ギブソンJ-４５所有者

質問

ギブソンJー４５を所有している方、使っている弦またはオススメの弦を教えて下さい。

それと、弦の硬さでmediumまたはhardを使っている方に質問です。
使用後は、その都度、弦を緩めていますか。いちいち緩めなくても大丈夫ですか？

よろしくお願いします。

回答No.1

LB05

'63年型J-45、調整式ブリッジのモデルを35年ほど愛用している者です。

>使っている弦またはオススメの弦を教えて下さい。

　弦はここ30年ほど、一貫してD'angelicoのミディアム及びライトを使っています。
　色々トライして結果的にD'angelicoが残った、といったところです。張った瞬間はD'angelicoより好みの弦もあるにはあるのですが、D'angelicoはトーンの持ち＝ライフが段違いです。（ワタシにとっては、D'angelicoは張ってから2～3時間持つ感じ。他の弦では3時間持つことはなく、かなり高級なモノでも、張ったそばからトーンが曇り出す弦さえあります。どれほどよいトーンでも、リハ含め1ステージ分持たないのでは・・・）
　実は、D'angelicoも20年ぐらい前？にパッケージが変わり、その時トーンが若干ニブい方向に変わったのですが、相変わらずライフは見事なのでシブシブ使い続けている、っといった感じです。
　ちなみに。
　昔のギブソン（パッケージが黒字に銀文字時代）に、＃８４０という非常によいライトゲージセットがあり（特に他の弦と比べてブッチ切りによかったのが、プレーン弦の右手の指離れ感）、コイツを大量に買い込んで使っていた時期もあったのですが・・・現在は入手出来ない様です。コイツがまた入手出来れば、現行のD'angelicoはやめてもヨイぐらいなんですが。

>弦の硬さでmediumまたはhardを使っている方に質問です

　ミディアムゲージ用に設計されているギターであれば、経験的にはイチイチ緩めなくても問題ありませんが・・・J-45にミディアムやヘヴィを張ろうとしているのでしょうか？
　J-45はライト・ゲージが標準だったと思いますが、するとミディアム以上のセットは張らない方がよろしいかと。ライブなどでどうしてもミディアムを張る必要がある場合は、保管時には弦は緩めた方が無難でしょう。
　尚、ワタシ自身、ヤミクモにライブをやっていた頃はJ-45にミディアムを張っていましたが（単にライトより弦が長持ちする、という理由で）、'60年代前半の超ナローネックにミディアムゲージはギターが可哀相になり、ここ15年ほどはライトしか張っていません。

　っというワケですが、ちなみに2点ほど。

(1)ライトが標準のギターにミディアム以上のセットを張る場合、ネックのリセッティング（ナットのミゾ幅やトラスロッドのテンションの変更など）を必要とします。試しに張ってみる、程度であればトライ出来ますが、恒常的に弦のゲージを変える場合はカンタンには元のゲージに戻せない状態にすることになります。

(2)J-45のテイルピース（ブリッジとストリングピンが乗っている、木製のプレート）は、接着＋ネジ2本でTOPに止まっています。
　太い弦を張った場合、ネックよりもこのテイルピースに剥離などの問題が起こるでしょう。実際ワタシのJ-45は、古くてニカワが風化寸前だったということもあるでしょうが、ミディアムを張っているウチにテイルピース～TOP間に紙が1枚入るぐらいのスキマが発生しました。（がしかし、テイルピースが剥がれかけたことにより急にブルージィなトーンに変わり、結局現在までそのままにしていますが。）
　それとも一つ、バック板の変形です。
　フラットTOPアコースティックでは、大なり小なり弦のテンションでバック板が丸く膨らみます（＝ボールバック）が、J-45のボールバックは他のギターより若干強い様な気がします。こんな点からも、あまり太い弦セットは張らない方がよい様な気がします。