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矛盾する言い回し。

真面目であって不真面目だった。という文章をみました。 こういう場合でも言えますか?  彼はバスケをしているときは真面目だ。しかし勉強の時間は不真面目だ。  この場合に、「彼は真面目であって不真面目だった」と矛盾する言い回しを使えますか?私は使えないと思ったのですが、どうでしょうか?  矛盾というのは同時に起こっていなければならない。この場合は同時に起こっていない。だから矛盾していない。  ということで、こういう場合の表現は間違っている? じゃぁ、どんな場合に、真面目と不真面目が同時に起こるのでしょうか?

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  • TANUHACHI
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回答No.5

 「矛盾」という言葉は、二つの物なり意見が「同一の場所や同時では成り立たない」との意味であって、「彼はバスケをしているときは真面目だ。しかし勉強の時間は不真面目だ」との例文では、「バスケをしている時」と「勉強している時」では「彼が行っている行為」を別々に分けて説明しています。従って「同一条件下で」との前提を覆すことにはつながらず矛盾するとは断定できません。そのため「しかし」として逆接の接続詞を使い二つの文を対比させていると説明することができます。  一言付加させていただきますと、「矛盾しているかどうか」を判断するには、「客観的な事実」を対象とした場合は比較的見極めも楽ですが、対象が今回の様に「真面目」などという「主観的判断」を伴うもしく要求する場合や「物の見方や考え方」によって見解も異なる場合には注意も必要です。  「真面目であって不真面目だった」との言葉は恐らく小説かエッセイの様な文章の一節であるかと思われますが、小説やエッセイは書き手の意思や観察眼に多くを委ねられもする性質を持ちますので、そうした事例を金科玉条のように全てに闇雲に摘要することは、文意を誤読する原因ともなりますので、あの本の作者はあの作品の中でこう言っていた程度に留める方が無難かとも存じます。  一人の作家といえども、作品毎にテーマを使い分けもしますので、一律の基準で論ずることは途轍もなく乱暴で無謀な試みともいえます。    

その他の回答 (8)

noname#227653
noname#227653
回答No.9

人は何かをするときに、単純にひとつのことだけを考えてしているわけではありませんよね。 「彼は真面目であって不真面目だった」という表現からは、「彼の行動や発言の裏には真面目な考えと不真面目な考えが複雑に入り混じっている」という意味が感じられます。確かにこういう人はいます。何が真面目で何が不真面目なのかということについての基準は人によって異なるので単純には言えませんが、例えばこの社会をよくしようと真面目に考えて熱心に自分の意見を主張しているにも関わらず、そこに「この世の中なんてどうなってもいい。自分さえよければいいんだ」という発想が同居していたり、大きなことを言って聞く人を戸惑わせたりからかったりしてそれを楽しんでいるようにも思える、というような人です。そういう複雑でちょっと掴みどころのない人を「真面目であって不真面目」と形容することは可能でしょう。 「バスケをしているときは真面目だ。しかし勉強の時間は不真面目だ」ですと、これは「真面目な時もあれば不真面目な時もある」というだけのことであって、「真面目であって不真面目」などと表現することではないでしょう。

  • TANUHACHI
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回答No.8

 「真面目と不真面目」の問題について、質問者様が前提とされる質問を実際に拝読させていただきました。 とある質問を投げかけたらこんな回答が返ってきた、として例に挙げているのは、紛れもなく「物語の文章」を踏まえた回答者のそれです(QNo.8399832)。  ここで回答者が説明のための引用事例としているのは「好きと嫌い」との「合わせ鏡の論理」或いは「メヴィウスの帯の喩え」などとも説明されるロジックです。  純粋な論理学の立場からすれば、それは合理的ではないとされる性質のものかもしれませんが、人間の感覚や意識からすれば、合理的なばかりだけが全てに適用できるとも限定できないことも質問者様は理解されていることでしょう。  相手に対し尽きせぬ思いを持ちながら、相手は一向にこちらを振り向いてはくれない。だからそんな風情を憎いとも感じてしまうが、やはり本音は愛おしく思うことには変わりもない。そんなジレンマの間で揺れ動く様子を綴る言葉にも僕は「一定の論理性」はあると受け止めます。これは「物語の文章の世界」では特に類例も多く見られる事象ともいえます。  質問者様が今回のご質問で挙げられている「真面目と不真面目」との言葉と前回の質問での回答に示されている「真面目と不真面目」では「使われている言葉の定義内容」が異なりもします。  これまでの話で明確になったこととして、質問者様が混乱している理由として (1)「言葉」を辞書的な意味でしか使うことができないと思い込んでしまっている (2)「一つの文章の中で使われている言葉」自体も、文章の流れの中で変化していく可能性があるとの性質を忘れている (3)自身の頭で考えるから、文章の誤読を誘発することにつながる といった要素も考えられます。  「一見、矛盾しているように見える」としても、それが「何に対して矛盾や齟齬を来す」といえるのかを踏まえねば、辞書に書かれている内容と違うと抗弁してもそれは説得力のない話にもなり、「一見、矛盾している様に見えてもその実は明快な論旨に貫かれている」との典型的な事例に「逆説(paradox)」があります。  様々な種類の文章をお読みになることをお勧めします。

mikaze007
質問者

お礼

補足つけさせてもらいました。まだちょっとわからないことがあるので、また補足つけさせてもらうかもしれません。よければお願いします。

mikaze007
質問者

補足

いつも回答ありがとうございます。 使われている言葉の定義内容」が異なるのですかぁ・・ どう違うのか教えてくれませんか?  

回答No.7

見る人、見る角度、見る視点によって、同一事象、または同一な物体自体が、全く逆(別物)に見えるということは、世の中には多々ある。 例えば、円筒形という立体が立っているとする。真横から見れば、それは長方形、または角柱にしか見えない。真上から見れば、円にしか見えない。そういう特殊な極く限られた位置に視点が無いという条件でのみ、正しく円柱に見え、しかも、多くの場合、円柱と判別される位置に人々はいる。しかし、長方形とか、円に見える人を完全に否定することはできない。「うそつき」と断定してはいけない。 質問の事象も同様で、見る人の育ち方とか、地位とか、または、固有の思想哲学によって、同じ行動でありながらも、それが真面目に見えたり、不真面目に見えたりすることはありうる。洞察力があって、想像力も旺盛な場合、様々な感覚とか、考え方が同時に可能であって、または、いろいろな「ものさし」を取り出すことができてしまって、そんな人にとって、真面目に見える人と、不真面目にしか見えない人の存在をイメージすることはたやすいこと。そんな真逆の考え方人の存在に気付いてしまえば、自身の思い込みとか、自身の確信を横に置いておいて、「真面目であり、不真面目である」と言わざるを得なくなる。

  • fxq11011
  • ベストアンサー率11% (379/3170)
回答No.6

真面目=形容動詞。 何が、何を等がないと本当の意味を持ちません。 真面目の意味にも諸説あろうかと思うし。 敢えて勝手に判断して、真面目に不真面目なことを考えた。 刑法犯に該当する犯罪を企てている犯人が、その時の心境を表現したら、こんな表現もあるかな。 真面目であった=計画を考えたのは紛れもなく真面目に考えた。 不真面目だった=考えた内容(犯罪の計画)真面目な内容に程とおい、つまり不真面目。

回答No.4

ここでもよく見かけますが、ギャル文字で深刻な質問をされる質問者がいます。 質問文を読むといたって真剣で真面目なのですが、字面だけ見ると不真面目でふざけているようにしかみえません。 まさに真面目と不真面目が同居しています。質問者自身はいたって真面目に書いたつもりなのでしょうが…。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.3

これは「ことば」の世界は、現実の世界より広いと言うことでしょう。「僕は今朝死んだ」と彼は叫んだ、とは言えますが、現実では不可能です。    ある人がこんな質問をするのは馬鹿だ、という、しかし馬鹿では質問ができません。矛盾、オクシモロン(下記)など真面目と不真面目はことばの世界では日常的に起こっています。     http://kotobank.jp/word/%E3%82%AA%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A2%E3%83%AD%E3%83%B3

  • etranger-t
  • ベストアンサー率44% (766/1736)
回答No.2

これは、真面目も不真面目も様々な事柄に対して評価する言葉ですので、その人の個別の事柄に対して使う場合は矛盾しているとは言えませんし、その人の全体像で使う場合には矛盾が生じるということではないでしょうか。 例えば、彼は仕事に対しては真面目であるが、女性関係は不真面目である。これは、違う個別の事柄ですので、真面目と不真面目が混在しても矛盾とは言えません。 一方、彼の全体像に対して、真面目であって不真面目であるというのは言葉に違和感がありますし、意味が伝わりませんので矛盾していると言えます。 従って、どの視点から評価するかによって、矛盾しない場合も矛盾する場合もあるということだと思います。

mikaze007
質問者

補足

一方、彼の全体像に対して、真面目であって不真面目であるというのは言葉に違和感がありますし、意味が伝わりませんので矛盾していると言えます。 意味が伝わらないですか?矛盾してるから意味が伝わらないのですか? 好きだけど嫌いとか、矛盾してるけど、意味が伝わるものもありませんか? それらとはまた違うのでしょうか?

回答No.1

私が思うにこーゆうのじゃないでしょうか Aさんはゴミのポイ捨てはせずにちゃんとゴミ箱等に入れるが 見かけた物にいれるので紙くずを空き缶・ペットボトル用のゴミ箱に入れる事がよくある。 真面目だけど不真面目と言えると思うのですが。