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子供を産む産まないで離婚することは妥当か?
- 子供を産む産まないで離婚することは妥当か?その問題について考えます。
- 離婚事由として子供の有無が問題視されることがありますが、それは妥当なのでしょうか?
- 本記事では、子供の産む産まないによって離婚が起こることの妥当性について考察します。
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質問者が選んだベストアンサー
No.15です。 前の回答では、質問を読み切れていなかった感がありますので再度回答します。 ちょっとくどいですが、ご容赦ください。 質問は、子供について結婚前には「産むことに合意していたが、結婚後女性が身の危険を理由に出産・妊娠を拒否した」場合ですね。 自分の遺伝子を伝承するために子供が欲しい夫が、生命の危険を理由にそれを拒否した妻に離婚請求するのは妥当ではない。 妥当ではないから離婚は認められず、子の無い夫婦として結婚を継続し妻を養う義務がある。もしくは妻が離婚を受け入れる場合は生活費用の保証を要求できる。のではないか?と、 ご質問はそういうことですね。 結婚前に子供についての契約(文書であれ、口頭であれ、たとえ雑談であれ)があったのなら、「気が変わった」方が契約違反なので、あえて言えば気が変わった側、妻が有責者ですが、価値観の相違=性格の不一致が離婚事由となり、経済的補償はなしです。 財産分与は結婚後に築いた財産への貢献度によりますので、妻にも取り分はあります。慰謝料はなし。 質問は、もうひとつ、 30越えて離婚した女性は経済的弱者だから、それをほおり出すのはひどいじゃないか、だから、生活費を保証すべきだ、よって離婚事由として妥当ではない。 たしかに、 結婚を女性の「永久就職」を称した時代もさほど過去ではありません。 結婚を「寿退社」とよび、女性は結婚と同時に退社をほぼ強要されていました。 女性は結婚しなければ生きていけない、 結婚しても子を産まなければ、生きることができない、そういう側面はたしかにありました。 だから「子無きは去れ」というのは人権侵害であり離婚事由として妥当ではない。それを理由に離婚するのであれば、慰謝料を払うべきではないか? というのが質問者様の主張ですね。 ここで問題なのは、女性が経済的に男性より不利である、という社会状況です。日本の女性に地位は相変わらず低いです。 その責任を、離婚を主張する夫にのみかぶせることが妥当なのかどうか? 論点はそこでしょうね。 私は、女性の地位問題は社会問題として別に考えるべきだと思います。 これを個人的な結婚の問題として解決してしまうと、逆に女性の地位向上を阻害すると思います。 ひらたく言えば、「玉の輿に乗るのが女の甲斐性」、「金持ちで優しい男をゲットできない女は女のクズ」という主張が正しいということになる。 これでは男性も女性も自由に自分の好みを主張して生きることができない。 男性も妻を養う経済力がなければ、うっかり結婚できない。 これでは、「愛」による結婚などできないです。 そうではなくて、結婚してもしなくても、子供がいてもいなくても生きやすい社会を目指すべきで、そういう社会でこそ、個人が自分の好みに従って結婚や出産を選ぶことができると思います。 質問者さんの「妥当か?」という質問には、 出産することをあらかじめ合意していたならば、産まないという妻が悪い。しかし悪質な有責者というほどではないので、慰謝料負担義務はない、のではないか、と。(法律専門家ではありませんので素人判断ですが) 蛇足ですが、 感情的な回答が多いようですが、なぜなのでしょうね。それが私にはわかりません。 この手の質問は、「地雷」なんですね。
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- akameg
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色々な矛盾や問題点がありそうですが (1)男性よりも女性の方が子供を欲しがる傾向にあり、年齢的にも高齢出産は避けたいので急ぐのは女性のほうです。 (2)子供を産む、産まないは結婚前に話すことです。 貴女が子供を産みたいか産みたくないか知りませんが、結婚前に「私は子供を産まないけど大丈夫?」と確認を取るべきです。 これは男性にも言えるもので、結婚前に事前許可を取るべき問題です。 (3)出産ではなかなか女性は死にません。 大正、昭和の時代ならわかりますが、よほど劣悪な環境で産まない限り死にません。 貴女の知識は偏りすぎてますよ。
補足
(1)20代前半であればまた社会的・生物的にも需要があるでしょうから、離婚の事由としてもそれほど不適当とは思いません。 (2)事前に話し合うことは当然ですが、仮に話し合わなかった、それとも「気が変わった」時に離婚をつきつけるのは妥当か?という質問です。 (3)出産だけでなく、出産まで身重である際のトータルなリスクです。 実家に帰れない、旦那様が仕事、緊張からナーバスであることも考慮します。
質問者様の論はいつの時代の話なのかと訝しく思いますが、なぜ結婚に際して子供を産むか確かめないかは性生活と同質です。結婚前にセックスをするかどうか確かめますか?しませんよね。出産も然り。 社会通念として、結婚すれば性生活を営み子供を儲けるものだといった考えがあります。 それに反するのであれば結婚前に相手の了承を得る必要があり、怠れば瑕疵責任を問われるに値します。
補足
自分の考えはむしろ新しいのではないかと感じています。 お産の有無に関する事前承諾は当然の前提であり、また性生活が夫婦関係維持の重要な構成要素であることも否定しません。 ただ「気が変わったら」どうなるのか? 血族の出産を強制される皇族や歌舞伎の一座と違い、今の時代に社会通念によって個人の生命と権利が侵害されることは許されないません。 それこそが社会通念になっているのだと思います。
- TOTOKEKKO
- ベストアンサー率27% (44/160)
答えになってないのは重々承知していますので、万が一不愉快なら読み飛ばしてください。 女性が養ってもらわなくては生きていけない世の中の方が問題に思えます。そこが大前提なら、女性の方も、一昔前の女性の務めを果たさざるおえないでしょう。 いろんな生き方が許される世の中であってほしいものです。子どもがほしいかほしくないか、そもそも性格の不一致なので、お互いがお互いの希望を尊重しあい、安心して別れられる世の中になってほしいです。 元パートナーが他の方と念願の子どもをもうけても、それにおめでとうと言えるくらい、、いろいろな生き方が許される世の中であってほしいと思います。 後悔しそうなら、産める人は産むことかな??お母さんの勇気でここに自分がいるわけですしね。 病気などで産めないなら、それでも誰かをひがんだりせず、自分の居場所を見つけたいと思います。だから、相手が我慢してるなら、別れたいかもしれません。 本当の愛情とかそういうことであれば、夫婦とは違う形をとる方法もあると思います。婚姻関係で生活を保障とか、偉く打算的な気がします。セックスすれば、できてしまう可能性もあるわけですし、セックス拒否できないなら、同じことに思えます。家政婦さんとして生涯雇用するとかどうでしょう。 養ってもらうことが人質とか、そういう関係は、確かにラブじゃないと思います。
補足
いえ、多様な意見こそ求めます。 別れた相手を祝福できる離婚、素晴らしい考えだと思います。 またそれを実行するための社会構造の改革は、1様の言う養子縁組の活性化と併せて急務と言えるでしょう。 しかしながら今日明日で実現できるものでないことも事実です。 もしかしたら永久に無理かもしれません。 婚姻に関しては年収や容姿など多かれ少なかれ打算の要素は入ると考えます。 そして離婚した30、40のアウト層が被る社会的リスクを鑑みれば一層打算的になって現状維持を望むのもまた仕方ない。 つまり離婚の安易さに釣り合うものではないと考えました。 書いてありますが、家事(仕事)、育児(養子)、性生活は前提ですよ。
- 3hotsugar
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大そうなご教授をどうも。 あのー、フェミニズムやらどうやらの前に、結婚する前提として、産む産まないで離婚する夫婦に対して、 子どもを望むかどうかの話し合いを何故しておかなかったのか?という疑問が湧きます。 子どもを作るか否かは、夫婦にとってなの極めて重大なテーマですので、その話すら出来ていないような夫婦であれば、離婚に至っても仕方が無いように思います。 特に、ほんの数十年前までは、結婚=子孫を残す事と考えられていましたし、今でも、結婚と子どもはセットで考えられる場合も多いです。 人生の選択肢が多様化し、子どもを持たない夫婦の姿も一定の市民権を得ましたが、それでも、まず、子どもを望まないのであれば、結婚前にパートナーと話をしておくことが重要でしょう。 現在の日本の結婚適齢期の男女にとっては、まだ、結婚=子どもを望むであろうという考えが一般的だからです。 次に、「結婚後に気が変わった」場合ですが、これまた、「性格の不一致」「描く将来像の不一致」ということで、離婚に至っても仕方がないかな~と・・・。 夫婦両方とも「産まない」に気が変わるのなら平和的ですが、どちらか一方の気が変わったのであれば、やはり、婚姻関係を続けていくことが困難になることは必須かと。 >自らの防御本能に従い、「お産を拒否する」のは女性にとって当然の権利 →この段、結構疑問です。 質問者さんは男性ですかね? 女性から、特に、妊娠出産を経験した女性からこのような発言は聞かれないので。 確かに。性暴力など、望まない妊娠をした場合、「お産を拒否」することは、当然の権利です。 そのために、母体保護法が制定されていますし。女性の、大変に重要な尊厳に関わる部分です。 ただ、それが、夫として人生を共に歩むと決めた人に対して、「お産を拒否する」「当然の権利だ」と言われても、?です。 それならば、結婚前にきちんと「産む気はない」と話をしておけば良いだけのことですし。 女性本人が妊娠、出産に対して、どう考え、どのような選択をするかは、女性本人の自由です。 ただ、日本の法律でも、社会的な常識としても、結婚と出産、子どもの養育はとても密接に関わっていますし、切り離して考えることは、難しいでしょう。 いわゆる出来ちゃった結婚は一般的ですし(ドイツとかだと、女性が妊娠しても逃げる男性が多いんですってね。だから、出来ちゃった結婚は、無責任な性行為の結果の妊娠ではありますが、きちんと結婚して養育の責任を取るという意味では、誠実な選択をしていると言えるかもしれません)、「養子」も、現状の日本の制度、法律では一般的ではありません。 もっと、特別養子縁組の制度を活性化し、円滑に運べるように改正すべきだとは思いますが。 また。お産経験者から言わせていただきますと、防御本能に従って「お産を拒否する」よりも、自らの子孫繁栄の本能に従って「好きな男性と自分の子孫を残したい」という気持の方が勝ちます。 男性だけでなく、女性だって、子孫を残したい欲求は強くあります。 男性と方法が違うだけね。 男性は、女性に産んでもらわないといけないし、女性は、より良い遺伝子を持っている男性を探してタネを貰わなきゃいけないし(プラス、育児期間中は養ってもらいたいし)。 質問者さんの理論だと、「子どもを残す」=男性のエゴって図式に見えるのですが、これ、どうなんですかね? ご自身は、よほど。子どもが嫌いなんでしょうか? 妊娠、出産って、それほど怖いものでもないし、とても楽しくて素敵な時間ですよ。 「死ぬ、死ぬ」と騒いでいますが、今の日本の医療は極めて進歩していますので、出産を理由に死亡するケースも極めて稀ですし(まあ、100パーセント安全だと思い込むのは間違っているとは思いますが)。 私にとって、妊娠、出産は。そのリスクを背負ってでも、経験する価値のある素敵な出来事でしたね(個人の経験談を挟んですみません)。 養子を貰って、実子と同じように愛情を持って育てることも、一つの選択肢ではあるでしょう。 ただ、自分の遺伝子を残したい、自分の血を引く子どもが欲しいと考えるのは、男女関係無く、生命体としての本能ですので、そこに異論を挟む余地はないかと。 なお、「産まないと拒否すること」と「不妊などで、望んでも産めない」は別だとは思いますよ。 人生、何も望むようにばかりは行きませんし、夫婦で乗り越えるべき山もあります。
補足
はじめに、確かに私は男ですし、お産に立ち会った経験も、お話を聞いたこともありません。 今回の質問は「ふとした疑問」によって投稿したもので、離婚できることを前提としたいわば思考実験です。 男女、ましてや現在育児や不妊治療に頑張っておられるご家族を貶める意図は全く持っていません。 貴重なお母さんのご意見感謝します。お産へのプラスイメージや産みたい本能のお話も興味深いものがありました。 今回の質問では「事前に話し合え」というご意見は最もでは有りますが、論点ではないので「気が変わった」方を重点的に解釈していただければと思います。 思うに現代は、男女平等個人主義が、男尊社会の現実を遥かに置き去りにして広がっていると思うんです。 多様な考え方が当然に溢れているからこそ、承諾後に「やっぱり産んで欲しい」「やっぱり産みたくない」という歪が生まれるのも必然です。 確立した個人主義の前に社会通念は極めて無力で、「私は私」と切り捨てられてしまいます。 それ自体をこの質問で「悪」と論じるのではなく、 むしろ自然として「じゃあ離婚だ」となった時に女性に立ちふさがる「社会的・生物的需要の現実」「男尊の現実」とのギャップを皆様の意見をもとに考察したいと考えました。 また死亡率に関してですが、確かに極めて低い水準ではありますがそれはあくまで「出産」に絞ったものです。 現実に身重となれば行動力に著しい制限が出て、ちょっと転んだだけでも致命傷となることは私にも用意に想像ができます。 旦那様も仕事がありますから家を開けることもあるでしょう。 実家に帰省出来ない人もいるでしょうし、妊娠によるナーバス、不安感はむしろお詳しいのではないでしょうか? そうしたお産によるトータルリスクを回避したい女性がいてもおかしくはないのではないか、と私は想像するのです。 繰り返しになりますが、この質問をもって何者かを攻撃する意図は全くありません。
お礼
同じく女性をとりまく社会問題から質問を考察してくださった2様と迷いましたが、 より真摯に質問と向き合って回答をしてくださり、また過激化する一部の回答者に自制を呼びかけてくださいました。 以上を評価し、ベストアンサーとさせていただきます。
補足
まず、詳細な回答に対し返答が実質2日経ってしまったことをお詫びします。 (1)離婚の要求は常に夫からですが、心変わりは妻側だけでなく、 「産まないことに合意していたが、婚姻後に夫が産んで欲しいと要求し、妻が生命の危険を理由に拒否した」 という夫側の事例も含めます。 従って回答に関してはこのパターンも当てはめて参考に致します。 また生活の保証要求に関しては仰るとおりで、論点からは外れません。 ただし、夫婦生活で当然に全うしたおおよそ残りの人生に対する「補償」ですので、慰謝料算定は中流以下の過程では困難でしょう。 故に「離婚自体が妥当ではない」=不満があっても別れられないと申し上げました。 (2)まず結婚を契約として、あくまで2人の合意内容にのみを争点として捉えて焦点をあてるのであれば、妻側の心変わりに対して経済「保証」は不要であるあるというご回答には納得できます。 ちなみに夫側の心変わりには、焦点を限定することが困難であると考えます。 なぜなら合意内容には庇護の保証も含まれ、それが裏切られるからです。 (3)離婚自体が妥当ではない、または仰られた相応の「補償」が必要ではないかという質問です。 (4)2様と同じく、社会問題を切り離して考えるという回答ですね。 解決の一端を政策に求めるのは重要ですし、個人に肩入れすることが地位向上の阻害として波及してしまうという回答には眼から鱗が落ちました。 しかしながら現在離婚を突きつけられた妻が救われるとは思いません。 女性の社会問題としての是正か、目の前の夫婦の救済か、 いずれの問題なのか設定しなかったのかは完全に私のミスでした。お詫びします。 冷静に対応してくださったご回答は大いに参考に致します。 (5)書くべきか迷いますが、確かに質問を歪曲して読み取り、私への個人攻撃に利用する方が複数いることは心苦しい限りです。 しかし一般の回答者と思われる一部の方からも「チクリ」とした発言を頂いていることも事実です。 感情的な回答も歓迎はするのですが、これに関しては回答される方を逆撫でしている部分があるのではないかと質問を見なおしているところです。 そんな中、終始にわたって冷静な回答をいただいたことに改めて感謝致します。