企業向けのITシステムの設計・開発に携わっていますが、ある程度の規模以上の会社であれば、顧客リストは最重要機密に指定されています。
外部からちょっとハッキングしたくらいでは、触ることのできないエリアにサーバが置かれていますし、最近は企業側も情報流出対策を進めているので、社員と言えどもうかつに触れば情報流出を会社から咎められ、解雇の対象、さらには懲罰として賠償裁判にまで発展する事例が増えてきています。
ですので、警察沙汰になりたくなければ、ご質問にあるような内容を日本で行うのは、是非やめてください。
まあ、こんなところで質問しているくらいなので、その筋(いわゆるスパイ関連)ではないと思いますが。
一つだけリスクのない手口があります。それは公開情報の収集と分析です。
東証に上場しているような企業であれば、投資家向けに自分たちの会社がどのような事業をして、どれだけ利益を上げているかを公表しています。
これらの資料を熟読し、かつその企業の推定顧客を調べると、細かい数字まではわかりませんが、ある程度推察が可能なケースもあります。
また業界団体が「XX白書」というような題名で、業界の情報をまとめていることもありますし、あとは「日経XX」のような業界紙や雑誌を読み込んでいくことで、けっこう情報が集まったりします。
なお私自身は、最初に就職した大手企業にいたとき、そういった公開情報を集めて、ITのソフトウェア産業の動向を調べて報告書を作るような仕事をしていました。
担当する業界に精通していないと難しいですが、何年か同じ仕事をしていれば、だんだんコツがつかめてきます。
お礼
わかりました。公開情報から推定するのは私にとって難しいですがやってみます。 業界紙なども利用して情報を集めます。 いろいろ教えていただきありがとうございました。