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石鹸は油で出てきているのになぜ油が落ちる?

石鹸は油から出来ているのに、なぜ油が落ちるのでしょうか。 皮膚などに使用すると皮膚の油分が取られてつっぱってしまうほど油を取ります。 油でてきているならしっとりしてもいいはずなのに・・・ 原理が解りません。 ネットでいくつか調べてみましたが、説明が難しく、理解がしにくかったため、可能であれば小学生にも解る程度のご説明を頂けたら有難いです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • nezusuke
  • ベストアンサー率48% (199/408)
回答No.3

まず、石鹸は 油から作れますが 油ではありません。 親水性、疎水性(あるいは 親油性)と言う言葉をお聞きになられたことはありませんか? 親水性というのは、水に溶けやすかったり、水に引き付けられやすい、という性質のことを意味します。 疎水性というのは、水に溶けにくかったり、混ざりにくい、という性質のことを意味します。 石鹸は この両方の性質を併せ持つ界面活性剤と呼ばれるものです。 疎水性の部分で油などと仲良くしてくっつけ、親水性の部分で水と仲良くして水と混じり、汚れを落とすのです。 それから 水性の汚れは水で落とせますが 油性の汚れは水でなく親油性の物質でないと落としがたいですね。 少しでも参考になれば幸いです。

noname#192154
質問者

お礼

石鹸は界面活性剤だったのですね。 ありがとうございます

その他の回答 (3)

回答No.4

>皮膚を溶かす成分とは具体的に何が入っているのでしょうか?  大抵はアルカリ成分が入っている。製造に必須な水酸化ナトリウムや水酸化カリウムは強いアルカリではっきりわかるぐらい皮膚を溶かすけど、それは製造工程で反応してほとんどなくなってるはず。弱めのアルカリがあると汚れをよく溶かすし石鹸の働きもよくなるので特に洗濯用では炭酸水素ナトリウムなどが添加されているのが多い。 http://www.live-science.com/honkan/alkali/  そういうわけであらためて調べてみたら必ずしも添加されているとは言えないようです。失礼しました。

回答No.2

 石けんは「油になじむもの」と「水になじむもの」がくっついている状態。「油になじむもの」の側が油汚れに、「水になじむもの」の側が水にくっついて、結果として油汚れが水に溶けて持って行かれる。この「油になじむもの」の元になるのがやはり油。  また、普通の石けんには皮膚を溶かす成分が少し入っている。これも汚れを引きはがす働きを持つ。

noname#192154
質問者

お礼

皮膚を溶かす成分とは具体的に何が入っているのでしょうか?

  • M_Sato
  • ベストアンサー率54% (550/1003)
回答No.1

石鹸は油が原料ですが、分解されているのでもう油ではありません。 油を分解すると、グリセリンと脂肪酸に分かれます。 この脂肪酸をカセイソーダで中和すると脂肪酸のナトリウム塩(たとえばステアリン酸ナトリウム)ができます。これが石鹸の主成分です。 脂肪酸ナトリウムは界面活性剤で、分子の中に、油となじみがよい脂肪酸と、水となじみのよいナトリウム(イオン)が共存しています。脂肪酸側が油を取り囲むと、水となじみのよいナトリウム・イオンが外側になるので、水中に分散して、元の油膜に再付着することを防ぎます。それで油が取れるのです。

noname#192154
質問者

お礼

油じゃなくなってるんですね。 石鹸って界面活性剤だったとは!

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