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愛工大名電のバント徹底について

中学校で軟式野球の指導をしています。 選抜で準優勝した愛工大名電は、徹底したバント策を貫きました。 今日(4月6日付)の朝日新聞の「大会を振り返って」というコラムで、「ただ、場面に関係なく一球目からバントの構えをする姿に、首をかしげる指導者も多い」と書いてありました。 私は、バントの構えで揺さぶり、相手バッテリーの制球の乱れや守備のミスを誘う策は、高校野球においては当然であるし、安打頼みの大味な野球よりも戦法として優れているし、認められるべきだと思います。 しかし、朝日新聞には、こうしたバントの徹底は「どこか閉塞的に感じる。野球が小さくならないか懸念する」と書いてありました。 私は「バント」というのも大変攻撃的な戦法だと思っています。 みなさんはどのように思われますか?

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  • hukusan
  • ベストアンサー率16% (52/318)
回答No.2

バント攻撃は一つの戦術であり、否定されるものではないと私は思います。守備練習と共に、バント練習は、どこもの高校がしてることであり、高校野球の基本中の基本です。それを、徹底して出しただけのことですから。 それに対して、相手校はいかに未然に防ぐか。そこでまた、野球のレベルが上がるのです。 ですから、決勝戦ではバントを簡単に処理されてからは作戦を切り替えました。ここで野球のレベルが一つあがったのです。                攻めダルマのように攻めるのも一つの戦術、バントで攻めるのも、足を生かして攻めるのもそれぞれ攻撃策なのです。何が正しくて、何が間違ってるなんてあり得ないのです。ルールに則ってるわけですから。 いやあ、決勝戦はどちらも素晴らしかった。というものを見せてくれました。済美は、今まで惑わされたバントを簡単に処理するようになり(もちろん研究はしたでしょうが最初は戸惑わされてましたし、そう簡単に理屈どおりに出来るものではありません)、愛工大名電はバント策からバッティングに切り替えてもきっちり打ってました。どちらも、素晴らしい。 野球の攻撃策も守備策も一つではないということです。 マスコミには、こういった奥のことわからないでしょう。 とにかく、非難材料を見つけては書いてるだけですから。

kotsuauzodehi
質問者

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ありがとうございます。 >いやあ、決勝戦はどちらも素晴らしかった。というものを見せてくれました。済美は、今まで惑わされたバントを簡単に処理するようになり(もちろん研究はしたでしょうが最初は戸惑わされてましたし、そう簡単に理屈どおりに出来るものではありません)、愛工大名電はバント策からバッティングに切り替えてもきっちり打ってました。どちらも、素晴らしい。 私もそう思ったのです。 全く同感です。 両校とも本当に素晴らしかった。 あの試合を見て戦法を非難するコメントを出すということが変だなと思ったので、今回の質問を出したという次第です。 丁寧なご回答、ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • jenna
  • ベストアンサー率13% (46/340)
回答No.6

愛工大名電のバント策と言われているのは,普通ならやらないランナーなしの場面とかのことでしょうか. 昔,作新学院の江川投手を打つためにバントの構えでタイミングを取った柳川商業のようなバント策は面白いアイデアだと思いましたが,今回の愛工大名電のバント策は守備が鍛えられている相手にはなかなか通じるものではないでしょうね. 決勝戦の済美の3塁手はかなり前進守備をしていて愛工大名電はバントをしてはアウトを済美に献上していたように感じました.それで途中で普通のバッティングに切り替えたのは仕方ない選択だったのではないでしょうか. しかし彼らがそれで甲子園に出てきたのも事実でしょうから,最後までそれで貫くのも彼らのやり方だった思います. 今はヤンキースの松井選手の全打席敬遠をしたときは,世間の評判とは逆に明徳義塾の作戦をすごいと思いました.無条件に塁を献上するリスクと打たれるリスクを天秤に掛けて選んだ戦法だったはずだからです. それをもっともらしく批判する人たちに疑問を持ちました. スポーツは勝負事です.どういう作戦を採るかも勝負をかける上で大事なことだと思います.

kotsuauzodehi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >決勝戦の済美の3塁手はかなり前進守備をしていて愛工大名電はバントをしてはアウトを済美に献上していたように感じました. 確かにそのとおりだと思います。 戦法に固執しすぎた面はあったと思いますね。 >それをもっともらしく批判する人たちに疑問を持ちました. というところに大変共感いたしました。 ありがとうございました。

回答No.5

私も、「色々考えてあるんだろうな」と思いましたが、やっぱり正直なところ、バントの構えをされると、ちょっとテンションは下がりますね。1塁2塁とかの場面で。 でも、高校野球は、マスコミのためにあるものでもないし、娯楽野球でもないし、ただ頂点に立つためだけにやっているものだから、名電の判断にはその点、正しかったと思います。その結果、選抜で快挙を成し遂げたのではないかな。最後は少し残念でしたけどね。 マスコミが「閉鎖的に感じる」のは、「かっとばす」みたいなものが元々好きだからじゃないのかな・・・その方が同じ記事を載せるのに、ハリが出ると思っているとか。でも相手は高校野球ですからね。マスコミが懸念するほど、ヤワなものじゃ絶対ないです。 済美は素晴らしかったですね。もちろん選手の力もあるのでしょうが、監督の力もかなりあるんでしょうね。うちの高校にも来てくれないかなあ・・・あんな人(笑

kotsuauzodehi
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ワンナウト一塁二塁でバントをするのは、アマチュア野球では当然考えられる作戦ですよね。 盗塁に備えて前進できないサードの前にセーフティを狙って…というのではなくても、たとえツーアウトになっても、ランナーが三塁にいるだけで守備側のプレッシャーは格段に違いますし…。ヒットはもちろん、野手のエラー・パスボール・ワイルドピッチ・ボークなど、得点の仕方も様々に考えられますしね。 セカンドランナーがいても、次にホームインできる安打が生まれる可能性がそれほど高いとはいえない場合も多々ありますから、たとえツーアウトになっても進塁させる、という考えは当然だと思うのですが…。 プロ野球によって、「スコアリングポジション」という考え方が広められすぎてしまったからかもしれませんね。 私も、済美の監督の力はすごい! と実感しております。

回答No.4

 今年の名電の野球は、色々と試行錯誤した結果ではないかな?と思ってます。  「個」が例年に比べ弱いため、どうやって勝つか?を考えた末でのあのバント攻撃での揺さぶりなんでしょう。  そして、それはここ数年、強力打線を持ちながら打てない・勝てない状況の打破、”打てない時にどうやって点を取るか”の1つの解でもあったと思います。例えば、準決勝の社戦、名電が伝統的に苦手にしているサウスポーとの対戦、全くと言っていいほど打てなかったのですが、それでも3点をもぎ取った、これこそ生まれ変わった名電の野球そのものです。昨年までなら完封されていたと思います。  相手のペースにさせない、相手のリズムを崩し、自分達の流れに持ち込む、それをあの形で実践した、ということでしょう。決してバントで点を取ることが目的でなく、上記のように相手のリズムを崩すこと、それからボールをじっくり見極めることで各々が打ちやすい球を誘い出すというのも狙いにあると思ってます。  この、”ボールの見極め”について、智弁和歌山の打撃にも通じている部分があると思います。智弁和歌山の打線は、実に選球眼が良く、ボール球には手を出さない・厳しいコースはカットして狙い球を好球必打する、これが徹底されています。名電の打線は、これを違う形でやっていることなんだな、と感じました。 今大会通して、名電の打線が例年よりもボール球に手を出して凡打、という場面が少なかったのも、これの効果だったのではないでしょうか?  以上のことより、私は今年の名電の野球を見ていると、頭使って、上手に点を取るようになったんだなと思ってました。  バントは立派な戦法です。

kotsuauzodehi
質問者

お礼

そうですよね。 野球をよく知らない人がコメントしているのでしょうか? 私はテレビで見ていて、監督が考えていることなどを想像していると大変におもしろかったのですが…。

  • inaken11
  • ベストアンサー率16% (1013/6245)
回答No.3

魅せる野球をするか、勝つための野球をするか、目的があるなら、どんな戦法でもかまわないと思います。

kotsuauzodehi
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 どういった形であれ高校野球で勝つための様々な戦術は、私にとってはとても「魅力」があります。

  • satopyon
  • ベストアンサー率21% (96/451)
回答No.1

まったく個人的な意見ですが、私はバントも作戦の1つであるというのは解りますが、どこか姑息な手段であるという感が拭えません。 プロではないから、とは思いますが、やはり大リーグ的な力勝負の方が好きです。 確かに勝たないといけないのですが、勝つためだけの野球になってしまわないか、と思います。 例えば、松井(秀)選手の連続敬遠をわからないではないが心情的に許しがたい気持ち、とでも言えばいいのでしょうか。 勝手なことを言いました。 失礼をお詫びします。

kotsuauzodehi
質問者

お礼

いえいえ、ありがとうございます。 星稜高校の松井選手が五打席連続敬遠をされたときは、本当に驚きました。 リアルタイムで見ていたのですが、 「すごいものを見た」としか言えないような気がしました。 松井選手もつらかったでしょうが、あのときの明徳義塾の監督は本当につらかったと思います。 五打席連続敬遠というのは、ものすごい勲章だと思うのですが、やはり一般的には「おかしい」ということになるのだというのはよくわかります。 ただ、バントと敬遠は質的に違うと思うのですが…。 ご回答ありがとうございました。

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