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遠心性、求心性のニューロン

遠心性のニューロンと求心性のニューロンは両方とも脊髄のどこを通るのでしょうか? 教えてください。

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noname#207589
noname#207589
回答No.1

【脊髄の伝導路】 貴方のレベルに依っては、回答内容が過剰だったり、不足だったりと....... ∴一般的なコ・メディカルレベルでの回答です。 中枢神経系では灰白質、白質が区別され、白質は神経線維の集まりで、且つ生理的に同じ機能を持つ繊維が集まって束を作って居り、此れを「伝導路」と言い、大きく 3 っつに分けられます。 1.反射路 2.求心性(=感覚性=上行性)伝導路 3.遠心性(=運動性=下行性)伝導路 2.の求心性伝導路は体性(身体で感ずる)感覚、視覚、聴覚、平衡覚、味覚、嗅覚等を伝える伝導路で、抹消から中枢へと情報が伝わります。 体性感覚 = 皮膚感覚 + 深部知覚 皮膚感覚 = 痛覚+温度覚+触圧覚 ...........此の辺りは確(しっか)りと覚え込む事こと !! 序(ついで)に書いとくと、 痛覚の受容器:自由終末 温度覚の受容器:ルフィニ~体 触圧覚の受容器::パチニ~小体、マイスネル小体、メルケル小体、毛根終末 で、2.の求心性は上行する際、末梢の受容細胞から中枢の大脳皮質に達する迄に、原則として 3 個のニュ~ロン(1~2~3次ニュ~ロン)の連鎖で繋がって居ますが、感覚情報の違い(温度覚や触圧覚等)に依って脊髄の交叉するレベル(=場所)が異なり A「脊髄視床路」を通る場合←【温度覚+冷覚+痛覚】:交叉レベルは脊髄神経 B「後索路」を通る場合←【深部知覚+触圧覚】:交叉レベルは延髄 次、3.遠心性は下行する際、 C錘体路(=皮質脊髄路)を通る場合←骨格筋の運動:交叉レベルは延髄下端橋での錐体交叉(詳しくは下で解説) D錐体外路:小脳皮質が関係、外、大脳基底核、中脳の赤核、小脳の歯状核、延髄のオリ~ブ核が参加 最後に、[2.のA、B]、[3.のC] に就いて詳しく書いて措きます。 A:温覚・冷覚・痛覚の各受容器→第1次ニュ~ロン→【脊髄後角】(此処から第2次ニュ~ロン)→脊髄交叉→【外側脊髄視床路】→延髄→中脳の内側毛帯→視床(此処から第3次ニュ~ロン)→中心後回 B:深部知覚・触圧覚の各受容器 + 側角からの情報 →【脊髄の後索】→第1次ニュ~ロン→延髄後索核(此処から第2次ニュ~ロン)→延髄交叉→中脳の内側毛帯→視床(此処から第3次ニュ~ロン)→中心後回 C:中心前回→中脳の大脳脚→橋、大半(80%位)のニュ~ロンは橋で錐体交叉→脊髄、側索部に在る【外側皮質脊髄路】→【前角】(此処迄が上位運動ニュ~ロン) & 20%位のニュ~ロンは橋下部で交叉しないで同側の前索をを其の儘(まま)下行し、【前皮質脊髄路】→【前角】で交叉(此処から下位運動ニュ~ロン)⇒各骨格筋へ............Cの場合の遠心性は一寸複雑ですが、此れ以上は混同させる様ですから、此のレベル迄にして措きます。 参考URL: http://physiology1.org/cbt/class.php?instructor=shibuya_hanada 脊髄 全解説表示 > http://physiology1.org/cbt/exam.php?Teacher=shibuya_hanada&Id=43119&event=ViewRealm > 62121 62122 62123 62125 62126 62127 62128

Qaedtgujol
質問者

お礼

とても、ありがとうございます

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