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中村主水の刀について
中村主水シリーズで主水は頻繁に太刀・脇差を使用しますが、特に脇差について疑問があります。色々なシリーズを見ていると脇差を使用する時に長さが違ったりしているような気がします。小脇差?の時もあれば、それよりも長くて自分がよく目にする脇差を使用する時もありました。質問は、 1.中村主水が使用する脇差について詳しく教えてください。 2.主水が使用する太刀・脇差は必殺仕置人から必殺仕事人2009ま で同じ刀を使っていますか? 3.中村主水は二本以上(様々な種類の刀)の刀を持っていたのでしょうか?
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「演じる故・藤田まことさんがまだ殺陣を体力的にこなせていた『初期主水シリーズ』では太刀で斬るのがメイン」だったのです。 少なくとも「商売人」か「仕事人(仕事人I)」までは。 「新・仕事人(仕事人II)」以降の「仕事人シリーズ」は「専ら太刀か脇差で刺して殺すのがメイン」となっています。 「太刀を使うか、脇差を使うかはケースバイケースになって」います。 が、「仕事人V」においては「太刀か脇差の本来は刀身の根元で、柄(刀の手で握る部分)の中に入って柄と刀身を固定する部分が仕込み刃になっていて、柄を取り外してそこで突き刺すという方法がメイン」になっていました。 ですが、「これはあくまでフィクション的な刀の構造」であって、「主水自ら施した特殊な細工」です。 「日本刀の構造上では有り得ない構造」です。 「時代劇の劇中で、刀の手入れをするシーン」や「美術品としての刀剣の写真資料」などをご覧になればお分かりになるかと思いますが、「刀身の根元は刀身より括れていて穴がいくつかあり、(金属製の)鍔を差し(木製の)柄の切り込んだ部分で挟み、目釘(木製か金属製かは不明)と言う物を柄と挟み込んだ根元の穴に通して 固定している」のです。 「太刀も脇差も本来はそういう造り」です。 ですから、「その部分に仕込み刃があると、柄と刀身を固定する目釘用の穴が無いので本来の柄を握って斬ったり突き刺したりは構造上は出来ない筈の刀」という事になるのですが、「そこはフィクション」なので・・・。 おそらく「それ」が質問者さんの誤解を招いたのでしょう。 ですが、「その細工された刀が太刀・脇差のどちらであっても、三本目として持っていた」のでしょうね。 「貴方が真の時代劇ファンである」なら、「説明」しなくても「日本刀の構造やばらした時の形状」などもご存知かとは思いますが・・・。 「いわゆる竹光」も「時代劇では取り付けたり、本物の刀身(真剣)と差し替えたりするシーン」などで見た事があるかと。 余談ですが、「真剣勝負」とか「本気という意味で『真剣』という言葉」が使われているのは、「道場での剣術の指南・稽古における木刀(剣士として再起不能になるなど殺傷能力が高い為に竹刀が考案された)や竹刀を使用する場合」と「『いわゆる本身(真剣)』を質に入れていたり、刀を抜いて斬り合いなどをする事を想定していない単なる威嚇を目的としていたりで『竹光』に差し換えている場合」、要するに「本気で命のやり取りをする事を考えていない場合がある」ので、「真剣=本気」という「意味」が定着したという訳ですね。
- williumblake
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1 脇差の詳細については、映像資料を持ち合わせていないのでなんともいえません。 2・3 同じということはありえません。 中村主水はほとんどの仕事で、わずかな手数で相手を仕留めていますし、その刀の切れ味は非常に良好で、業物であるといわざるをえないでしょう。 同心達は業務のため奉行所に出入りするわけですが、そのときに良く切れる業物を提げていれば、侍同士話題になるはずです。 現代でいうと、いい車に乗ってるな、という感じでしょうか。 あまり身分不相応な良いものを持っていると、剣術に優れている、刀のことによく通じている、と思われ、周りから「昼行灯」などと呼ばれることはないでしょう。 ですから普段の業務用(昼間用)のうだつの上がらない仕様のセット(刀と脇差)と、夜間の仕事用、切れ味鋭い業物セットを使い分けていたはずです。 シリーズによって違う、ということは、あると思います。
お礼
ありがとうございました。
- yasuto07
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ドラマの小道具ですから、すべて同じわけないです。間合について、長さを変えます。 室内、通路、広場、天気、夜、、、。 接近戦では、長い刀は出しづらいし、鴨居に引っかかってはかっこ悪いじゃん。
お礼
ありがとうございました。
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ありがとうございました。