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日本の会社ルールについてご教示をお願いいたします
- 後輩が昇進する可能性がほとんどない理由とその影響について教えてください
- 上司より先に退社することの問題点について教えてください
- 仕事が終わった後に日本人が飲み会などでお付き合いする理由について教えてください
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お願い(1)後輩は先輩より昇進する可能性はなぜほとんどないのでしょうか。もしあったらどうなるのでしょうか。 最近は崩れてきましたが、日本では「終身雇用」と「年功序列」と言う制度が、長く採用されてきました。 終身雇用と言うのは、生涯、一企業で働くことです。 もちろん辞めたり転職しても構わないですが。 ただし、年功序列と言う制度があり、勤続年数(入社後の経過年数)を、「努力」や「功績」と見なし、給与や地位などの待遇面で優遇するのです。 従い、長く勤めたら有利なので、終身雇用が実現されるわけです。 後輩より長く勤めた先輩は、優遇される傾向なので、ご質問の「後輩が先輩より昇進する可能性」は、かなり低くなりますし、例外が多くなれば、終身雇用や年功序列が維持出来なくなってしまうのです。 お願い(2)部下は上司より先に退社したらなぜよくないのでしょうか。 これはルールと言うより、日本的なマナーです。 また、昇進に対してのアピールと言う部分もあるでしょう。 日本社会は、上下関係とか年齢が上であることに対し、敬意を払いますが、上司や年長者より先に退社するのは、あまり礼儀正しい行為とは言えません。 また、「上司より長く働いている!」と言う、アピールになるとは思います。 ただし、最近は残業代を圧縮したり、あるいはサービス残業などに対し、法律が厳しくなっているので、上司が帰るのを待って残業する様な行為は、法律や会社のルールで、禁止されている傾向です。 お願い(3)仕事が終わったら、日本人はなぜよく飲み会などでお付き合いをするのでしょうか。 上司からの誘いを断らないと言うのも、マナー,礼儀の部分です。 また、これも上司との人間関係を良好にすれば、昇進などに有利と言う考えも含むかと思います。 お願い(4)退社時間どおりに家に帰ったら、夫が奥さんに嫌われると聞いていますが、なぜでしょうか。 それは各家庭での夫婦間の問題で・・・。 嫌われる場合もあるし、全く嫌われない場合もありますよ。 ただ、上司が帰ってから帰るとか、上司に付き合って飲みに行くと、帰る時間は遅くなる傾向ですね。 奥さんの方も、主人の帰ってくる時間に合わせた、生活のリズムや習慣が出来るでしょう。 いつも遅い主人が、たまに早く帰ってくるくらいなら良いですが、ある日から突然、早く帰ってくる様になると、奥さんとしてもリズムが狂います。 従い、奥さんが新しい生活リズムに慣れるまで、しばらくの間は、余り喜ばれないとは思いますよ。 > お願い(5)会社では上司の命令になぜ絶対服従なのでしょうか。例外はないでしょうか。 基本的には、法律で決まっているからです。 会社は労働者と契約した仕事の内容の範囲で、指揮,命令する権利が、法律で認められています。 もちろん、労働を強制することは出来ませんので、労働者は命令に従わなくても良いですが。 その場合は、会社は労働者の賃金を上げないとか、昇進させないと言う権利がありますし、労働契約に反する様な、命令違反があった場合、賃金を下げたり降格するなど、適正な範囲の処罰権も認められているのですよ。 ただし、これは日本だけでは無く、資本主義の多くの国も同様で、また法律的には、労働者の権利の方が強く設定されています。 でも日本人の場合、上司に従わないとか逆らうのは、やはり礼儀に反すと感じますし、社内で不適切な処罰を受けたりしても、余り裁判などで争わない傾向で、それらの結果、法律とは違い、現実は会社の権利が強くなっているとは思います。 お願い(6)転職したら、なぜよくないのでしょうか 長らく終身雇用が常識的であったことと、やはり人事評価の中に、年功序列が残っているから、労働者にとっても転職は不利であるからでしょう。 10年間働いても、転職すれば、前の会社での10年間の功績は、余り評価されないのですよ。 学生で言いますと、3年生で転校すれば、他の学校でも3年生ですが、それが「また1年生から始めなさい」と言われる様な感じです。 年齢や家族構成などは考慮して、「2年生から」とか、頑張ったら「早く3年生にする」みたいな場合は多いですが、「いきなり3年生」とか、まして4年生にしてしまいますと、それまで働いていた社員にとっては、面白くないし、働く気を無くしてしまったりする恐れがあります。 従い、転職は損な部分が多いのです。
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- gouzig
- ベストアンサー率25% (536/2078)
若き日本語教師さんですね。 確かにご質問の内容は経験がないと分からないでしょうね。 (1)後輩が先輩を超えて昇進することは多くなっています(先輩は辛いです) (2)部下が上司より先に退社することはあります(仕事の状況にもよりますが) (3)仕事が終わっての飲み会には最近の若い人は参加しなくなってきています (4)退社時間どおりに家に帰れば喜ぶ奥さんの方が多いです (5)通常は上司の命令に絶対服従です(もちろん全てではありません) (6)日本でも徐々に転職が多くなっています(企業の事業変遷が激しく即戦力が求められるからです) ご質問の内容は日本企業の旧来の体質を表していますが、最近では徐々に変わってきていると思います。 もちろん個別の企業によって様々です。
お礼
分かりやすいご返事ありがとうございました。
- megurinetyuu
- ベストアンサー率45% (95/209)
(1)後輩は先輩より昇進する可能性はなぜほとんどないのでしょうか。 もしあったらどうなるのでしょうか。 今は、そんなこともないと思いますよ。 昔は年功序列というものがありましたから、年上の人が先に 出世するのが当然だったようですが、今は海外と同じように 年齢ではなく個人の能力で評価することが多いのではないでしょうか。 ただ、自分が後輩の立場だったら、先輩の上司になるのは すごく嫌ですけどね。気まずいし、やりづらいですから。 (2)部下は上司より先に退社したらなぜよくないのでしょうか。 これも、今はあまり当てはまらないと思います。 自分の仕事が終わったら、上司・部下関係なく先に帰っていると思いますよ。 私もそうしていますが、でも目上の人より先に帰るのは少し気が引けますね。 やっぱり気まずいというか、後で何か言われてるんじゃないかと心配になります。 日本は協調性とか、チームワークとかが大好きな国なので(もちろん大切なんですが)、 自分の仕事が終わったら、他の人の仕事を手伝ったりというのが暗黙の了解なんですよ。 なので、よくないというよりも、個人の心持ちというか組織としての意識が原因ですね。 (3)仕事が終わったら、日本人はなぜよく飲み会などで お付き合いをするのでしょうか。 仕事以外のプライベートなことをお互いに知るためでしょうか。 同じ職場で働く以上、信頼関係を築かなければなりません。 上にも書きましたが、日本人はチームワークを基本に考える傾向がありますから、 お互いのことをよく知れば仕事上もうまく連携が取れると考えるのでしょう。 そして、そういう時にはお酒の席が一番だからです。 (4)退社時間どおりに家に帰ったら、 夫が奥さんに嫌われると聞いていますが、なぜでしょうか。 これも全家庭に言えることではありません。 でも大体このパターンかもしれませんね。 要は、妻にとって夫が家にいると邪魔なんですよ。 なので、できれば早く帰ってきて欲しくないんです。 夫にもよりますが、家に帰れば、ご飯だ風呂だとうるさいのでしょう。 家事を積極的に手伝ってくれる夫なら、こんなことはないと思いますよ。 (5)会社では上司の命令になぜ絶対服従なのでしょうか。 例外はないでしょうか。 これは日本だけではないと思いますよ? 上司に従うのは当然だと思います。 でも、絶対服従まではいかないですよ。 おかしいと思ったら意見しますし。 でもこれも、会社やその上司にもよるんじゃないでしょうか。 逆らったらクビになるとか、飛ばされるとか、場合によっては あるのかもしれません。 (6)転職したら、なぜよくないのでしょうか。 日本では、一生同じ会社に勤め上げて定年を迎えるのが当然でした。 転職は、一度その仕事を辞めるわけですから、根性がないとか いろいろマイナスイメージを持ってしまう人もいるんでしょう。 でも、今はそんなことないと思いますよ。 今の仕事についてから、また新しい夢を見つける人だってきっとたくさん いるでしょうし。 以上、ご参考までにお力になれれば良いのですが(^-^)
お礼
面白ろい説得力あるご説明どうもありがとうございました。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
どこから聞いてきた話か知りませんが、今の日本企業全体に当てはまるものはありません。 1 今は能力主義で、先輩を追い越して出世させる企業などざらです。 2 そんなことはありません。上司の方が遅くまで残っている企業の方が多いかもしれません。 3 上司が部下のことを知るための手段だったりします。仕事場ではプライベイトなことを聞き出すのは困難なので、こういう場所が使われます。 4 家庭によるでしょうね。「夫元気で留守がいい」主婦ならその傾向があるかもしれません。 5 これはどこの国も同じでは?部下が上司の命令に逆らったらやっていけないでしょう。 6 今は定年まで一つの勤務先にいる人の方が少数派だと思います。昔は確かにそういうことはありましたが、バブル期までの話です。その頃までの日本は「企業社会主義」で会社が生活すべての面倒を見ていたので、それを逸脱する人は少数派だったからです。
お礼
ご説明どうもありがとうございました。日本も変化中ですね。
お礼
とても詳しいご説明どうもありがとうございます。ちゃんと生徒さんにお伝えいたします。