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理科の有機物と無機物

中3の理科で食物連鎖で、「分解者は有機物を無機物にする」と書いてありました。 「生産者は無機物を有機物に変える」と書いてありました。 この二つのことは、どのような役目を果たしているのですか?

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  • shuu_01
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回答No.1

Wikipedia にわかりやすい解説があります 【1】 分解者 分解者(ぶんかいしゃ)とは、溶脱、細片化、異化作用からなる分解活動を行ったり、それを補助する生物群集のこと。陸上生態系では、一般に土壌生物群集を指す。生物遺体や老廃物を栄養源とする生物。細菌、菌類、また、動物を含む。 生態系の物質循環において、生産者の生産した有機物を分解して無機物にすることで、二酸化炭素を大気に還元する、有機態の養分物質を植物の無機養分に変換するなどの役割をになう。このような生態系物質循環の仕組みからみれば、細菌・菌類などの微生物群集が、分解者が行う活動の主要な担い手である。 一般に、食物連鎖の上では、消費者が、生きた植物体を食べる植食者から連なる生食連鎖系に属する生物群集を指すのに対し、植物遺体を栄養源とする腐植連鎖系に属する生物群集を指す。 【2】 生物学における生産者 生物学に於いては、生態学の分野で、食物連鎖や栄養段階、生態ピラミッドなどを考える上で生産者という言葉を使う。これは、いわゆる植物(藻類を含む広い意味で)のことである。 自然環境には様々な生物が生息しており、それぞれの環境にはある程度決まった組み合わせの生物群が見られる。これを生物群集と言うが、そこに生息する動物、菌類などの従属栄養生物は、他の動植物を餌として捕食したり分解したりしてエネルギーを得ている。生物群集の食物連鎖を辿って行くとその最基部には植物が存在し、エネルギーの源は植物の光合成によって作られたものであることがわかる。植物は光のエネルギーを用いて無機物から有機物を合成しており、これを栄養源として生育する(独立栄養生物)。植物が消費するエネルギーも光合成産物に由来するので、生物群集の消費するあらゆるエネルギーは植物の光合成に依存していることになる。このような意味で、光合成を行う植物はその群集における生産者と呼ばれる。

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