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持久走などで過呼吸
中学三年生の女子です。 私は昔から体力がなくて、持久走などは必ず一番最後とかでした。 でも、過呼吸とかにはなったことはなかったのですが…中学生になって、体育の時間は毎回900mランニングで過呼吸になり、保健室に行くことになってしまってます。 また、持久走など激しい運動をするとすぐに過呼吸になり、最近では手と足の感覚がなくなったり、激しい吐き気、腹痛、喉の痛み、胸の痛みなどますます酷くなってきました。 でも、保健室にいって袋を使って深呼吸していたら落ち着いてきます。 毎回体育の時間は、呼吸の仕方を変えてみたり色々工夫はしているのですが、どれも効果はなく、今では体育が恐怖と化しています。 親にいっても、運動不足で体力がないからとすまされてしまうような現実で、病院も先生に勧められたのですが、なんと言っていいかで行っていません。 犬の散歩みたいに少し走るだけでも、すぐに苦しくなったりします。 これは、何か原因があるのでしょうか? つまらない質問で申しわけありません…
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- fujic-1990
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> 保健室にいって袋を使って深呼吸していたら落ち着いてきます。 なるほど。そういうことであれば、「気持ちのもちよう」だと思います。 最近は、「過呼吸の沈静化には袋を使うのは危険だ」、「袋を使った呼吸法には過呼吸を止める効果はない」、という研究が認められています。 袋を使って深呼吸しても、落ち着かないはずなんです。 ところが落ち着くのだとしたら、それは「気持ち」・・・ こうすれば落ち着くんだという自己暗示、の結果だということになります。 女の子の中には非常に感受性の強い子がいて、そういう子は、ほかの子が過呼吸症状を起こすのを見ただけで、自分も過呼吸症状がおきたりします。仮病じゃナイんですねぇ。 質問者さんの場合も、そうなんじゃないかな。 走る→たくさん呼吸しなければと思う(強迫観念)→過剰に呼吸してしまう→苦しくなる、という流れだと思われます。原因は思い込みですねぇ。 ですから、どうであれ気持ちを落ち着けて、「過剰に呼吸する必要はないのだ」と思うことでしょうね。 どんなに呼吸しても、血液に含むことができる「酸素の量」は限度があります。 中三なら知っているでしょうが、血液中の赤血球のヘモグロビンが酸素と結びついて体に酸素を届けるわけですが、赤血球の数は限られています。 全部のヘモグロビンが酸素と結びついてしまったら、それ以上結びつけませんよね。どんなに酸素を肺に取り入れてもムダ。 とりわけ女性の赤血球の数は男性に比べて少ないので、結びつく酸素の量も男性より少ないのです。 だから、たくさん呼吸したって「ムダ!」なんです。だから、走っても、そんなに激しく呼吸しなくていいんです。深呼吸もムダなんです(過呼吸の場合)。 それが真実ですので、信じてください。 走ってもそんなに呼吸しなくてもいいんだとわかったら、多少気が楽になるんじゃないかと思います。気持ちが楽になれば、過呼吸はおきなくなります。 実は単に「ムダ」じゃなくて有害な場合さえあるのです。 過剰に呼吸すると、呼吸のたびに、血液中の二酸化炭素が肺を通じて体外へ吐き出されるんです。 なんでもバランスは大切で、血液中の二酸化炭素が異状に少なくなると、脳が危険を感じて気分が悪くなります。 袋を使って呼吸しても、血液中の二酸化炭素が肺を通して体外に出て行くのは変わりません。 他方、袋の中の酸素の量は少ないです。 そうすると、今度は必要な分の酸素が肺に取り入れられなくなるので、「袋を使っての呼吸は危険」なのです。 袋を使って呼吸するのは止めたほうがいいです。 運動をしたからと言って、そんなに呼吸をする必要はないし、いったん過呼吸状態になってしまったら体を横にして、ゆっくりと息をしながら、羊の数でも数えて、心を落ち着かせるのが良いでしょう。 とは言え、質問者さんのが本当に過呼吸なのかどうかは、私たち回答者にはわかりませんので、とりあえずは医者に行くのが一番です。肺に病気でもあっては困りますのでね。