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石膏ボードの濡れ
現在、新居を建設中です。 先日、石膏ボードを張り、それに透湿防水シートを貼っていました。しかし、雨風の強い日があり、一部、透湿防水シートが破れ、石膏ボードが濡れたようです。 そこで教えていただきたいのですが、石膏ボードは濡れても問題ないのでしょうか?(触ると湿った感じがありますが、「ふやけ」はありません。) よろしくお願いします。
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機能的には大丈夫ですが、補強の紙シートがはがれたりすると強度が下がります。それがしっかり貼り付いていれば気にしなくて良い。いずれ透湿シートを経て乾燥して元に戻ります。
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- river1
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#2です。 水濡れの石膏ボードについて 濡れ方の多いボードには、含水率が最初の状態には戻りません。 工場生産では、含水率が6~8%です。 濡れ方の多いボードは、必然的に含水率が高くなり、自然乾燥したとしても国内では12%以下になる事はありません。 仕上げ工程への影響について 含水率が高くなると、上に貼るクロスの糊付きが悪くなったり、将来的にもその部分から剥離する可能性が高いです。 濡れ方のひどい物については、交換をお薦めします。 ご参考まで
- ORUKA1951
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>機能的に問題がなければ、特に気にする事はないようですね。 について補足しておきます。 石膏ボードは、石膏、すなわち硫酸カルシウム(化学式CaSO4)の無水物に水を加えて水和物(2水和物CaSO4・2H2O)にして固めたものです。元々反応が確実に進むために過剰な水を加えます。 このとき、あまりに過剰な水が加わえたり、圧力が少ないと密度が低下して強度が下がります。そのため、製造過程では「含水率や乾燥温度、圧縮圧力」が決められています。 ですが一旦2水和物になると、水にいくら触れても変化することはありません。石膏像を水を浸けて型が崩れたなんて聞いたことないでしょう。 逆に火災などで高温に接すると、水和物として含まれていた水が失われ・・・これが耐火性能・・・無水物に戻り、粉々になります。これは水を加えても、型に入ってないので元に戻せない 石膏ボードの石膏だけでは、強度がありませんから紙を表面に貼って強度を保っています。この接着に使用される接着剤は主に水性ですから、大量の水に長時間浸かっていると糊が流れ出すことがありますが、普通は切手の裏をなめるような感じで、糊が失われることはありません。また、たとえ失われても耐火性能には影響がありませんが、施工途中の作業強度や施工後の強度は低下します。 なお、紙が張ってあるため、水に濡れると光の反射率が低下して暗く見えることがありますが、これはすりガラスに水を塗ると透けて見えるのと同じ物理的な現象で心配には及びません。 いずれにしても、ボード面にふくらみがないかだけはチェックしてください。密度が低下する=体積が増えるですから。
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専門的な御回答、ありがとうございます。 「ORUKA1951」さんのご意見を参考にして現場を確認しましたが、特に問題はないように感じました。(素人目にはですが…) 現場監督さんに確認してみようと思います。 ありがとうございました。
- river1
- ベストアンサー率46% (1254/2672)
北国の設計屋さんです。 濡れた状態により対応が違います。 少し濡れた程度なら、#1さんの対応で十分ですが、濡れ方がボードの裏まで達していたり、表面が色濃く変色している場合、ボードの取り換えが必要です。 石膏ボードは、JIS規格の工業製品で、成板される過程で含水率や乾燥温度、圧縮圧力等管理されて製造しています。 雨などで水浸しになると含水率等の物性性能に変化が生じて耐力低下します。 親指の爪を立てて、ある程度軽く押しつけてみて、爪が刺さっていったり解れる様であるなら、取替えが必要です。 業者の監督者に言って、調査して安全性を確かめてから対応しましょう。 ご参考まで
お礼
御回答、ありがとうございます。 色の変色はないようです。「表面が少し湿ってるかな?」という感じです。 「耐力低下」というのは、後々のことを考えると怖いですね。 一度、現場監督さんに確認してみます。 参考になりました。ありがとうございました。
お礼
早速の御回答、ありがとうございます。 紙シートの剥がれは全くありません。しばらく晴れの天気が続くようなのできちんと乾燥すると思います。 「濡れる」という事は気持ちのいいものではないですが、機能的に問題がなければ、特に気にする事はないようですね。 ありがとうございました。