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ら抜きの場合必ず可能の表現になりますか

「オフィスにすら 送れ てないらしいんだ」 「自分の嫌な部分を冷静に 振り返れ てしまう」 例文の中で「送れ」「振り返れ」はら抜き言葉ですね。これを正確にすれば「送られ」「振り返られ」書き方になります。このとき「送られ」「振り返られ」は受け身・可能 ・尊敬・自発 のうちに何処に属しますか? もし可能なら上の二つの文章を 「オフィスにすら送ることができてないらしいんだ」 「自分の嫌な部分を冷静に振り返ることができてしまう」 のように解釈してもいいのか教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • 1311tobi
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回答No.6

 下記の質問に回答をした者です。 1【振り返れはら抜き言葉ですか?】 http://okwave.jp/qa/q8426806.html 2【振り返れはどうしてら抜き言葉ですか?】 http://okwave.jp/qa/q8426874.html 「ラ抜き言葉」は必ず可能の表現になるか……答えだけを書くならYESです。  と言うより、可能表現に限って「ラ」(正確にはar)が抜ける現象が起きるとおうことです。  すでに書いたように「振り返れる」「ラ抜き言葉」ではありません。  辞書を見ればわかります。 ■Web辞書『大辞泉』から  http://kotobank.jp/word/%E3%82%8C%E3%82%8B?dic=daijisen&oid=19573700 ================引用開始 れる 【れる】 [助動][れ|れ|れる|れる|れれ|れろ(れよ)]五段動詞の未然形・サ変動詞の未然形「さ」に付く。 1 受け身の意を表す。「満員電車で足を踏まれた」「彼はみんなに好かれている」 2 可能の意を表す。…することができる。「わかりやすい道だから子供でも行かれるだろう」 3 自発の意を表す。自然と…られる。つい…られてくる。「故郷に残した両親のことが思い出される」 4 軽い尊敬の意を表す。「先生も山に行かれたそうですね」→られる →らる →る ◆2、3の用法には命令形はない。1のうち、「犬にほえられて困った」のように、他からの動作により不本意とか迷惑の感情が加わるものを「迷惑の受け身」、無生物が受け身の主語となるものを「非情の受け身」とよぶことがある。後者は明治以降、翻訳文の影響などによって急速に増加した。また、現代語では、可能動詞や「することができる」という表現などがあるため、2の表現はあまり用いられない。 ================引用終了 「振り返られる」にも、「受け身」「可能」「自発」「(軽い)尊敬」の4つの意味があります。  このうち、可能の意味だけが「ラ」が抜けた「振り返れる」の形が「可能動詞」と呼ばれます。  すでに書いたように五段活用の場合は「可能動詞」で、「ラ抜き言葉」とは言いません。  同じ発音でも「振り替えられる」を「振り替えれる」とすると「ラ抜き言葉」になります。  これもすでの書いたように、〈ら行五段活用の動詞は「ラ抜き言葉」か否かまぎらわしいものが多いようです 〉。 例:しゃべる→しゃべれる   走る→走れる   掘る→掘れる   守る→守れる……etc.  まぎらわしいと感じたら、「~することができる」にするのはよい方法です。  ただし、すでに回答があるように、 「自分の嫌な部分を冷静に振り返れてしまう」はやや不自然です。これは別の理由なので、 「自分の嫌な部分を冷静に振り返ることができてしまう」  の形にしても同じ意味ですが、まだ不自然さが残ります。  詳しくは下記をご参照ください。とても長い話です。 【「ラ抜き言葉」に関するメモ】 http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1094.html  追加の疑問があって新しい質問がしにくいなら、ブログに直接質問してくださっても構いません。  SNSのmixiにログインしていただいて下記あたりで質問していただくほうがよいのですが……。 【関連トピ紹介】24──「ラ抜き言葉」 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=51419670

darkcheat
質問者

お礼

三つの質問に対するご回答本当にありがとうございます。 しそて私の拙筆で混乱している部分をはっきり捉えてくれてありがとうございます。 リンクしてくれたブログ(ご本人のブログでしょね?)の方も勉強になりました。 重ね重ねありがとうございます。

その他の回答 (5)

  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4336)
回答No.5

5段活用の動詞は、可能動詞を作ることが出来ます。上一段活用 しもいちだん活用 カ行変格活用 の動詞に可能の意味を持たせるには、 「れる」でなく「られる」付けると正確に覚えておきましょう。 送れる、振りかえれる 送る、ふりかえる、ともに5段活用なので合っていると思います。 解釈もあっていると思います。

darkcheat
質問者

お礼

「られる」について勉強になりました。 ご回答ありがとうございます。

  • nebnab
  • ベストアンサー率34% (795/2317)
回答No.4

> 例文の中で「送れ」「振り返れ」はら抜き言葉ですね。 これは「ら抜き言葉」ではなくて「可能動詞」と呼ばれるものです。 はじめから動詞の中に「~できる」という意味を含んでいます。助動詞「られる」が付いているわけではないので受け身・尊敬・自発の意味は表しません。 可能動詞はすべての動詞について作れるわけではないですが(どういう動詞が可能動詞に変えられるかについては話が長くなるのでここでは省略します)、元の動詞の語尾「-u」を「-eru」に置き換えて作ります。 他の動詞の例も含めて例示しますと [元の動詞] [可能動詞] 送る       送れる 振り返る    振り返れる 走る       走れる 行く       行ける 泳ぐ       泳げる 最初の三つの例は元の動詞の語尾「-u」の前が「r」なので一見ら抜き言葉に見えますが、「行ける」「泳げる」の例を見ていただくと、ら抜き言葉ではないことがお分かりいただけるかと思います。 なお、可能動詞に変えるのではなく助動詞「られる」を付けて可能の意味を表すことも文法的には可能です。 上の例では 送る→送られる 振り返る→振り返られる 走る→走られる 行く→行かれる 泳ぐ→泳がれる ただし、この形を使った場合、現在では可能の意味に解釈する人はほとんどいないかと思います。 なお、勧誘表現を作る場合に「~ろう」と「~よう」のどちらが付くかで見分けよう、という回答がありましたが、それが使えない場合も多くあります。 上に出した例の「行く」「泳ぐ」を勧誘表現にすると 「行こう」 「泳ごう」 となります。「~ろう」も「~よう」も付きません。 ご質問の後半、 > もし可能なら上の二つの文章を >  > 「オフィスにすら送ることができてないらしいんだ」 > 「自分の嫌な部分を冷静に振り返ることができてしまう」 > > のように解釈してもいいのか教えてください。 他の回答にもあるように、その解釈でかまいません。 ただ、 > 「自分の嫌な部分を冷静に 振り返れ てしまう」 は日本語としてどこか不自然に感じます。 「振り返れる」という可能動詞自体が何か語感が悪く感じるのです。 > 「自分の嫌な部分を冷静に振り返ることができてしまう」 なら上の例文よりは日本語としてよく通じます。 ただし、「あなたには自分の嫌な部分を冷静に振り返ることなんてできないだろうけど私にはできてしまうのだぞ、どうだすごいだろう!」というニュアンスが感じられます。こういう言葉を聞かされると「あなたの自慢なんか聞きたくないぞ!」と思ってしまいます。 なので、「不自然な日本語である」というコメントが付くのだと思います。

darkcheat
質問者

お礼

分かりやすい説明ありがとうございます。 おかげさまでらぬき言葉についてはっきりしました。

回答No.3

示された例文は両者ともに日本語としてはちょっと不自然です。 良く理解していない活用などというものに頼らずに、勧誘表現の「~ろう」と「~よう」に置き代えて見るというのがあるので、これを用いる。 単に「~ろう」ならば、「ら」は不要で、「~よう」ならば、「ら」が必要というもの。良く引かれる例を揚げれば、「しゃべ【ろう】→~れる」「たべ【よう】→~られる」となる。 つまり、「たべられる」の場合、「ら」抜き言葉と言われるものが出現する可能性があるということ。 「おくれる→おく【ろう】」→「おく【れる】」、「ふりかえれる→ふりかえ【ろう】」→「ふりかえ【れる】」となる例文は、そもそも「ら」は不要になる言葉なので、「ら」抜き言葉ではない。 しかし、日本人でも良く分かっていないこの種のことを、他国の人が学ぶのは甚だ困難。ら抜き言葉云々に囚われることは、ナンセンスだと思う。

darkcheat
質問者

お礼

「ろう」「よう」方法ありますね。 私がらぬき言葉を知ろうとする意図は文章が正しいかどうかを判別すろ必要があったからです。 ご回答ありがとうございます。

回答No.2

前回答の「そのとおりです。」を訂正して, 「解釈はそのとおりです。」 と改めます。     二つの例文がともに「ら抜き言葉」の例だという主張には賛成しかねます。   

darkcheat
質問者

お礼

例文はちょっと変な感じがあるけと、 置き換えるには問題なしですね。 ありがとうございます。

回答No.1

そのとおりです。 参照なさったWikipediaの説明通り, 下一段,上一段,カ変動詞など(五段動詞でない動詞)の「られる形」において, 可能を表す場合に限り,「ら」を抜いた形(「れる」)を用いることがあり,これを指して,「ら抜き言葉」と称しているようです。   本来の「ら」入りの形にすると,(「可能」の意味だと受け取られずに)受け身・尊敬の意味と取り違えやすいので,(可能の意味を表すときに,)この形(=ら抜き形)が多く使われるようになったものと考えられます。       なお,個人的な感想ですが, 「自分の嫌な部分を冷静に 振り返れ てしまう」 というのは,なんとなく変な日本語表現だと感じてしまいます。また,これは「可能」というよりも「自発」でしょうか?