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ガルバリウム鋼板仕上げの下地構成について
- ガルバリウム鋼板仕上げの下地構成についての質問です。木造2階建ての住宅を建てる際、規定により準防火性能を満たす外壁仕様が必要となります。一般的な下地構成の順序は耐力面材 ⇒ 透湿防水シート ⇒ 通気胴縁 ⇒ ボード下地 ⇒ ガルバリウム鋼板仕上げとなりますが、他の建築家の作品では異なる順序が見られました。また、透湿防水シートの位置や選択材料についても質問があります。
- 建築家の作品では構造用合板 ⇒ 通気胴縁 ⇒ 耐水石膏ボード ⇒ 透湿防水シート ⇒ ガルバリウム鋼板仕上げという順序で下地構成がされていました。この下地構成が準防火性能を満たしているかについての確認と、透湿防水シートの位置や選択材料の妥当性についてアドバイスをお願いいたします。
- 透湿防水シートの位置はガルバリウム鋼板仕上げの下地構成において、どちらの順序でも問題ありませんか?また、性能面から見て順序の妥当性を教えていただきたいです。また、透湿防水シートの選択材料については、湿気を通しながら防水性能を満たすという理由から、透湿防水シートが選ばれているのか疑問です。アドバイスやご意見をお待ちしています。
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AとBですが、前回記述しながら思っていたのですが、石膏ボードと構造用合板の両方を守りたいのならば、透湿防水シートは安い物なので、合板の上と石膏ボートの上に1枚づつ張れば良いと思っていました。 壁内結露の件ですが、ダイライトも構造用合板でも面材を使う耐力壁は好ましくないと思っています。外壁通気工法では筋交による耐力壁の方が結露の心配がありません。材料間の透湿係数の小さな数値で差を論じていても意味がありません。そんな物は使わなければ良いのです。そもそも合板が50年間強度ほ保持するとは思えないのです。間取りを工夫すれば筋交だけでも壁量計算で耐震等級3は確保できます。また、サイディング材大手のケイミューの施工マニュアル冊子には構造用合板使用時の施工例記述がありません。当然のことだと思っています。
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- kamapan
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困りましたね! いい加減な「回答」をされると「質問者」が素人さんの場合には 本当の事なのか? その事実関係を自分で調べる事も出来ませんから、 「珍解答」を信じるしか無くなるのですから、回答には「責任」を持ちましょう。 構造用合板は全く「水蒸気」を通さないと言うのは「嘘!」ですよ。 勿論、何もない状態と比較すれば「抵抗」はありますが、 それなどは「数値」を元にして検討する内容なのです。 http://www.ads-network.co.jp/dannetu-keturo/naibu-keturo-03.htm 例えば「構造用合板」は10.3で、「水蒸気」を通しやすいと言われる 「ダイライト」が3.0なので思いの他なのですが「差」は少ないのです。 「グラスウール100m」が1.25ですから、いかに「透湿シート」の0.087が 「水蒸気」を通しやすいのか? 理解が出来るはずです。 何故?室内側には「防湿シート」を使うのかと言えば452.0と言う 「水蒸気」の通しにくさがないと「壁体内結露」に繋がるからなのです。 さて外装材の下地に「アスファルトルーフィング」を使うと言う 「提案」がありましたが、「透湿抵抗値」が300.0もありますから 決して「グラスウール」や「構造用合板」にくっつけて施工してはいけません。 内部で発生した「湿気」が逃げなくなりますので。 但し通気胴縁の外側であれば、使っても問題はありませんので。 水蒸気の抵抗値の内容などは「建築基準法」に全く書かれていないので、 プロの間でも未だに「大きな誤解」が歴然と存在しているのです。 今度もプロを集めて「国土交通省」主催の「住宅省エネルギー技術講習会」 通称:断熱施工C講習があるのですが、多くの方達が 「構造用合板」では「水蒸気」は全く通らない!と信じているのです。 ここにアップした「一覧表」を見てもらえれば、一目瞭然なのですが 政府が用意した資料以外の配布は禁じられていますから どの様に「説明」すれば良いのか? 講師としては今も試案中なのです。 どの様な材料の「組み合わせ」ならば、22条地域でも認めてもらえるのか? については「審査機関」に直接聞いて頂くしかありませんね。 「補足」があれば「追記」が可能です。
お礼
回答ありがとうございます。 >いい加減な「回答」をされると「質問者」が素人さんの場合には 本当の事なのか? その事実関係を自分で調べる事も出来ませんから、 「珍解答」を信じるしか無くなるのですから、回答には「責任」を持ちましょう。 自分は素人同然ですが、独学で木造住宅の勉強をしながら自邸の設計をしてます。 建築士であると言う意味では、専門家の範疇なんでしょうが、わけがありまして、別の仕事をしていますので、CAD図面は書けても、納まり、仕様等はさっぱりです。 特に木造は初めてのことだらけで、これほどまでに奥が深いとは思ってもいませんでした。 >構造用合板は全く「水蒸気」を通さないと言うのは「嘘!」ですよ。 透湿抵抗値については以前勉強しましたが、一部わからないところがあります。 <あるサイトからの抜粋です> 「内部結露を防ぐためには、「外にいくほど開放」をし、水蒸気の流れの順番で透湿の抵抗を緩めていくということです。そうすれば水蒸気は勢いよく外に出ていきます。 外にいくほど開放ということは、水蒸気を通過させない度合いが外にいくほど弱く(小さく)なるということです。」 この度合いを透湿抵抗と呼びます。 このような理屈はわかりますが、「順番に抵抗を緩める」事については今ひとつ理解できないところです。 次世代省エネ基準では、内部の合計と外部の合計で比較しています。 452.0(防湿気密シート) 0.78(石膏ボード) 1.25(グラスウール) <内部合計>454 10.3(合板) 0.087(透湿防水シート) <外部合計>10.4 ■内部結露しないとされている各地域の内外の透湿抵抗の差 IV地域-2:1 (内側材料の透湿抵抗の合計:外側材料の透湿抵抗の合計) ※参考URLの住まいの水先案内人の記述は内側と外側が逆になっていますね・・・? 多分記述ミスかと思われます。 以上から、 454:10.4≒45:1 2:1を遥かに超えているため、正しい施工のもとであれば、結露の心配はない・・・という理屈かと思われます。 個別の抵抗比較ではなく、合計してしまう事についてはよくわかりません・・。 例えば、石膏ボードとグラスウール、グラスウールと合板・・・それぞれ外側の方が抵抗高くなっています。 「順番に抵抗を緩める」に合致しないように思えますが、どのように理解すべきなのでしょうか? >どの様な材料の「組み合わせ」ならば、22条地域でも認めてもらえるのか? については「審査機関」に直接聞いて頂くしかありませんね。 ガルバリウム仕上げ(竪ハゼ、横葺き等)も最近よく見かけますので、実際にどのような仕様でなされているのか知りたいところでした。 最終判断は審査機関に委ねます・・。
- titelist1
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鋼板の竪ハゼ葺きは屋根には問題ないが、外壁にすると台風時などでは止水面で不安があります。耐水と言えども石膏ボートは水に弱いので、防水シートでそれを防ごうとしてBの方法を採用したのでしょう。貴方が指摘するように屋根に用いるアスファルトルーフィング材の方が良いと思われます。おそらく、透湿防水シートの方が安いから使ったのでしょう。防火に対しては、透湿防水シートが表面にあると不利ではあるが、石膏ボードにも紙が貼ってあるので関係ないと思います。 標準はAですが、Bの方が優れているとも思いません。耐震性確保で大事な構造用合板を透湿防水シートでしっかりと守る方が大事であると思います。胴縁による通気層という曖昧な部分に雨水が入ってしまうと合板が腐るからです。 ところで、構造用合板は透湿性がほとんど無く、その材料を使うと内壁内に結露した水分は外に出れません。透湿防水シートを張っていても意味のないことになります。防水のためにアスファルトルーフィングを張っていても同じです。しかも、グラスウール充填断熱であると結露した水分は吸着保持され構造用合板にカビが発生してしまいます。2*4工法では内壁にフイルムを張って湿気を防ぐそうですが、天井部分からも湿気は回ってきます。ヘタをすると水分は余計に抜けなくなります。このことは、どのように思われているのですか。
お礼
回答ありがとうございます。 >鋼板の竪ハゼ葺きは屋根には問題ないが、外壁にすると台風時などでは止水面で不安があります。耐水と言えども石膏ボートは水に弱いので、防水シートでそれを防ごうとしてBの方法を採用したのでしょう。 貴方が指摘するように屋根に用いるアスファルトルーフィング材の方が良いと思われます。おそらく、透湿防水シートの方が安いから使ったのでしょう。 なるほどコスト面での選択の可能性がありますね。 防水性能についてはアスファルトルーフィング材の方が高いようですが、壁にはそこまでの性能は要求されないと言う事なのでしょうね・・・? Bを採用した理由として、「水に弱い石膏ボードの保護」との事ですが、 Aの場合、耐力壁の保護になり、石膏ボードを保護しない事になります。 認識が間違っているかもしれませんが、どちらか一方となりますと、Bが良いと思われますし、両者を満足するには、A+Bと言う事になりますが、いかがでしょうか? 基本的に竪ハゼ葺きであれば雨仕舞は問題ないとの認識ですが、施工不良もあるでしょうし、仰るように台風など万が一のことを考えますとガルバと石膏ボードの間に防水シートを張りたいところですが・・・・工務店、設計事務所のHPで実際の施工事例をみますと、耐水石膏ボードに防水シートを張らない場合もあるようです。 おそらくガルバ板金で完全に止水できると踏んでの事なのでしょうが、悩みどころです。 >標準はAですが、Bの方が優れているとも思いません。耐震性確保で大事な構造用合板を透湿防水シートでしっかりと守る方が大事であると思います。胴縁による通気層という曖昧な部分に雨水が入ってしまうと合板が腐るからです。 Aは教科書通りですが、出版しているような著名建築家が何故Bを選択したかが、気になってしまいました。 Bの場合でも、防水シートの位置が外側になるだけですから、構造用合板の保護は問題なさそうな気もしますし、通気層には雨水は入らないと思いますが、いかがでしょうか? >ところで、構造用合板は透湿性がほとんど無く、その材料を使うと内壁内に結露した水分は外に出れません。透湿防水シートを張っていても意味のないことになります。 しかも、グラスウール充填断熱であると結露した水分は吸着保持され構造用合板にカビが発生してしまいます。2*4工法では内壁にフイルムを張って湿気を防ぐそうですが、天井部分からも湿気は回ってきます。ヘタをすると水分は余計に抜けなくなります。このことは、どのように思われているのですか。<(一部省略しています) 仰る懸念はありました。ネットで検索しても構造用合板は透湿抵抗が高いため湿気を通しにくく結露が生じる事が問題提起されているのを見かけます。よってダイライト等の透湿抵抗値の低いボードを使うべきである・・当初はそう信じていました。 もちろん、間違っているわけではなく、コスト的に許せば、モイスTMを採用したいと考えていますが(防火構造の大臣認定のからみもあり、モイスTMの個別認定が使いたいためと、やはり透湿係数の違いが大きいです)、コストダウンの必要があれば、構造用合板も選択肢に入ります。 構造用合板を選択肢の一つに挙げている理由ですが、ある専門家の説明を読んで、なるほどと思った次第です。 (参考URL) http://www.nisikata.co.jp/n2002/sink/002/sink002.html 問題なのは、自分自身の周りにはその議論を共有できる専門家がいないことかもしれません。 ネット情報のみならず、専門家の意見も違う事が多く、その取捨選択能力が問われるわけですが、自分には残念ながらそのようなレベルではありません。 (建築知識でも執筆者によって違う事を書いている事もあります・・。) また、真逆の見解もあるようですし・・。 無垢材・無暖房の家 断熱・防音・透湿!奇跡の工法 山本順三 「外断熱・内断熱・化学断熱材・グラスウール・ロックウール…。みな間違いです!」といった高気密を完全否定されている趣旨の内容です・・。 セルロースファイバー断熱の推奨です。 さらにこの認識を切り捨てている専門家もいたりします。 http://unohideoblog2013.seesaa.net/article/369286384.html 自分にはどちらが正しいのかわからないわけですが、 ネットでは様々な情報が得られますから、厄介です。 自分にとって、腑に落ちたのは、気密をしっかりとする・・・方です。 少々話がそれてしまいまして、申し訳ありません。
お礼
再度回答いただきありがとうございます。 >AとBですが、前回記述しながら思っていたのですが、石膏ボードと構造用合板の両方を守りたいのならば、透湿防水シートは安い物なので、合板の上と石膏ボートの上に1枚づつ張れば良いと思っていました。 なるほど、そのような理解でよかったのですね。 2枚張る方向で考えてみます。(実際に2枚張る場合もあるのでしょうかね?) >壁内結露の件ですが、ダイライトも構造用合板でも面材を使う耐力壁は好ましくないと思っています。外壁通気工法では筋交による耐力壁の方が結露の心配がありません。材料間の透湿係数の小さな数値で差を論じていても意味がありません。 筋交と面材耐力壁の割合は半々程度のようですね。 耐力面材の割合がもっと多いかと思っていましたが、地域性もあるようですね。 結露の問題だけを考えますと、筋交が良いのでしょうが、耐震性についてはまだまだ不勉強ですので、自分の確固たる意見は持ち合わせていません。 筋交か面材か・・・という議論もあるようですが、単純比較できるものでもないとの認識です。 耐力面以外では・・・ 断熱材の事や、気密性を考慮して面材を選択されてる方もおらるようですし、合板等は将来腐って耐力も何もない・・・なんて意見もあったりします。 そもそも100年持たせるつもりでもありませんが・・・。 木造って難しいですね・・。 構造用合板については、仰るように耐用年数が気にかかるところです。 まずは自分で調べてみますが、もしかしたらここで情報提供をお願いするかもしれません・・・。