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フランスの綿織物の原料国って?

デニムの由来がサージ・デ・ニーム(ニームのサージ織)であると知って、ふと疑問が。 フランスだったら、綿織物ではなくて毛織物だったのでは…? もし綿織物だったのなら、原料はどこから持ってきていたのでしょうか。 毛織物だったのなら、なぜ今の綿織物のデニムへと変わっていったのでしょうか。 誰か教えてくださいませ。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

たびたびお邪魔します。#2です。 数少ない資料で調べたところ、結局デニムの語源となっているserge de Nimes (前回綴りが間違ってました)は、 おっしゃるように、主に毛織物だったようです。 生地も1種類だけではなく、品質、組織、素材面で色々あったようですが、 新大陸に渡った生地の輸入業者が、それを総称してserge de Nimesと呼んでいました。 要するに、はるばる「フランスのニームから輸入した生地」と称することで、 商品価値を上げていたようです。 少なくとも、今我々が知っているジーンズ素材としてのデニムとは、 かなり違う生地だったことだけは確かですね。 又、別のメンズファッションの歴史の本のジーンズの項目に目を通したところ、 デニムやジーンズについて色々言われている話の殆どはウソ、とまで書かれていました。 デニム、ジーンズはそれほど伝説化された存在とも言えますね。 で、毛織物がどうして綿素材になったかということですが、 18世紀になって、綿素材が普及するようになり、それまでウールだった生地に 綿が使われるようになったいきさつがあります。 当然強度は綿の方が優れていますから、新大陸の開拓者達に歓迎されたはずです。 (私も初めてコロンブスの乗っていた帆船の帆が serge de Nimesの生地だった、と知った時、綿でなければ 強度的に持たないだろうと、ちょっと疑問に思いました。) 何だか今ひとつ説得力に欠ける回答になってしまいましたが、 今のところ自信を持ってお答えできるのはこれくらいなので、これで失礼します。

udehishigi
質問者

お礼

デニムは深いんですね。 ありがとうございました!

その他の回答 (3)

回答No.3

#2です。回答が遅くなってすみません。 私、てっきりserge de Nimeは綿素材と思い込んでいたようです。 (いきなり「自信あり」から「自信なし」になってごめんなさい) serge de Nimeというのは、生地の組織が綾織ということだけは確かですが、 素材はどうも毛/シルク混のようだったみたいですね。 で、材料がどこから来たのか、この辺もいまいち定かでないようです。 資料をたよりにしていたところが、GW中は閉まっていて、 そこで資料を調べることができません。 ネットで参考になりそうな資料が載っているサイトをみつけたので、 とりあえずそれでつないでおいて下さい。 連休があけたら、資料を漁りに行ってきます。

参考URL:
www.levistrauss.com/about/history/denim.htm
udehishigi
質問者

お礼

謎は深まるばかりですね(笑) Levisのページはさすが充実してます。 見てて楽しい。 それにしても、 休日が終わるのは、あっという間です…。

回答No.2

#1の方の回答にあるように、デニムの語源となっているserge de Nimeは綿素材です。 これは、コロンブス一行が乗っていた船の帆に使われていた素材です。 ですからこれを逆手に取って、「アメリカ大陸はデニムによって発見された」 という記事を昔ファッション雑誌で読んだことがあります。 で、原綿の出所ですが、当時として考えられるのはインドあたりではないかと... 今、手元に何も資料がないので、もし是非知りたい、とおっしゃるのでしたら、 ちゃんと調べなおします。

udehishigi
質問者

お礼

ありがとうございます。 是非知りたいです!お願いしてもよろしいでしょうか。 自分で調べられるところで、ネットで調べられるところまでは調べたのですが、どうにもわからず。 ジーンズはジェノヴァだよ、という話もあわせて、ジーンズ・デニムは話が尽きないネタですよね…。

回答No.1

フランスは毛織物が盛ん!と思われがちですが、 フランス・リヨンでの絹織物、ニースの綿織物など、 毛織物だけでないことが良く分かりますよね。 原料はどこなのか、ごめんなさい。 私も詳しく分かりません。

udehishigi
質問者

お礼

ありがとうございます。 織物は、やはり技術なんですねぇ。 蚕はフランスでも飼ってたんでしょうか。これも中国・日本からの輸入だったり…? 綿はどこからなんだろう?? 当時の交易ルートの話は、興味があります。よく知りませんが(笑) ナポレオン戦争でフランドルの毛織物職人がイギリスに随分と行った、という話をふと思い出しました。

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