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TOEIC、TOEFL、英検について
- TOEIC、TOEFL、英検についての疑問について解説します。
- 留学する際にはTOEICとTOEFLが評価されます。英語力の必要項目は、語彙、会話、読解などがあります。
- TOEFLの目安スコアや、TOEFLとTOEICの勉強方法、参考書・問題集についても説明します。
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まずこの3種のテストはそれぞれが目的が違い、それに合わせてテスト内容も、必要とされる英語力も大きく変わってきます。 将来、留学(北米方面)を考えられているのであれば、断然TOEICよりもTOEFLが必要になってきます。というのも、アメリカなどのほとんどの大学で学部入学を目指す留学生に対してこのテストの成績提出を要求してくるからです。(ちなみにオーストラリアやイギリス方面へ留学希望であれば、IELTSというテストを受けることになります。TOEFLと同等のテストです。) まずTOEICとTOEFLの大きな違いは、TOEICがリーディング&リスニングの2セクションから成るのに対して、TOEFLはリーディング、リスニング、スピーキング&ライティングの4セクションから構成されています。どちらも合否ではなく得点形式で TOEIC:各セクションが495点+495点=最高得点990点に対し、 TOEFL:各セクションが30点x4=最高得点120点(インターネットベースの場合)になります。 私がアメリカ留学をした頃はPBT(ペーパーベーステスト)と言っていわゆる、ペーパーでの筆記試験でしたが、現在日本で受験出来るテスト形式はiBT(インターネットベーステスト)のみのはずです。テスト時間や料金も大きな違いがあり、TOEICがきっかり2時間で5500円くらいなのに対して、TOEFLは何と4時間~で料金も2万円近く(ドル建てクレジットカード支払いのみ)するので、こちらはそうそう気楽に受けられないのも事実です。 勉強方法はTOIECであれば、お手持ちのForestを使って文法のおさらいをしっかりしながら、TOEIC向けの単語集をやり、TOEIC問題集で練習していけば何とかなりますが、TOEFLはこれだけでは正直不十分です。特に後半のスピーキングは全部で6つ答える必要があり、それぞれのスピーチの準備時間と発表の時間がとても短く、それに沿ったトレーニングが必要です。特に普段から英語を話す練習をしていなければ、大変難しいと感じるセクションになります。多くの日本人生徒が苦労するセクションです。最後のライティングは課題が2つで、1つ目のエッセイは20分、最後のエッセイが確か30分だったと思います。これも構成力、文法力、語彙などの力が必要になり、合わせてタイピング力も要求されます。TOEFLの内容は大学での講義に付いていけるかという総合的な英語力を見る為のものなので、学術的な内容のものが非常に多く(全学部の内容から出る可能性があり、語彙もそれに合わせて学ぶ必要あり)、それとアメリカ文化や歴史ものなども多い印象を受けます。リスニングやスピーチ、ライティングセクション問題も実際の講義を受けているシチュエーションのものが必ず出題されるので、それについて答えたり、スピーキングやライティングで説明する必要があります。 >TOEFLを受けたとしたら何点位取れれば良い(留学などでの基準で参考にしたいので)のでしょうか? 各大学毎に基準点が違うので一概には言えませんが、4年制大学留学を目指すのであれば、80点~は欲しいです。人気の大学やアイビーリーグなどのトップ校になると基準点も勿論それより高くなります。ただし、大学によっては合計点だけでなく、その中でライティングが何点以上取れていなければならない、などのセクション毎のスコアも提示していたりするので注意が必要です。 ここまで説明してTOEFLに対して怖がらせてしまったかしら。。。とちょっと心配になりましたが(汗)、あきらめる必要はありません。まずは、インプット教科であるリーディングとリスニングから取り掛かり、問題形式を理解して語彙をひたすら増やし、量をこなせば伸びが見えてくるはずです。逆にアウトプット教科であるスピーキングとライティングは、出来れば誰か英語が出来る人に見てもらうのが理想なのですが(学校の先生やネイティブスピーカーなど)、これも自分の感想や感情論を述べるのではなく、ひたすら論理的に構成だてて話す・書くを意識して練習すれば慣れてきます。この時にある程度雛形を用意するのが効果的です。 んん!?今気が付きましたが、アメリカの大学ではなく高校留学を考えられているのですか?もしそうだとすればiBTのスコアも80ではなくもっと低くなるかもしれないし、高校生用に別のテストが設けられているかもしれません。ごめんなさい、高校留学に関しては、あまり知りません。だけど、がんばってここまで書いたので、そのまま載せますね。。。
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実際受けたことがあるのは英検とTOEICなので、TOEFLはよく知りませんが、 ・留学するとしたら、TOEICとTOEFLのどちらが評価されますか? →TOEFLです。というか、行きたい学校でどういう応募資格が必要かで違いますが。高校留学はどうだか知りませんが、よく聞くのは大学留学(特に北米)です。 ちなみに英検も留学に使える場所があります。TOEFLほどメジャーじゃありませんけど。 http://www.eiken.or.jp/eiken/merit/abroad/ ・上記の3つの試験で必要とされる英語力(語彙、会話、読解など)はそれぞれどのようなものですか? →英検は級によりレベル分けされています。読む・聞く・話す・書くの4技能です。ただし4級までは二次試験(面接)がありません。3級から面接(話す)が入ってきます。 →TOEICは一律に同じ試験問題を受け、その中で何点取れるかという試験です。リスニングとリーディングのみです。 (TOEIC SWというスピーキング&ライティングの別試験は存在します) 資格試験として受けたり、企業が社員の英語レベルチェックに使うこともありますが、英語学習中の人の自主的な英語力チェックに使われることも多いです。 http://www.toeic.or.jp/toeic/faq/ans/faq_01_7.html ※試験内容が違うので単純比較できませんが、自分の感覚では英検準1級=TOEIC700点台後半~800点台前半ぐらいだと思います。語彙は英検準1級のほうが難しい。 →TOEFLも一律に同じ試験を受けて、何点取れるか、というテストです。これも4技能。何点取れば良いかは行きたい学校が何点以上のスコアを要求しているかによります。 3試験の中で一番敷居が高いのはTOEFLだと思います。レベルが高い(難しい)。受験要綱を英語で読まなければならないことになっている。料金も高いし時間も長い。 語彙は、大学での勉強に必要そうな単語が多いと聞いています。アカデミックな英語だと。 ※TOEICはビジネスと言われますがそこまでビジネス色は濃くなくて、日常的だと感じます。 ・TOEFLを受けたとしたら何点位取れれば良い(留学などでの基準で参考にしたいので)のでしょうか? →目指す学校が何点以上を要求しているかです。 http://www.etestprep.com/abouttoefl ・TOEFL、TOEICでのそれぞれの勉強方法と参考書・問題集を教えてください。今のところ自分で考えているのは、過去問→点数にあった単熟語集→公式問題集 という流れでやって行きたいと思っています。 それで良いと思います。 あー、ただし、英検準1級とTOEFLは英文ライティングをやってください。日本語の作文と書き方が違うので・・・・・英検準1級は「友達からの質問メールに返信する」みたいな設問なので全然本格的なエッセイまで行きませんけど、トピックセンテンスとかパラグラフライティングみたいな知識は持っているほうが有利です。
お礼
それぞれ(特にTOEICとTOEFL)の詳しい解説ありがとうございます。 英検とTOEFLを受けようと思うので、英文ライティングの本も調べてみます。
- Him-hymn
- ベストアンサー率66% (3489/5257)
・留学するとしたら、TOEICとTOEFLのどちらが評価されますか? →アメリカの 場合まちがいなくTOEFLです。他の国々の事情は詳しく知りませんが。 ・上記の3つの試験で必要とされる英語力(語彙、会話、読解など)はそれぞれどのようなものですか? →もちろん、どの試験にも語彙、会話、読解は必要です。どれか1つとか、そういうことではないでしょう。 ・TOEFLを受けたとしたら何点位取れれば良い(留学などでの基準で参考にしたいので)のでしょうか? OEFL iBT で80点以上を要求する大学がほとんどです。(TOEFL PBT 550 点) →私が留学したときの大学はPBTで550点以上でした。 ・TOEFL、TOEICでのそれぞれの勉強方法と参考書・問題集を教えてください。 →まず、考え方の根本を変えた方がいいと思います。日本人は、すぐに、単語と文法をやればできるようになると思ってそれに飛びつきます。しかし、易しい本からはじめて、本を英語で理解して読む力をつけること、リスニングも同様に、日本語を使わずに英語のままで理解する力をつけることが重要なのです。単語集など二の次、文法書も多少役立つことがあるかもしれませんが、わからなくなって、どうしてもという時に使えばいいのであって、とにかく本を100冊、200冊と読むことです(むずかしいのを読むということではありません)。 リスニング力も大事です。ネット上の無料の英会話でも何でもいいです。日本語の解説など不要。英語で最初は何回も聞き、日本語に訳さず理解できたら次、というようにして、何回も聞いて理解する努力を毎日しましょう。過去問題も悪くはありませんが、今のあなたの力を磨くには、自分の身丈にあった教材を選んで勉強するのがいいでしょう。 また、DUOのようなモノを使うのであれば、もっと留学に実用的な、コロケーションで覚えるタイプの単語集(南雲堂の英単語ピーナッツや、その上のレベルの英単語レボリューションなど)を使うべきです。DUOの覚え方とはまったく違い、実践的で、かなり類語の意味の違いまでわかるようになります。 Forestを丸暗記するほどやった人と、ある程度の本を100冊読んだ人なら、100冊の人が勝つに決まっています。 でも、単語集よりも、読む、聞く、しかも内容は物語・小説ではなく、ニュースや解説、社会問題などの英語です。 以上、ご参考になれば思います。
お礼
とても参考になりました。やはり日本人的な発想を切り替えた方がいいですよね… Forestは問題集も買おうかと迷っていましたが、やめました。家にGrammar In Use(北米)があったと思うので、そっちを使おうかと思います。
- oignies
- ベストアンサー率20% (673/3354)
日程がちがうので一度は全部うけたらよいです。 TOEFLEはアメリカの大学や大学院にはいる ためには必須の試験です。TOEFLE550で 大学レベル、600で大学院レベルだとおもい ます。 TOEICとくらべ、TOEFLEは学術的な内容の 長文などが出るため、教養の度合がはかられ る傾向にあります。留学用でしたら、高校でも TOEFLEの点数が高いほうが説得力がある のではないでしょうか。 ただし必須ではありません。
お礼
ありがとうございます。TOEICはしばらく保留にしておきます。
お礼
高校留学だということを最初に書いておけば良かったですね…すみませんでした。 TOEFL、難しそうで点数があまり取れなさそうなのですが、受験料が高いので早いうちから対策を始めて出来るだけ高い得点を目標に頑張ろうと思います。まあ、高校なら30~あれば普通のところなら大丈夫だということでした。