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【読み方】綿・絹・毛 織物
小6のこどもに、 「毛織物は、けおりもの 絹織物は、きぬおりもの なので 訓読みになるので 綿織物は わたおりものと思ってた。 けど 国語辞典を引くと わたおりものは出てなかった。」 と話がありました。 (日常会話の一部分です。) (「社会」で習ったそうで、国語のカテゴリーでは間違いかも知れませんが) ============= 1)わたおりもの とは 読まないんでしょうか? 2)何故 ×織物で 綿が 音読みなのでしょうか? 3)他に どんな ×織物があるのでしょうか? など 私自身が疑問に感じました。 何か 知見のある方 お願い致します。 ============ 「めんおりもの」が 正しくない なんて 私も こどもも 微塵にも思ってはおりません。
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1)わたおりもの とは 読まないんでしょうか? 読みません。「めんおりもの」になります。 3)他に どんな ×織物があるのでしょうか? ぼうもう‐おりもの【紡毛織物】 紡毛糸または紡毛糸主体の混紡糸を用いて織った毛織物の総称。ツイード・フラノ・メルトン・ラシャなど。 そもう‐おりもの【×梳毛織物】 梳毛糸、またはそれに他の糸をまぜて織った毛織物の総称。サージ・ウーステッド・ギャバジンなど。 2)何故 ×織物で 綿が 音読みなのでしょうか? 音読み、訓読みが関係あるわけではないと思います。 原材料から考えてみましょう。 毛織物は、 動物の毛(け)で作った糸で織った織物。 ですので「けおりもの」 絹織物は、絹糸(きぬいと)で織った織物なので 「きぬおりもの」 綿織物は、綿糸(めんし)で織った織物だから 「めんおりもの」になります。 綿糸は「わたいと」とは読みません。 綿糸=綿花を原料とした糸。木綿糸(もめんいと)。 綿花=ワタの種子を包む白色または淡黄褐色の繊維。綿糸などの原料とする。 つまり「綿」は同じ漢字ですが、めんとワタは違うものということなのです。「めんおりもの」は元をたどれば ワタの種子を包む白色または淡黄褐色の繊維を原料としているわけですので「めん」と言う読みになると言うことですね。もしワタが原料だったなら「わたおりもの」と当然呼ぶことになっていたでしょう。
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- sacristain
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繊維業界に20年以上いました。 #1の方の回答の通り「めんおりもの」です。 「わた」と読むと、いわゆる「布団の中に入っているワタ」と紛らわしくなるからではないでしょうか? 他の織物としては#2の方がご回答なさっていますが、 「添毛織物」という言葉は聞いたことがありません。 普通は「毛混」「ウール混」という言葉を使いますから。 素材+「織物」という言葉は、業界でも一般でも、 「綿織物」「毛織物」「絹織物」以外は殆ど使いませんね。
お礼
ありがとうございます。 業界的にも使わないのですね!
- s_yoshi_6
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辞書(大辞林)を引くと、 「めん(綿)」木綿。もめんわた。 「わた(綿)」ワタの実や蚕の繭などから製した繊維のかたまり。古くは絹綿・真綿をさし、木綿が普及して後は木綿綿をさすことが多い。現在は、化学繊維からも製する。 とあります。 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%CC%CA&kind=jn&mode=1&jn.x=33&jn.y=16 つまり、「めん」と言うと木綿、つまり綿の種子から取った繊維を指すのに対して、「わた」と言った場合、現在は木綿綿のことを指すことが多いものの、本来は絹綿・真綿など蚕の繭から作られたもの、それも繊維そのものではなく「繊維のかたまり」という意味であることが分かります。(ちなみに、内臓を意味する「腸(わた)」も語源は同じです) ですから「綿織物」の読みは、ワタの実から取った綿糸で織った織物ということで、「めんおりもの」の方が正しいということになります。音読み・訓読みというより「わた」と「めん」では意味が違うということです。 なお3)については、上で紹介した辞書で「織物」を検索語として「後方一致」で検索したものを列挙します。 麻織物(あさおりもの) 綾織物(あやおりもの) 生織物(きおりもの) 添毛織物(てんもうおりもの) 紡毛織物(ぼうもうおりもの)
お礼
ありがとうございます。 「めん」と「わた」は 違うのですね~。
お礼
ありがとうございます。 なるへそ、 「わた」と「めん」は 異なるものなのですね!