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「うつ」ってのは製薬会社がビジネスのために作った?
うつ病は製薬会社が、自分の薬を「抗うつ剤」として、 売り出すために作った病気という説があります。 ほんとうですか? なんか実体験や専門的なことをご存知の方は お願いします。
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薬会社と学会の共同作業です。 私たちが昔、ポリクリで習ったうつ病というのは、単なる抑うつ気分だけでなく、そこから、一歩、壁を越えてしまった感がある疾患でした。私はこんな役にたたない人間だ..と言ってる側から、私がいないと会社が困るといった発言があり、どっちやねんと突っ込みを入れたくなるような、"いっちゃった感"がある疾患だったのです。 ところが、アメリカ精神科協会からDSM-IIIが発表され、そういう"いっちゃった感"があろうがなかろうが、一定の基準をみたせばうつ病という診断になってしまったのです。これで"うつ"病患者がどんと増えました。流石にこれはいかん、なんでもかんでもうつ病になってしまうという批判がでて、改訂版のDSM-IV作成時には、なんとかしようという動きもあったようですが、うまい汁を吸ってしまった薬会社がそういう動きを塞ぎ込んでしまい、20年間で注意欠陥障害と診断された人は3倍、双極性障害は2倍、自閉症関連は20倍を超すようになりました。 ですから、薬会社と学会が結果的にはうつ病の概念を変えて、適応範囲を広げてしまったと考えていいかと思います。今は日本の精神科医も過当競争時代で患者が欲しいので、遊ぶのはいくらでも遊べるが仕事になると頭が痛くなる..なんて人まで新型うつ病と名前をつけて、患者にしたてています。
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うつ病って、遥か昔から人間が向き合ってきた病気だと思うが。 それこそ、もう古代から。 ただ、「作られるうつ」「現代病」という表現の仕方で、現代のうつ病への対処法について批判している人はいます。 ゲイリー・グリーンバーグ(Gary Greenberg) 精神療法士、作家。 ただこの論は、あくまでも医療のあり方への批判。 「うつ病は昔はなかった」「うつ病は作り出された現代病である」という意味ではないので、誤解なきよう。 一応、以下を見てみる? 3年半前に放送された内容だが。 http://democracynow.jp/video/20100301-3
- kimamaoyaji
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光トポグラフィー http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E3%83%88%E3%83%9D%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC で鬱病であるかどうかの判断は出来ます、という事は。 >「うつ」ってのは製薬会社がビジネスのために作った? と言うのは悪意のある噂でしかないという事です、実際鬱病で苦しんでいる人も要る訳ですし、正式に病名としてもあり、鬱病で、休職や、休学など認められている訳ですから、変な噂でなく、病気としてきちんと根拠のある病気です。 極端な話、これが噂だと言うなら、癌も噂って事になります、ただ心の病だけに、CTやMRI、レントゲンやカメラなどでこれですよと言うレベルでは無いです、でも例えば胃のポリープだって精密検査をしなければ悪性の癌かどうかは判らない訳で、CTでポリープが有ったら癌と言えないのと同じく、鬱の症状が有るからといって、抑うつであって、鬱病に至ってない場合もある訳です。
- pluto1991
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「ぐうたら病」「やる気のない奴」みたいなカテゴリーを「うつ」と化学的に解明できて、それを打開する薬剤も開発できた。 それはそれでいいと思います。救われている患者さんだって多いだろうし。 わたしが「あれ?」と思うのは たとえばストレスですよ。 たとえば得意先からの発注の納期がどうしても間に合わないとか、10万個納品したものが全部不良品だったとか、女房がなんとか、とか、もう本人だって「明らかにこれがストレス元だ」って、分かっているストレスってあるじゃないですか。 それを、心療内科に行って 「仕事が心配で寝られません」 「ああ、それはストレスですね。睡眠薬を処方しましょう」 という形で化学的にストレスを殺してしまうというか、実はクスリで納期が間に合うわけじゃないのに、とりあえずクスリで眠れるようにしてしまう。それに健康保険が使われて、という形って、「これ本当に病気ですか?」って感じがするでしょう。 そういう「逃げ」に比較的簡単に利用されてしまうという猜疑心があるから質問者さんのような質問が出るのだと思います。
お礼
ありがとうございます。 お詳しいのですね。 なるほど。 たしかにうつという病気はあった。 しかし、利益のためにその枠をメッチャ広げた。 結果、20倍ぐらいになったと。 いやはや、すごいですね。