>粉末水飴はもとの水飴にもどすことが可能なのでしょうか?不可能なのでしょうか?
水飴は、グルコースやマルトースが水に溶けたものです。
>完全に凍ってもカチカチにはならず、手作りにありがちなシャリシャリもできません。
これは、氷の大きな結晶が出来るか否かの違いです。
スクロース(ショ糖)であるか、水飴であるかには依存しません。
様々な配合でテストしています。
>科学の実験みたいな解説よりも具体的なレシピでのアドバイスをしてくださると助かります(^^)
料理とは、化学の典型的な応用ですよ。料理とは化学変化、化学反応そのものです。
水飴は、甘味料としてはそれほど甘くはありません。そのために同じ甘さを作り出すためには砂糖よりもたくさん必要になります。(そのため、カロリーが高くなります。)水飴が、粘度調整に役立つのは、同じ甘さにするために糖質の量を増やす必要があり、それによって氷の大きな結晶が出来にくくなるからですよ。粉末水飴を沸騰直前の熱湯で溶かすと粘調性のある水飴になります。
水飴は、御存知のようにラクトースやデキストリンといった虫歯菌の大好きな糖類を含むこと。同じ甘味を得るためにカロリーが高くなることなどで、最近は使われることが少ないと思います。代わりに増粘剤として天然由来の多糖類--カラギナンやグアーガムを使うことが多いです。
アイスクリーマーは無くても、固まり始めるタイミングで冷凍庫から出してかき混ぜるとかすれば良いです。
お礼
面白いレシピをありがとうございます。 菌についての心配まで恐れ入ります。なんだか責められているようで気が沈みましたが… 粉末水飴を水飴にもどす手順などわからずじまいですが、これでしめたいと思います。