- ベストアンサー
国会議員は毎季ごとに新しい法律法案を成立させていっ
国会議員は毎季ごとに新しい法律法案を成立させていったら、いずれ法律でがんじがらめになると思うのですが、法律が無くなるという逆パターンもやっているのでしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
確かに、毎年100件を越える法律が国会で成立し交付されていて、戦後の第1回国会から第179回国会(1947年5月から、2011年11月まで)に成立した法律は約9,800件に及び、戦前から続く法律もあることを考えると、さらに数は増えるはずです。 しかし、実際には現行法は約1,900件ほどです。 これは、公布される法律のかなりの部分を一部改正法といわれる法律が占めているからで、一部改正法とは、既存の法律の内容を改正するための規定で、施行されると既存の法律に「溶け込んでしまう」(一つになる)ものです。 これ以外にも、既存の法律を廃止する法律によって廃止されることもありますし、有効期限が予め定められ、期限の到来と同時に自動的に失効する法律もあります。 (参考文献:条文の読み方 法制執務用語研究会 有斐閣) 全体としてみれば、確かに少しづつ法律は増えているものの、がんじがらめになるには程遠い(何をもって、「がんじがらめ」というのかは難しい問題ですが)と言った感じでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど。