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油脂のけん化の問題(高校化学)

油脂のけん化の問題で「油脂10gを完全にけん化するのに水酸化ナトリウムを1.348g必要であった。この時生じる高級脂肪酸のナトリウム塩の質量は何グラムであるか。(有効数字三ケタ)」 という問題で、(まず油脂の物質量Mを890.2と求めました。その後高級脂肪酸の炭化水素基をRとしてR-COOの平均物質量283となります。よって水酸化ナトリウムによってR-COONaは306です。)この値を用いて答えを導くと思うのですが、この先が分かりません。(比)で求めるのはわかります。) 回答よろしくお願いします。

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回答No.2

別解を考えてみました。 油脂の水酸化ナトリウムによるけん価で次の反応が起こる。 油脂 +3NaOH → グリセリン + 3脂肪酸のナトリウム塩 水酸化ナトリウムの物質量は = 1.348/40 =0.0337 mol したがって油脂の水酸化ナトリウムのけん価により生じたグリセリンの物質量は、0.0337/3 molとなる。 グリセリンの分子量は92より、この反応で生じたグリセリンの量は、 =92*0.0337/3 g =1.0335 g 質量保存の法則により、反応前と反応後の質量は変化しないので、 10 + 1.348 = 1.0335 + 脂肪酸のNa塩の質量 脂肪酸のNa塩の質量 =10.3145 g よって 10.315 g

  • NiPdPt
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回答No.1

そこまでの計算が正しいとすれば、それが何モルあるかに付いては、「水酸化ナトリウムを1.348g必要であった。」からわかります。 すなわち、1.348gをNaOHの式量で割れば、それがNaOHの物質量(モル数)になり、それはRCOONaの物質量と一致します。 つまり、306x(1.348/40) gになります。 ただ、そこまでの過程で、NaOHの物質量はすでに計算しているのではないかと思います。