。 「気に食わなければ大量殺戮で報復する国」が国際的に存在を許されると思いますか? 全世界必死で潰しに行くでしょうね。中国を。 レアアース問題がいい例でしょうか。 大きな混乱を招きましたが、結果、中国のレアアースの独占性は無くなり、中国は今では「頭を下げて買ってもらう」状態。 中国は手持ちのカードを一つ失いました。 そう。 世界、特に西欧諸国、日本など、先進諸国は中国を叩き落とす機会を狙っています。 核の先制攻撃は絶好のチャンスとなるでしょう。 「赤信号みんなで渡れば怖くない」 みんなで渡る口実になりますからね。核は。

noname#228046
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

回答No.6

世界が敵に成る事は有りません!!! なぜなら全部の核兵器を撃ち尽くす馬鹿な将軍はどの国にも居ない。 20発を日本に落としてもまだ数100の弾頭は残る。 実際に発射した事を認めれば他の国は自国に落とされない様に沈黙。 ソ連がバルト3国に戦争した状況と同じになるでしょうねーーー 中共国の指導者には実行可能で有効性に富む先制核攻撃なのですよ。 日本の現総理大臣閣下は正しく認識している。だからホットライン。 核攻撃のやり方はいくつも挙げられる。朝鮮戦争を小規模に再燃させ 同盟国防衛の理由で核ミサイルを北朝鮮へ運び込む。その後で北朝鮮 人民軍の反乱部隊の手に落ちたと宣言。そうしてから発射する。 世界は全面核戦争を避ける為という理由で日本破壊を納得・・・ 日本の海外資産は全て復興援助として消え果てる・・・ つまり日本からの借金がゼロに出来るなら破壊に反対する国は無い。 戦争を未然に防ぐには日本が貸付金の返済不要を宣言するしか無い。 現実にも返済不要に近い動きを我が政府は積み重ねている。

noname#228046
質問者

お礼

色々な危険が考えられるんですね。 お金を貸すというのは怖い事ですね。人でも国でも。 ご回答ありがとうございました。

回答No.4

先に核の先制攻撃なんかしたら中国本当に終わってしまいますよ。 だってそうでしょう。  隣のロシアもアメリカもこいつまたやるかもと疑心暗鬼になる。 そして中国に近い国はみんな核武装を考えるようになる。 国際社会がひっちゃかめっちゃかになりますよ。 少なくとも国連の五大国による現在の安全保障体制は崩壊します。 核兵器はあくまで抑止力なんです。 意外と狡猾なので負けそうな戦争は仕掛けてこないと思うな。

noname#228046
質問者

お礼

核を使えば多くの国が疑心暗鬼になりますよね。 国際社会の不安が世界的な経済制裁などになれば 海外とのビジネスで富を築いて来た人の不満や そこから生まれた雇用で暮らしていた人の失業で 税収は減るのに治安維持費は増加する訳で、 国中に皺寄せが及ぶ訳ですよね。 工業汚染、汚染食品、危険な家具家電、殺人的な医療など 生活の不安や改善されない不満も多いと聞きますし、 大量の失業者から治安悪化、物価高騰、別の失業が連鎖すれば 追い詰められた人から自暴自棄に怒りの矛先を求めそうで。 今ですら地方の役人が工業汚染などで職を奪われた住民に 引きずり出される事も起きているそうですし、 上の方の共産党員や軍人の国外脱出の準備は済んでるそうですし 不満を抑えられなくなったら蜘蛛の子を散らすように 人が散って国の運営に必要な人が不足する事になるのでしょうか。 ・・・そうなったらそうなったで怖いですが。 農民戸籍の都市戸籍化など希望を与えようとしていますが、 地方政府の財政やシャドーバンキング、進まない企業誘致と 泥沼化してる様にも見えますし・・ ・・あまり色々考えたくないですね。不安過ぎる。 中国国民も大混乱は避けたいそうですし、 上手くやりくりして欲しいですね。 中国が麻痺すれば日本もインフレ失業で大打撃なのですし。 ご回答ありがとうございました。

  • abewainpo
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回答No.3

日本との戦争で中国が核を使っても、広島・長崎に既に核を落としたアメリカが文句を言える立場では無いので、No More Tokyoとなるだけかもしれません。科学兵器を使ったシリアにもアメリカは軍事攻撃しませんでしたしね。

noname#228046
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 そもそも核の報復は無い可能性もあるのですね。 使った者勝ちになってしまう日も来るのでしょうか。

noname#192754
noname#192754
回答No.2

中国は、トルキスタンで核兵器を使っています。  そのために中国に反発するテロ事件がおきているのはご存知の通りです。

noname#228046
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 住民を避難をさせずに「核実験」をしていたんですね。 避難させていなかった事は知りませんでした。 どこかの国も似た事をしてましたっけか。

回答No.1

>起こりうるのでしょうか? その程度の情報統制はできるだろうから。ない。 まさかアメリカやロシアには使わないだろうから、 日本相手に使ったとしても、アメリカが報復で核をぶち込むか というとそれもないだろうし。

noname#228046
質問者

お礼

核兵器を使えば世界では大きく報道されるでしょうし、 海外とのビジネスを行っている人や 海外に居る中国人から母国の親族へなどに伝わり、 親しいご近所さんから親しいご近所さんへと 情報統制しきれなくなるのでは…と思いましたが、 戦時下になればなんとかできてしまうのかもしれませんね。 わざとデマを流して慣れさせてしまうなり、色々と。 ご回答ありがとうございました。