- ベストアンサー
「羊たちの沈黙」の中で
観た人も多いと思うのですが「羊たちの沈黙」の中で 女性議院(?)に向かってレクターが "love your suites" と言ったのを『服を大切にな』と訳されています。 ところが「ハンニバル」原作の中で婦人は当時を振り返り「私のス-ツを気にいった、と言っていたわ」 となっています。 これはもしや レクターが"I love your suites" と言ったのの訳者の聞き間違いでしょうか?
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
"Love your suit." と言ったみたいですね。10年位前に見たので細かいことは覚えていませんが、刑務所での面会の場面ですね。バッファロービルの情報をクラリスに与えたあと、この台詞が来ます。面会のなかでいろいろとクラリスの「臭い」についてあれこれセクシャルなことをレクターが言っています。それが伏線です。で、「ところで、君のスーツ、いいね」がきます。やはりこういう訳にすべきだと考えます。「服を大切にな」はこういった伏線からいって、おかしいし、常識的にいっておかしいと思います。love your suit とかはお世辞でよくあるし、普通はそう解釈するでしょう。特殊な文脈なら 「愛せよ」「大切にな」とかになるかもしれませんが。 それと個人的な、全く個人的な見解ですが、"suit" はあとにでてくる「皮はぎ男」を暗示しているのではないでしょうか?皮→衣服 「シャイニング」における「鏡」のように。ではでは。
その他の回答 (4)
- hwy101
- ベストアンサー率43% (43/99)
Web上にある "the silence of the lambs"のscreenplayを読むと ご指摘の部分は "love you suit."となっています。 これは"your"の間違いなんでしょうか? そのとも言い切れなさそうです。 http://www.dance.net/read.html?postid=1761905&replies=6&page=1 などには "I love you suit!!!"となっています。 多分、その服(スーツなり、衣装なり)を着た姿が いいね(love)、という意味かもしれません。
お礼
"love you suit."でしたか! 疑問が広がります。 回答ありがとうございました
- neologist
- ベストアンサー率29% (5/17)
「羊たちの沈黙」と「ハンニバル」は見ましたが、その場面をはっきり覚えていないので、断言はできません。でも、個人的な意見を言わせてください。 字幕翻訳者は、忠実な翻訳を優先するか、ストーリーの流れを大事にするかで重要な決断をしなければなりません。いろいろな場面でこれが見られます。(ゆっくり家でレンタルでみているとよく目に付きます。) ストーリーを考慮すると、「沈黙」のレクターのセリフは、「あんたを食べてみたい」というニュアンスでいったのではないでしょうか?それを、そのご婦人は、自分の服を気に入っていたとしか解釈しなかったというシチュエーションだと思います。 このような大胆な意訳がどの程度必要かというのは、意見が分かれるところですが、避けられない場合は良く見受けられます。この場面で必要だったかは、覚えていないのでわかりません。でも、レクターは面会した人を食べる対象として見て、セリフに暗示をちりばめる場面はよくありました。
お礼
なるほど婦人がレクターの本意を誤解している、ということですね。 そういう解釈でも納得がいきます。 ありがとうございました
- eurekamazeltov
- ベストアンサー率29% (14/48)
映画は誤訳だと思います。「私はあなたのスーツが好きだよ」という意味でしょう。省略されている主語は"I"です。 ところで "Love your suits" が正しいつづりです。
お礼
suitsでしたね、。どうもありがとうございます。
- baian
- ベストアンサー率39% (276/696)
映画でのそこの話の流れははっきり記憶にありませんが、 原作に沿っているのであれば、「I love your suites」(そのスーツは大変結構)という意味が正しいです。 続編「ハンニバル」(原作)でもクラリスがマーティン上院議員に会って、レクターと会ったときのことを確認していますが、マーティン上院議員は、同趣旨の回想をしています。
お礼
同じ見解ですね、どうもありがとうございます。
お礼
こう解釈されるととても納得がいきますね。 どうもありがとうございました。