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永山基準をなくしたら
永山基準をなくしたら 連続殺人が増えるというおります。 しかし、まして、一人殺したら自棄になってもっと殺す、なんてのは それこそ空想の世界でしかないと思うんですが、考え方が お目出度いですか? ぼくは高卒で感情論でしか物事を考えらない馬鹿ですが、有識者の皆様は どのようにお考えですか?
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- lions-123
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>永山基準をなくしたら ↓ 私見<順不同> ◇永山基準が凶悪犯罪の抑止力ではなくて、死刑制度そのものが抑止力の側面を持つと言う事だと思います。 ◇刑罰での死刑や無期・懲役刑の判断基準に永山基準が非膣の尺度や前例に成っているのだと思いますが、人が人を裁く難しさや冤罪の可能性や被告と被害者及び家族の心情・価値観・人権問題も関連する中で、現在のところは、砂漠基準としての法律と判例が刑罰を課す尺度と成っている。 ◇中でも、凶悪事件の判決→死刑と無期刑の分水嶺に永山基準で言う所の被害者数が大きなウエートを占めている、その他に被告人の犯行時の年齢や精神状態、犯行動機や殺戮方法の残忍性、悔悛の情や再犯&更生の可能性が加味されて判決される。 特に、最近は裁判・判決の中に、一般市民感覚の反映も意図した裁判官制度も導入されている中で、死刑制度との関連性や前例のない凶悪テロに於いて永山基準を無視廃止&見直しを求める意見も散見される。 ◇仰るように、犯罪者心理の中で死刑制度(永山基準)は一つの抑止効果に成るケースと、自暴自棄になり連続&凶悪化の助長に繋がるケースも個人差ですがケースバイケースであると思います。 しかし、だからと言って、多数の現在服役中の死刑囚の問題、増え続ける凶悪犯罪への対応策、世界的な死刑制度廃止の広がりやアムネスティ等の人権面からの死刑廃止論etcの視野視点と論議が有り、未だ世論の合意形成は鳴く、絶対的な規定ではない永山基準の見直しや撤廃の機運・司法界での動向も現状では盛り上がってはいない。 ◇従って、死刑制度が犯罪の抑止効果、被害者家族の無念さに応えるのを優先するか、それとも人道的に許されない公権力によるリンチ、目に目の野蛮な復讐だと見るかは人様々な価値観・スタンスだと思います。 それ故に、凶悪犯罪の撲滅を目指す中でも、直接的な対策ではなくとも、死刑廃止論や終身刑の必要性が叫ばれている所でもあります。
- Epsilon03
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では本題の「永山基準」ですが、これは基準と言う名の怠慢です。 日本の裁判の場合、とかく「前例」や「判例」と言う過去の記録を主な判断材料にします。 それが時代や状況や現状にマッチするのかどうかと言う以前の事になってしまいがちです。 判断はその都度都度の状況を重視して考えるべきでしょう。 永山基準を無くしたから連続殺人が増えると言うのは暴論。 基準基準で雁字搦めにしてしまうと、選択肢が逆に狭くなる結果になる事も有ると言う事です。
お礼
回答ありがとうございます。 >永山基準を無くしたから連続殺人が増えると言うのは暴論。 殺人犯数は減るでしょうけど、殺人犯が殺害する平均犠牲者数は確実に増えるでしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。