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文学小説について
ドストエフスキー「カラマーゾフの少年」「罪と罰」、カフカ「変身」、これらの作品以外で“これは絶対読んでおいた方がいい”という作品を教えてください。 海外文学のみで。
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イプセン「人形の家」 戯曲ですけど、夫婦と個人っていったい?というのを考えさせられます。 気に入られたなら、「民衆の敵」もいいとおもいますけど、 文庫本は、未だ竹山道雄訳の旧字旧カナしかないかもしれません。 原千代海の訳は旧字じゃないはず。 オスカー・ワイルド「サロメ」 これも戯曲。新約聖書にでてくるヨハネの話が元ネタみたい。 ジャック・ロンドン「白い牙」 動物文学です。 スタンダール「赤と黒」 ジュリアン・ソレルという主人公の野望に満ちた人生と関係する女性の愛情と・・・。 パール・バック「大地」 中国が舞台で主人公王龍とその一族の栄枯盛衰の話。 フーケー「水妖記(ウンディーネ)」 人間に恋をした水の妖精(ウンディーネ。英語でオンディーヌ)のお話。 プーシキン「スペードの女王」 金と名誉とを求める平民出の主人公ゲルマンが悪事を働き、破滅する話。短篇。 フリードリッヒ・シラー「ヴァレンシュタイン」 戯曲。三十年戦争で旧教同盟の有力な軍人だったヴァレンシュタインの末期。 皇帝を裏切り、新教連合のほうにつこうとして、部下に背かれる実話にいろいろな要素を加えたもの。 モリエール「ドン・ジュアン」 ドンファンといったほうがいいのかもしれない。 しかし、それをいうと同じ題材のホセ・ソリーリャ「ドン・フワン・テノーリオ」のほうがいいのかも。 放蕩な男が復讐される話。 蒲松齢「聊斎志異」 狐と狸と幽霊と妖怪と仙人と・・・。短篇が大量に載っている作品集。 芥川龍之介の「杜子春」の元となった話とかもあり、日本の文豪とかにも愛読者が多いようです。 有名な作品でこれと思うのをいろいろ挙げてみました。 お好みにあいそうなのをどうぞ。
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>ドストエフスキー「カラマーゾフの少年 ? ジュニア向けに編集しなおされたものかもしれません。一般的には「カラマーゾフの兄弟」で通っています。 >これらの作品以外で“これは絶対読んでおいた方がいい”という作品を教えてください。 絶対読むべきという読み物は私には思いつきませんが、古典の作品には読み出したらやめられない面白いものが沢山ありますので、いろいろ最後まで読むぞというような堅苦しい気分ではなく、楽しもうと思ってあれこれかじって(つまらないと思えば止める)みるのが良いかもしれません。要は読書の楽しみを知るということです。私のおすすめはロシア文学ではトルストイ「戦争と平和」、これは偉大な通俗小説とも言われていて、(私には)やめられない面白さでした。フランス文学ではフローベール「ボバリー夫人」、スタンダール「赤と黒」、ドイツ文学ではトマスマン「ジャン・クリストフ」、イギリスではやはりシェイクスピアの戯曲が意外と面白いです。それとサマセット・モーム「月と6ペンス」でしょうか、 アメリカではエドガーアランポーの小説群は短編が多くて読みやすいです。散文詩もありますが、多くは推理小説の手本になった通俗小説といってもいいと思います。 それと、やっぱり絶対よまねばならないものは旧約、新約の「聖書」でしょうね。新約はご存知と思いますが4編のイエス伝記ですが、それぞれ私は面白く読みました。 ご参考になれば。
お礼
「カラマーゾフの妹」というのもあるそうです。聖書は持ってます。
お礼
ありがとうございました。