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織物作家になるには

就活の年齢です。 今まで、美術的な勉強はしたことが無く、現在も単なる教育学部生です。 ただ、幼い頃から何か作るのが好きで手芸だけは始めて10年になります。 ですがそちらも、教室等に通って本格的に習ったことはなく、織物・染色は興味はあれど一度も触った事がありません。 手芸作家となって成功・生計を立てられるレベルになるには技術やセンスが必要であろうことは十分にわかっています。 そこでお聞きしたいのは、 1)織物作家となるために必要だと思われること   ・現在、工房等で体験し学ぶ事が先決かと自分では考えています。その上で、名乗る(売れる?)にはどういった行動を起こすべきか、学ぶ方法など、その他参考になるHP、アドバイスがあればお願いします。 2)現実的に、今後それで食べていけるのか   ・カルチャースクールの講師や、地元でそういった講座を開いたり作品を売っていく事は可能ではないかと考えているのですが、講師の需要や給与の相場を知らない為に、講師等だけで大丈夫なのか?と疑問です。 3)大学卒業後からいきなりそちらへ突貫して大丈夫か   ・今まで卒業後すぐに働く前提で、公務員・普通企業のみを見ていました。さらに数年勉強の為に費やすのは覚悟の上ですし、その間の生活費の目算もあります。ですが、検索してみるとほとんどが主婦の傍ら、といった印象を受けます。    ですので、ある程度社会で働いて収入を得た後に進むべきなのか迷っています。 2)の講師等の考えを友人に言ったときにも、世の中そんなに甘くないと言われましたし自分でも普通に就職する場所を探したほうが稼げるのではないかと思います。そのほうが安定しているかもしれません。 それでもやはり、企業といいつつ気になっていた道でもあり、無理だ馬鹿だと言われても惹かれるものがあるんです。 なので正直、いきなりそちらの世界にいくよりも収入の苦しいであろう初期に契約やパートで稼ぎつつ週一、二程度のスクール等に通い後は独学で頑張り、イベントに出展するなどして行った方がいいのかとも考えています。 率直な意見が聞きたく、就職カテを選択させていただきました。 現実的に考えていきたい事ですので、厳しい意見でも何でもお願いします。 要点をまとめきれておらず、長文失礼いたしました。

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回答No.2

ご家族の立場なら、安定的な生活を推薦するでしょう。 わたしも○十年前にデザイナーの道にすすみたいと今は亡き父にはなしたときは、なぐられて反対されました。 それは、愛かもしれません。 勘当されましたが、反対をおしきり、デザイナーになり、大変苦労しました。 今は、会社を経営する立場になって。会社をデザインさせてもらっていると思っています。 よかったと思っています。 それはなぜか。自分で選択したと思えるからです。 あなたも自ら選択することをお勧めしますよ。 まず、自分はどうしたいのかを、明確にしましょう。 自分が好きで安心できる場所(自分の部屋、庭、公園、木下など)にいって、楽な姿勢(座る、たつ、横になるなど)になって、いまやりたいこと、つまり織物作家のことを考えます。 この質問に答えてみてください。 「他にやりたいことがありませんか?」 「それらに比べて、織物作家は一番やりたいものですか?」 「織物作家はどうしてもやりたいことですか?」 これに、迷うことなく「はい」とこたえられれば、食べていけると思いますよ。 そうではなければ、働きながら趣味として、楽しむ道を模索してもよいでしょう。 私たちは、小学校や、中学、高校と教育機関で、比較されることにならされてしまいます。 また、本当にやりたいことと、食べていくためにやらなければならないことを別にとらえる視点をもつことを、ある意味強制されているようなところがありますよね。 よちよち歩きの赤ちゃんをみたことがありますか? 何度倒れても、起き上がり、嬉々として歩きます。 比較なんて関係ない、私はこのやっていることが好きなのだ、楽しいのだ、愛しているのだと思える、 あの気持ちをもちつづけたいものです。 だれかが、「それは食えないから、やめたほうがよい」といったとします。やっぱりなとそれに従ったとしましょう。 その人はそれに責任はとれません。あなたの人生に関与できないのです。これは家族ですらです。 だって、その人生を生きるのはまぎれもない、あなた自身だからです。 では、「安定した生活を確保しながら、夢を実現していこう」と思ったとします。安定した生活とはなんですか? 公務員でも、破綻したギリシャではないですが、レイオフ(首になる)される可能性はあります。 これはお金のための仕事とわりきっていても、それは確かなものではないのです。 もし、織物作家を志すならば、それを実現するために、必要な情報を集めてください。 それを反対する人の意見は聞く必要はないと思いますよ。織物作家として成功している人のところへ尋ねていって、どうやったのか、どうするのが良いかをじかにきいてください。 その人たちへたどり着くのも、織物作家への道の一路でしかありませんが、それを通らねばなりません。 私は、自分の高校から、デザイナーになった先輩10人に話を聞きにいきました。なぜ、デザイナーになったのか?どうやって親の反対をおしきったのか?苦労したことはなんなのか?どうやってその苦労をのりきったのか?一番の楽しみはなんなのか?今デザイナーになってよかったと思っているのか? で今、デザイナーになってよかったと思っている人だけの意見をとりいれました。 失敗はありません。成功にたどりつけることをあきらめたときがそれになります。 やり続ける意思をもちましょう。 私がこういおうが、あなたの自由です。これはあなたの選択です。 よい選択をされますように。 参考までに下記の本をおすすめします。 ずっとやりたかったことを、やりなさい。 [単行本] ジュリア キャメロン (著), Julia Cameron (原著), 菅 靖彦 (翻訳) 参考になれば幸いです。

  • BC81
  • ベストアンサー率25% (687/2673)
回答No.1

当該業界には無知ですが一般論として。 あなたが作家として食べていくために必要な「売上」を考えて下さい。自由業は経費が掛かるので、その分も含めざっくり月50万の売上が必要だとします。これを毎月毎月毎年毎年、夏も冬もずっと維持しなければいけません。一見の客に売り続けることで達成できるものではありません。それ以前に、仮に作ったものが全部売れたとしても、それだけの供給能力があるのでしょうか? 売上は、別に製品の販売からのみ上がる訳ではありません。スクールを主宰して学費を取るとか(カルチャースクールの講師報酬だけでは、手間賃にもなりやしません)、本を出すとかも考えられます。 いずれにせよ、製品とその作者たるあなた自身を、あらゆるチャンネルで常に売り込んだり、利益を産む仕組みを作り維持する、という仕事の比重もとても高くなります。黙々と製作に没頭するなど出来やしません。 伝統工芸ではないので、技術さえ身につければ仕事が来る訳ではありませんし、参入障壁の低さから、商売っ気のないアマチュアもあなたの利益を削る強力なライバルになりますから。 ここまで書けばお分かりかと思いますが、就職というより起業というべき性格のものですね。新卒で始めることのメリットは無いどころか、世の中を知らないことで失敗の確率は高まります。 もっとも、溢れる才能と、あなたの才能に惚れ込んでいるパトロンとパートナー(両方必要です)が既にいるなら、今すぐ始めてもいいでしょう。その場合はむしろ、現役の大学生であることも売りになるかもしれませんね。