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高校数学II について
高校数学IIの、複素数について質問です。 問 次の複素数と共役な複素数をいえ。 (1) √3 という問題の答えが、 なぜ、√3になるのか不思議です。教えて下さい。 (2) -5i という問題の答えが、なぜ、5iになるのか不思議です。 教えて下さい。
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- alice_44
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たわごと: 回答は A No.1 が適切でしょう。 おそらく、質問の趣旨とは異なりますが、 私も、複素数の共役については、以前から 不思議だと思っていました。 「共役」という言葉の定義には、スッキリしない部分があります。 共役は、体の拡大一般に定義される概念ですが、もともと 複素数の実数上拡大について定義されていたものを一般化した 経緯があるために、複素数/実数 が 2 次拡大であること固有の 事情を引きずっており、キレイに一般化できていないからです。 代数の教科書を読むと、体の拡大 L/K において、L の元 x と y が (K上)共役であるとは、x と y の K上最小多項式が一致していること と定義してあります。また、L の元で x と(K上)共役なものを 全て集めた集合を「x の(K-)共役」と呼んだりします。 一方、複素数の共役は、a+bi (a,bは実数) に対して、a-bi のこと を言います。a+bi と a-bi が互いに共役であることは、ok ですが、 上記の定義では、a+bi の(実数上)共役は、集合 { a+bi, a-bi } のはずで、呼び方が一致していません。 複素数の場合の呼び方に忠実な一般化として、L の K-自己同型 φ によって、φ(x) を「x の共役」と呼ぶスタイルもあります。 「K-自己同型」とは、L から L への体同型写像で、K上では恒等 になるもののことです。L/K が 2 次拡大の場合は、K-同型写像は L 全体で恒等写像であるものと、他にもう一個しかありませんから、 恒等でないほうを φ とする「共役」は、一意に定まります。 しかし、L/K が 2 次でない場合は、K-同型写像が複数ありますから、 単に「共役」と言っても、φ を明示しないと特定できません。 例えば、有理数の 4 次拡大 Q(√2+√3) には、Q-同型写像が 恒等写像を除いて 3 つあり、a+b√2+c√3+d√6 の「共役」は、 a-b√2+c√3-d√6 かも、a+b√2-c√3-d√6 かも、a-b√2-c√3+d√6 かも知れない。一般の代数では、そこを考慮して、 a+b√2+c√3+d√6 の共役は { a+b√2+c√3+d√6, a-b√2+c√3-d√6, a+b√2-c√3-d√6, a-b√2-c√3+d√6 } だと言って済ます訳です。 複素数の共役のほうは、既に普及定着していて、それに合わせて 変更する訳にもいきませんから、用語に微妙なズレが生じる。 「複素数の実-共役」または「共役複素数」と呼ばずに 「複素共役」と呼んでしまう言葉遣いの違いも、その辺の差異と 同源であるような気がします。 …たわごとですね。 気にしないでください。
- soixante
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a+bi と共益な複素数は a-bi ということはいいですか。 実数部分a と 虚数部分 bi です。 1) √3 √3 は √3 + 0i と考えれば、共益な複素数は、√3 - 0i つまり、√3 2) -5i 0-5i と考えれば、0+5i が共益な複素数 つまり 5i こんな感じで考えてはどうでしょう。