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琴花酒
島崎藤村の詩「酸歌」に出くる、「琴花酒」とは、どのようなものでしょうか 辞書で引いても記述がありません。 「琴花酒のあるものを とどまりたまえ旅人よ」
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No.2です。 >この使い方は藤村独自のものでしょうか。 >用例・出典があれば、教えていだければ嬉しいのですが。 http://www.h6.dion.ne.jp/~jofuan/myhaiku_045.htm 自分の知る限りでは、「琴花酒」は島崎藤村による「造語」かなと思っています。 違うかもしれませんが他に用例を見たことがありません。
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- Nebusoku3
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回答No.2
琴花酒: 琴→楽器(音楽) 花→美しいもの 酒→楽しむもの それらを集合したものと思います。 その様な名前のお酒があるわけでは無いですね。 「酸歌」は「酔歌」でしょうね。 傍から見るとただあても無く旅する人々に(実際は何らかの目的があるのだが) そんなに急いでどこに行く、世の中には琴花酒というものが有ると言うのに知らないのですか?少し休んでみませんか? みたいなニュアンスだと思います。
質問者
補足
ありがとうございました。 そうだったのですか。 琴酒、花酒等と分解したり、中国の言葉だろうかなどと考えていました。 この使い方は藤村独自のものでしょうか。 用例・出典があれば、教えていだければ嬉しいのですが。 「酔歌」のご指摘、ありがとうございました。
- kine-ore
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回答No.1
「若菜集」での「醉歌(すゐか)」のことであれば、「ことはなさけ」とルビが振られています。 「わきめもふらで急(いそ)ぎ行(ゆ)く 君(きみ)の行衛(ゆくゑ)はいづこぞや 琴花酒(ことはなさけ)のあるものを とゞまりたまへ旅人(たびびと)よ」 急く旅人に、たまには、音楽や自然美、また酒に酔うような、安らぎのひと時を、と呼び掛けています。
お礼
御礼が遅くなりました。 造語でしたか。 ありがとうございました。