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自己愛性人格障害の治し方
私は自分の性格でとても嫌なところがあるのですが、自己愛性人格障害の特徴によくあてはまっており、人格障害である、もしくはその傾向があるようです。 この症状にあてはまる人は、年々症状が悪化すると最近知り、とてもショックを受けました。20代後半ですが、確かに最近他人に嫉妬してしまったり、自分が尊敬するタイプではない人が目立つことを快く思わなかったり、異様に褒められたいと思っているなど、自分の性格の嫌なところが目立ち、うんざりしています。 今はなんとか自分の中に押さえ込んでいますが、あと5年、10年もしたらとても嫌な人になってしまいそうで今から恐ろしいです。少しでも治せるのなら本当に治したいと思っています。カウンセリングや心療内科などに通えたらいいのですが、今は貯金をしなければならず、通うことは難しいです。自助努力で少しでも改善できないか、方法もしくは意識の持ち方などご存知の方おられましたら、アドバイス頂けないでしょうか。 ちなみになのですが… 私は3歳位の頃から、母が精神的にふさぎがちでほとんど笑顔がない環境で育ちました。小学生時代は良い子となるように気をつけ、物心ついた中学・高校の頃からはどうにか家庭環境を良くしたい一心で母を毎日褒め、励まし続けて過ごしてきました。幸いなことに、毎日明るい言葉をかけていたことが効果あったようで、母は現在はとても明るくなり、今では充実した日々を過ごしています。母は純粋で悪い人ではないのですが、プライドが高いところがあり、人付き合いがとても苦手な人でした。私も人付き合いがやはりとても苦手となり、友人との関係構築に苦労しました。人付き合いや他人への思いやりの持ち方は色んな本や他の人の実際のやり取りから必死に学び、家に帰ったら母を褒め続け(親子が逆転しているような感覚がずっとありました)、安心できる感覚を幼少期、思春期に持つことができませんでした。私はもう結婚もしていますし仕事もしていますので、親からは独立していますが、これからも母を幸せにしてあげたいと思っていますが、時折猛烈に幼少期・思春期にずっと不安なまま過ごしてきたための、自分の性格や対人関係の問題に今だに対処していかなければいけないことに辛くなります。異様に褒められたいと思っている性格を克服し、のんびり色んな人に優しく、毎日平和に過ごしたいです。
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まず、あなたがしなければいけないことは自分を好きになりそして愛し、育てていくことです。 特に「育てる」という部分が大事になってきます。 自己愛性、とありますがあなたは自分を愛してはいません。 自己愛とは、自分を許し・認めることです。 そしてそれがきちんとできた上で初めて、他人を愛せるようになるのだと僕自身思っています。 まずはきっちり自分と向き合ってください。 つらいでしょうが、それが第一歩目となります。 始めは自分を観察するだけでいいです。 どういうことかというと、他人に嫉妬を感じたら「私は今、嫉妬を感じている」異様にほめられたい自分に気づけば「私は今、異様にほめられたい衝動にかられている」と感じてください。 感じるというよりは自分の行動そのものを見ていく、と言ったほうがわかりやすいでしょうか。 それができたら、次にそれらをなくしていくことに入ります。 しかしながら、あくまで基本は自分の行動や感情を見ることですからこのことも忘れずに行います。 自分の行動・感情に嫌な感じを受けたら今度はそれも見ていくことになります。 「私は今、自分が起こしている行動や感情に嫌な思いを抱いている」と。 これができたうえで初めて、なくすことに着手していけるようになるのです。 そのやり方は、まず嫌な感じを受け止めることから入ります。(受け入れる、つまり受容は控えてください) 受け止めたうえでさらに嫌な感じだと気付いた時には、それを手放してください。 それで嫌な感じでも受け入れてもいいと感じた場合は、とりあえずその感情を受け入れます。 そうしてもなお嫌な感じを受ける場合は、受け入れた状態から手放せばいいんです。 これの繰り返しになります。 僕の場合は怒りという感情をなくすため、4年近くこの方法をやっています。 しかしまだ取り切れておらず、一生かかっても全部取り切れるかはわかりません。 あなたの場合はそれを抱いてきた期間が長いので、かなりきついと思います。 僕も何度投げ出しそうになったか分かりません。 でも少しずつではありますが確実に前と比べて怒りが減ったり、また怒りが生じても収まるのが早くなったりしています。 これはその分自分が成長している証しとなるため、この様子を見ていくのは楽しくもありまた嬉しくもなります。 きついとは思いますが僕もまだ人生という道の途中、あなたも道の途中つまりは同志なのです。 ということは、まわりすべてが同志だといえませんか? 例えば隣にいる人、前に座っている人はたまた何かの縁でお世話になった人・今お世話になっている人もそうです。 それに、植物や動物・昆虫なども同志であると僕は考えています。 >異様に褒められたいと思っている性格を克服し、のんびり色んな人に優しく、毎日平和に過ごしたいです。 このような性格になることを心より願って、終わりの文章とさせていただきます。
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- 0fool0
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アドバイスにはならないでしょうが、私も同じ症状があります。 私は父に認めてもらえた事が無いのですね。 父は答えに窮すると「お前の考えでは世間でやっていけない!!」が口癖です。 勿論、父の言う通りでして私は健全な人間関係というものを殆ど築けません。 と言うか、築く気どころか挨拶さえもしないで済むならばしたくないのですが。 気の置けない友人ですら、私は彼らに対し、自分の方が上だと心から思っているのです。 別に友人を馬鹿にしたりはしませんし、寧ろ褒めまくっています。 恐らく自分が褒められない反動からでしょう。 良くこんな人間と酒を飲んでいて楽しいと思えるものだと、友人に感心します。 何しろ思った事は全て口にする様な人間ですから。 そんな私も歳を重ねる毎に、心が落ち着いて行くのが実感出来ます。 人の賛美は今でも欲しいです。(もらった事は無いので、その時の気持ちを想像は出来ませんが) しかし賛美されない等身大の自分も理解しているのです。 現実とのギャップに段々と納得をしていっているのでしょうし、賞賛が有っても無くても変わらない自分を知っているからでしょう。 と言うより、変わりませんねぇ・・・・。 やはり私は私です。 すいません、アドバイスにはやはりなっていませんね。 お耳汚しでした。
- まさしろ(@masasiro)
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自己愛生障害はあくまも後天的に形成された性格ですからね。それは、今後の貴方の考え方や振る舞いで、貴方の性格はいくらでも変容する余地があるということでもあるのです。貴方は貴方のなりたい貴方に、今後なることが必ずできると僕は思います。大丈夫ですよ。 貴方の分析の通り、幼少期の生活環境、とりわけ周囲の人間関係から受ける「愛情」の影響は、その後の人生に大きな影響を与えるものです。三つ子の魂百までとはよく言ったものですが、自分を抑え込んだり、わがままな振る舞いができなかったことは、本当に辛いことですよね。 貴方の場合は、お母様からの「無償の愛」を感じることができなかったこと。また、無償の愛そのものに対して貴方の心の中で疑いが生まれてしまったことが、貴方の自己愛を肥大化させる原因にもなったのかもしれません。 しかし、時間を戻してもう一度過去の問題と向き合うことは、実は人間には容易にできることです。貴方の幼少期に、誰に対して、どんな不満を持っていたのか?その時に言いたかったこと、できなかったことは一体なんだったのか?そのことと向き合ってみて下さい。 (多くの場合、そのような後悔が、心の中で「固着」したり、または形を変えて「愛着」となって、何かがある度にそのことと結び付けてしまうことが精神症の共通の原因のようです) そして、そのことを伝えたい人が今もご健在で意思の疎通ができるのなら、何度でも話し続けることで貴方の問題は、徐々に問題では無くなってくるかもしれません。僕はこのことを過去への復讐と考えます。復讐は相手との関係の断絶を望むものではなくて、むしろ相手に気付きや反省を与えることで関係を改善して行く行為であると思います。 復讐は相手との仲直りに必要なのです。もっともっと、今以上に仲良くなれたら、その方が素敵ですからね。そしてとても重要なことは、過去の出来事は、現在に至っても尚「新しい意味」を持つことができるということですね。 自己愛性パーソナリティ障害の特徴を貴方もご存知のことと思いますが、この障害が本当の障害として問題となるのは、お互いの愛情を交換し合うという人間関係を築けないところにあると思います。どうしても人間関係が隷属的になって、相手は自分の引き立て役というような関係になりがちですね。 事実、貴方はお母様を励まし、元気付けることでお母様は大いに助けられたと思うのですが、一方で、貴方は励ます側、お母様は励まされる側というある種依存にも似た一方的で形にはまった関係を構築してしまった。この一方的な関係というものが貴方の自己愛を肥大化させた要因でもあるのでしょう。 貴方には人を魅了するだけの価値があり、それを満たすことで貴方は自分を認めることができたのだと思います。そうやって自分自身を構築してきたのですから、周囲からの評価、特に利用価値があることを褒めてもらいたい、認めてもらいたいと思うのは当然です。 一方で、貴方にたとえ全く利用価値が無くなったとしても、貴方の存在そのものに、貴方の生命そのものには一貫した価値が「ある」ということへの認識も合わせて持つことが大事であると思います。そして、貴方の生命がそうであるように、他者の生命に対しても同様に価値を認めること。とりわけ、貴方の気に入らない人間に対しては特にそのことに留意して意識を向けることが大切であると思います。 自己愛性障害にも、親和性と拒否性があって、障害と親和している場合は、反省が全く生まれませんから、自分のファンや味方を増やすことに躍起になって、それ以外の人間には関心が無いか敵対するしかないという現実に消耗しつつ、私は特別なのだからと、理解できない相手を蔑むという繰り返しを生きる他に無いようです。 貴方はそのことに疑問を持ち、それを拒否するのなら、貴方には貴方の考え方に対して反省が生まれ、貴方の考え方にバランスを与えてくれる結果をもたらすでしょう。貴方は考え方が偏狭に偏らないように「矛盾」を探して下さい。矛盾を持たなければ人間は精神を正常には保てないでしょう。 愛が愛を次々に生み出す関係を目指して下さい。プラトンの「饗宴」という本に詳しく書かれています。ご参考までに(^-^)
- obrigadissimo
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Abandonment-depression 難しいんですよね。 BPD(=境界性人格障害)は、難しく、数年前までは、 日本には治せるドクターが2人しかいないと言われていました。 以前、BPDの女性から質問があり、 ドクターから《BPDは治らない》と言われて、落胆したものの 《限りなく症状を落ち着かせることならできる》と言われて その質問者さま自身で、いろいろお試しになられて、その質問文に 見る限りでは私にはBPDと感じられないほどに症状が減衰されている ケースがありました。 極めて難しいBPDをセルフ・コントロールで克服したのは 驚嘆すべきことであると思ったものでしたが、アナタさまも 《限りなく症状を落ち着かせることならできる》という奇跡に チャレンジして、落ち着かせてみませんか。と言うより、 質問者さまは既に、シッカリと セルフ・コントロールしておられますよね。 更に、つづけてみてください。 コラム、エッセー、手帳絵画 or 絵手紙、作詞作曲etc.の 芸術の実作に親しんでみませんか。 (作曲は、いまは、ハミングで録音しておけば、 シッカリ、音楽にしてくれるソフトがありますので、 楽しんでみてください) 〈ふろく〉 奇跡は、少し、時間がかかるの。 (『Cindellera』 Fairy Godmather) 自殺未遂や自殺脅迫の繰り返しなどがないのは 大いなる救いですね。 Good Luck!