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「…の中では」の「は」が不自然の件、再考。

芥川賞作品の中では、おすすめの作品を教えてください。 直木賞作品の中では、有名な作品を教えてください。 芥川賞作品と直木賞作品の中では、おすすめ出来る作品を教えてください。 芥川賞作品と直木賞作品の中で、おすすめ出来る作品を教えてください。 芥川賞作品と直木賞作品の中では、おすすめの作品を教えてください。 強調も成立しませんかね。母語の自然さは使用頻度に従うのであって論理的には偏向しているのではありませんか。日本語は論理的ではないという説もありますが偏向の強さは日本語(思考)の特徴でしょうか。 ご教授のほど宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • hakobulu
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回答No.24

#23です。 ちょっと補足します。 文によってかかる先は異なってきます。 「その中でおすすめを教えてください」を単独の文と考えた場合は、「教えてください」に係ると捉えるのが自然ですが、シチュエーションによっては「おすすめ」に係る場合もあると思います。 話者が「その中で」という言葉を使う場合、その意図として、「その中でおすすめ」ということに重点を置いたのか、「その中で教えて」に重点を置いたのかということによって違ってくる、ということです。 「芥川賞作品の中でおすすめを教えてください」の場合は、「おすすめ」に係ると捉えるほうが自然になるでしょう。

その他の回答 (23)

  • hakobulu
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回答No.23

#22です。 >説明していますばかりで要求通りに質問しても答えられていませんよね。 : #21の説明では、わたしの言う意味がわからない、ということでしょうか。 十分要求どおりに答えていると思いますが。 どの箇所がわかりませんか? 具体的に明示しておっしゃってください。 >「かかる」かどうかでしたよ。その文法でいいのですか。その文法を説明してください。 : 他人の回答を真面目に読んでいるんですか? #12を再読してください。 明確に書いていますよ? それでもわからないというから、#21でもさらにまとめていますよね。 これ以上、何が望みなのか、もはや不明です。 前にも申し上げましたが、こうした論議においては、どの部分がわからないのか、明示して質問しないと論点がぶれます。 #12と#21の内容で大体集約されているかと思うのですが、どの部分がわかりませんか? >単に自然な日本語を紹介しただけで文法的な理由ではないのではありませんか。 : 「このように係る先が必要」というのは文法じゃない、とおっしゃるわけですね。 それは、初耳でしたが、そのような考え方をするのはあなたのご自由だと思います。 特に否定はしませんが、それがどうかしましたか? いずれにせよ、「係る先がない」というのは、「なぜ不自然なのか」に対する回答として論理的に成立しているでしょ? その論理がおわかりにならない、ということかな? >その中でおすすめを教えてくださいは自然な日本語ですか。かかる先はどうなるのですか。 : これは自然でしょう。 かかる先は、教えてください、でしょうね。    

  • hakobulu
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回答No.22

#20です。 #21の説明でご理解いただいたかと思うのですが、#20のお礼を拝見しましたので、一応返信させていただきます。 >「何が」を挿入すればいいのですよね。それによって一転して文法的に成立するようになった理由です。 : 先に理由を説明して、その結果「何が」を挿入すればを良い、と結論づけたはずなのですが、逆回転の思考になってしまっているようです。 >ちなみにその場合は原文の「は」はどの用法になるんですか。この質問の繰り返しをしているのです。 : 端的に申し上げて、どうも根本的な考え方の違いがあるようですね。 あくまでわたしの考え方なのですが、原文のシチュエーションにおける「は」は間違った日本語表現ですから、どの用法にも該当するはずがありません。 #21でご理解を得られたことと期待しております。   

aothegenus
質問者

お礼

説明していますばかりで要求通りに質問しても答えられていませんよね。 【「…の中では」の「は」はなぜ不自然なのですか】 という過去の質問において貴方はベストアンサーになっています。その内容は「かかる先がないから」であり「どんな」を挿入すれば「かかる」事が出来るようになるから成立するというものです。 「かかる」かどうかでしたよ。その文法でいいのですか。その文法を説明してください。 単に自然な日本語を紹介しただけで文法的な理由ではないのではありませんか。その中でおすすめを教えてくださいは自然な日本語ですか。かかる先はどうなるのですか。

  • hakobulu
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回答No.21

#19です。 >その中ではおすすめを教えてください、が文法の間違いである理由を。長くしないでください。長くすれば何でも誤魔化せます。本件は複雑な事を聞いていません。文法の間違いですから簡潔な話です。 : なぜ複雑じゃないと言えるのか、根拠がわかりませんが、文法というのは人の無意識の明文化ですから、説明しようとすれば複雑になるのが自然でしょう。 それでも簡潔に説明できればそれに越したことはありませんが、それは能力の問題です。 ご希望に添えるかどうかわかりませんが、とりあえず今まで述べてきた内容を(可能なかぎり)簡潔にまとめてみましょう。 1. 「その中ではおすすめを教えてください」は、「その中で」という範囲を「は」によって強調する意図で作られた文である。 「は」によって強調の意味を表現する場合、次の3つの用法が考えられる。 a.主題提示して取り上げることによって結果的に強調する。 「主題提示して限定することによって結果的に強調する」という解釈でも構わないだろう。 b.対比するために取り上げることによって結果的に強調する。 c.「単純な強調」として直裁的に強調する。 2. 「おすすめでないもの」が示されていないため、bの用法でないことは明らかである。 cの用法の場合、強調の対象は「その中で」ではなく、「おすすめ」に移行してしまうため、cでもない。 よって、aの主題提示の用法と解釈するのが最も妥当である。 本来、『「その中で」という範囲について(限定することによって強調するために)主題として提示する』という意図の文であることは、極めて自然な感覚として受け入れられるはずであるが、他の可能性の消去法によっても、それが正しいことが証明されたことになる、と言ってよいだろう。 3. さて、このように、aの主題提示の用法であることが明らかになったわけであるが、この用法の場合、 「教えてください」の対象は、あくまで未知のものである必要があるので不定称の人称代名詞、あるいは不確かさなどを表わす形容動詞などを使わなければならない。(b,cの場合には、その必要がない) ところが、それが使われていないため、この文は間違った日本語表現と言える。 正しくは、 「その中では、何がおすすめか教えてください」 「その中では、どんな作品がおすすめか教えてください。」 のように表現する必要がある。 (なぜ、未知のものである必要があるのか、については、#12の2をご参照されたい)   

  • hakobulu
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回答No.20

#19です。 >意見が分かれたら文法になっていない証拠ですよね。 : 可能性のひとつとしてそれは言えてますが、唯一の結論とするのは早急だと思います。 意見を伝え切れていない。 意見を理解し切れていない。 という可能性が論理的に残されています。 >熱中症を強調してないの? そうだったら義務教育で試験問題にしといて欲しかったわ。 熱中症ではない。風邪である。はどうなるの?熱中症ではないのだ、は何ですか。 : 「熱中症じゃない」とい叙述を強調しているのでしょう。 切り口を変えると、『「熱中症である」という事態』全体を強調的に否定している、とでもなるでしょうか。 「である」「じゃない」という状況判断を別にして「熱中症」という症状のみを強調しているわけではない、というのが主題提示による強調とは異なる点だということが言えるのではないか、と思います。 >(3)原文の「その中で」を強調する文を教えてください。 端的にお願いします。何度も言っているではなくて何度もはっきりしない長文をお書きになるからです。ぜんぜん整理できません。簡潔にまとめてください。その中ではおすすめを教えてください、が文法の間違いである理由を。長くしないでください。長くすれば何でも誤魔化せます。本件は複雑な事を聞いていません。文法の間違いですから簡潔な話です。 : 「はっきりしない長文」にならざるを得ないのは、わたしの表現能力の不足だろうと思います。 考えているところを正しく伝えようとして、あのように長くなってしまいます。 本質ははずしても、わかる範囲で簡潔にまとめるほうが、むしろ楽でしょうし、質問者さん受けはするでしょう。 わたしは、そういうスタイルは好みません。 簡潔性よりも正確性を目指しています。 ただ、無駄に長くするのはよろしくないので、極力簡潔に表現するように心がけますが、こればかりは能力の問題ですから保証はいたしかねます。 伝わることを第一義にすると、本質をないがしろにしても、質問者の気に入るような答えを書いてしまうという陥穽が待ち受けることになるでしょう。 それだけは避けたいというのがわたしのポリシーですので、論理的不整合があれば、それは訂正されるべきですが、多少の煩雑表現は我慢してください。 冷静に読んでいただければ、かなりわかりやすく書いていることがおわかりになると思います。 短ければわかりやすい、というのは、それこそ詭弁ですよ。 なるべく簡潔にしたいと思いますが、そのためには、質問内容も(長くても構わないので)明確に記述してください。 たとえば、「その中で」を強調する文、という表現ではなく、文全体を明記してください。 また、「強調する」にも3種類の意味での強調がある、ということは何度も申し上げていますよね。 しかも、その違いが要点だ、とも何度も言っているはずです。 にも拘わらず、「強調する文を教えてください」だけでは、質問にならないと思いませんか? 紛れの原因になりかねないので、簡潔じゃなくてもいいので、正確に表現しないと、こうした論議は進展しませんよ。 とりあえず、『原文の「その中で」を強調する文』としては、前回も書いたことの繰り返しになりますが、 「おすすめの作品が保管されているのは、その中ではありません」など(の後半部の「は」)ですね。 この場合は、明らかに強調自体が目的でしょう。これを私的には「単純な強調」と呼びます。 十分な答えになっていないようでしたら、正確な表現で質問を再度、提示してみてください。   

aothegenus
質問者

お礼

都合よく通じたり通じなくなったりするのをやめてくださいよ。正確さではなく正確な部分と正確ではない部分をいっしょくたにされるから全て分からない説明になります。理科は正確な部分だけを簡潔に語ります。説明とはそういうものです。それがはっきりした上で長い補足をするのは自由です。 原文の正しい日本語を聞いているのです。簡潔かつ正確な質問ですよ。「何が」を挿入すればいいのですよね。それによって一転して文法的に成立するようになった理由です。ちなみにその場合は原文の「は」はどの用法になるんですか。この質問の繰り返しをしているのです。必要十分条件はご存知ですよね。貴方は原文の「は」の用法を特定した上で「何が」の文を正確な日本表現として教示されたのです。

  • hakobulu
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回答No.19

#17、#18です。 >(2)強調が成り立つなら文法の間違いではないでしょう。 : 「単純な強調」であれば、この構文で間違いではない、と何度も申し上げているつもりですが。 しかし、このシチュエーションは「単純な強調」ではない、ということが問題なのです。 単純な強調と、主題提示による強調の違いは理解していただけましたか? 名前が違うだけではなく、構文の規則も違ってくるのです。 >熱中症ではないは熱中症ではないの強調ですよ。 : 正確には「熱中症でない」の強調と表現すべきでしょうね。 「は」が強調の要素になっていることを説明する場面なわけですから。 >それは熱中症を強調して否定しているのです。症状は熱中症ではないです。 : 違います。 「熱中症でない」という否定のl叙述自体を強調しているのです。 >その受賞作の中ではないも同じでしょう。その受賞作の中ではおすすめを教えてくださいなんですよ。その用法を否定できる文法的理由です。 : 理由になってないでしょう。 それこそ、質問者さんの感覚ですよね。 理由だというのなら、 「それは熱中症を強調して否定しているのです。症状は熱中症ではないです。」と断定できる根拠を示す必要があるんじゃないですか? >主題は(1)です。(2)は強調と仮定して否定しないと行けません。なんで主題の話にするんですか。 伝達力ではなく論理的思考です。(2)は強調として議論する前提ですよ。 : 抜粋しますと、 『これを私的には「単純な強調」と呼ぶのですが、論議の対象となっているのは、この意味での強調ではない(と思う)ということです。』 『(わたしの区分では)もうひとつの「c.単純な強調」だけは強調自体を目的にしています。 ここで注意が必要なのは、「おすすめの作品ではありません」は「おすすめの作品」を強調しているわけではなくて、「おすすめの作品でありません」という叙述全体を強調しているという点だと思います。』 という箇所になるでしょう。 つまり、 「芥川賞作品の中では、おすすめの作品を教えてください。」が強調だと仮定すると、 強調する箇所が「芥川賞作品の中で」から、「おすすめの作品」に移行してしまうので、それは、この文の意図ではないでしょうから不自然になりますね。 と言っているわけです。 >私がそう感じたという話は文法ではありません。感じたが理由ならば文法を理由にしてはいけません。理科は最初からその詭弁が使えない学問です。国語が感じ方次第を許すと文法など滅茶苦茶になります。 : おそらく勘違いなさっていると思いますが、文法自体は感覚の仕組みを言語化したものではないでしょうか。 ですから、文法の本質を論じようと思えば、感覚を出動させないと議論にならないはずです。 まあ、しかし、これは認識の違いです。 そういうお考えをお持ちになるのは個人の自由だと思います。 わたしは、そうは思わない、というだけの話ですね。 理屈でも感覚でも良いのですが、文法が表わそうとしている意図が他者に腑に落ちるように伝わるか否か、がもっとも肝要だろうと思います。    

aothegenus
質問者

お礼

意見が分かれたら文法になっていない証拠ですよね。 熱中症を強調してないの? そうだったら義務教育で試験問題にしといて欲しかったわ。 熱中症ではない。風邪である。はどうなるの?熱中症ではないのだ、は何ですか。 (3)原文の「その中で」を強調する文を教えてください。 端的にお願いします。何度も言っているではなくて何度もはっきりしない長文をお書きになるからです。ぜんぜん整理できません。簡潔にまとめてください。その中ではおすすめを教えてください、が文法の間違いである理由を。長くしないでください。長くすれば何でも誤魔化せます。本件は複雑な事を聞いていません。文法の間違いですから簡潔な話です。

  • hakobulu
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回答No.18

追加です。 >そうなると、全国的に国語教師がいい加減な仕事をしていた、あるいは文法のやばさを知って逃げていたないし教えないしきたりがあった。 国語教師は気楽でいいですね。回答者さんはそう思いませんか。だったら楽しかったんじゃないの。国語好きだし。私は断然、理科の方が好きですから。ただ年くってくると理解はガキ臭くて基礎から無機的な論理を勉強し直すのが億劫で自然体に行ける国語の再学習の方が面白くなって惹かれてしまう面もあります。 : 国語教師の実態はわかりませんが、英語はたしかグラマーという呼び名だったと思うのですが、ありました。 それを思うと、日本語の特殊性が絡んでいるのかもしれませんね。 彼らが気楽かどうかもわかりませんが、文法といっても究極的には、おそらく無意識の感覚を説明する作業になってしまうので、幅の広いアプローチが可能なのかもしれません。 気楽と言えば気楽、無責任といえば無責任なのでしょうが、相手の感覚として、どこまで腑に落ちるのか、という点を追求せざるを得ないわけで、真剣に取り組んだいる人は結構大変なような気もしますけどね。 少なくともわたしのような素人には縁のない話です。 わたしはむしろ心理学的に切り込みたいほうなのですが、わかりづらいとは良くお叱りを受けます。 理科が好きだったのは小学生まででしたかね・・・。 夏休みには、よく電池や銅線を使って色々作った記憶があります。    

aothegenus
質問者

お礼

心理学的にと心理からは異なります。 一番非論理的なのが心理学でしょう。 理科は論理の先生です。理科を子供だましというのは間違いです。国語は論理が不可欠ではありません。使えればいいという技術だからです。しかし国語を議論する時に論理的な思考が出来なければ理科を学んだ方がいいです。私がそう感じたという話は文法ではありません。感じたが理由ならば文法を理由にしてはいけません。理科は最初からその詭弁が使えない学問です。国語が感じ方次第を許すと文法など滅茶苦茶になります。

  • hakobulu
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回答No.17

#16です。 (1)ワインはおすすめを教えてください、はどうなりますか。 : 前後の文脈にもよるかと思いますが、素直に考えれば対比の用法じゃないでしょうか。 前文として「日本酒の不味いのを教えていだだけますか?」などがある、と想定しないと、この文自体が不自然になるでしょう。 (2) >強調の「は」は「その中で」を強調しているとしたらダメなのですか。 : 主題提示することによって強調している。 主題提示という形で限定することによって強調している。 のように解釈することはできると思います。 ただ、重要なのは、強調するために主題提示するわけではない、という点です。 「おすすめの作品が保管されているのは、その中ではありません」の場合は、明らかに強調自体が目的ですよね。 これを私的には「単純な強調」と呼ぶのですが、論議の対象となっているのは、この意味での強調ではない(と思う)ということです。 「a.主題提示の用法」というのは、あくまで、主題提示することが目的であり、結果として強調という形になっているにすぎません。 「b.対比することで取り上げる」という用法も同様で、対比することが目的であり、対比するために強調する形になっている。(これも所詮、対比するために主題として取り上げることによって強調の形になる、ということなのですが、ややこしくなるので、これは無視していただいて結構です) つまり、強調することは当初の目的ではなく、あくまで対比が本来の目標です。 (わたしの区分では)もうひとつの「c.単純な強調」だけは強調自体を目的にしています。 ここで注意が必要なのは、「おすすめの作品ではありません」は「おすすめの作品」を強調しているわけではなくて、「おすすめの作品でありません」という叙述全体を強調しているという点だと思います。 色々述べてきましたが、実際、これらの区分が微妙な違いがあり、どちらともとれるものも多いことでしょう。 わたしもよく勘違いしますし、確実に理解していると言える立場ではありません。 >「その中で」を対象にすると比較の用法になるという事ですか。しかし比較の文脈が明示されていないからダメだという。 : 「芥川賞作品の中では、おすすめの作品を教えてください」は、対比の用法であれば正しい日本語表現だ、ということです。 文脈が明示されていない、というよりも、「直木賞の中でつまらない作品を教えてください」のような対比の意図を想定した文ではない、ということだと思います。 > 「これでは上手くいきません」 「これで上手くいきます」 なんか否定文だけ成り立つのはなぜかみたいな過去の質問もありましたよね、日本語は根拠がよくわからないみたいな。 やはり頻度問題なんじゃありませんかね。頻度的に混乱を防ぐ力学に従って押し負かされてひいては良し悪しにまでなってしまうみたいな、ただそれだけみたいな。 : 「頻度」に関して問題になるのは、「頻度が少ないために間違った表現だと勘違いしてしまう」ということではないか、と思います。 今回の場合で言えば、「芥川賞作品の中では、おすすめの作品を教えてください」は間違いだ、と決め付けるような場合ですね。 しかし、これは頻度は少ないものの、対比して取り上げるというシチュエーションにおける表現と考えれば全く問題のない文です。 そうした点に関してはお互いに認識の上で論じていますから、頻度の問題に帰することはできないでしょう。 挙げていただいた例の場合に、「否定文だけ成り立つ」という解釈をしてしまうと頻度問題に帰することができます。 いたずらをして相手を驚かせたいので、上手くいかない方法を教えてくれ、と依頼した人が、上手くいく方法を示されて、「これでは上手くいきます」と不満を述べる、というシチュエーションは頻度は低いでしょうが想定可能だからです。 今回の場合、そうしたことはすでに了解済みで、そこから先のことを論じているはずです。 >そうなる原文の校正はどうなるのでしょうか。「その中で」の限定を念押しする意図です。 その中では何がおすすめ、は主題ではなく強調ですよね。 : 「その中で」だけでも限定の意味になるわけですが、「その中で」という限定された範囲をさらに、主題提示して取り上げることによって、限定を強調する意図を表わすことができます。 主題提示する、ということ自体、着目を促していることになるからなのでしょう。 校正の要点は、「教えてください」という述語(または意図)にあり、不定称の人称代名詞を使って、「その中では、何がおすすめか教えてください」、あるいは、不確かなものを表わす形容動詞を使って、「その中では、どんな作品がおすすめか教えてください。」 のようにする必要があります。 「不定称の人称代名詞」や「不確かなものを表わす形容動詞」を使う理由は、「教えてください」の対象が個別に特定できるものだとすれば論理的不整合を生じるからです。 何かわからないからこそ、教えてくださいと(あるいは、その意図で)、依頼しているわけです。 「その中では何がおすすめか教えてください」は、主題提示による強調だと思います。 むろん、主題提示して限定することによって強調している、でも良いでしょう。 限定することによって強調している、という区分でも良いでしょうが、わたしの使い慣れているヤフー辞書では限定という言葉は出てきません。 それはどちらでも良いのですが、基本的には主題提示の用法から全て敷衍された解釈だと考えると非常にすっきりするので、わたしはそのようにしています。 いずれにせよ、限定用法と捉えても、構文上の用法は主題提示と同じになるので、大きな違いは発生しないでしょう。 ただ、これを「単純な強調」と捉えてしまうと、前述したように、強調の対象が、「その中で」という範囲から「その中で何がおすすめ」という叙述に移行してしまい、文の意図がずれます。 「熱中症ではない」の場合は、「熱中症」を強調しているわけではなく、「熱中症でない」という叙述全体を強調しています。(ちょっと確信は持てませんが、たぶん、そうだと思います) これが「単純な強調」という用法です。 少なくとも、熱中症に関して述べてみれば~、といった主題提示の用法ではないことはおわかりになるでしょうし、当然、それによって強調していることにもならないはずです。 「熱中症は室内でも起こる」の場合は、主題提示して取り上げることで「熱中症」を強調している、という解釈は可能でしょう。   

aothegenus
質問者

お礼

(1)ワインは何になさいますか。ワインは、おすすめを教えてください。 (2)強調が成り立つなら文法の間違いではないでしょう。 熱中症ではないは熱中症ではないの強調ですよ。それは熱中症を強調して否定しているのです。症状は熱中症ではないです。 その受賞作の中ではないも同じでしょう。その受賞作の中ではおすすめを教えてくださいなんですよ。その用法を否定できる文法的理由です。主題は(1)です。(2)は強調と仮定して否定しないと行けません。なんで主題の話にするんですか。 伝達力ではなく論理的思考です。(2)は強調として議論する前提ですよ。

  • hakobulu
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回答No.16

#15です。 >(1)主題の「は」にならない理由。 : 「芥川賞作品の中では、おすすめの作品を教えてください」が主題の「は」の用法であるならば、 「教えてください」の対象は、あくまで未知のものである必要があるので不定称の人称代名詞などを使わなければならないのですが、それが使われていない、からです。 なぜ未知のものである必要があるのか、も含め、詳しくは#12、#14あたりをご参照ください。 >(2)強調の「は」にならない理由。 : 「芥川賞作品の中では、おすすめの作品を教えてください」が「純粋な強調」の「は」の用法であるならば、強調の対象は、「芥川賞作品の中で」という範囲から、「おすすめできる(作品)」に移行してしまうからです。 #12で詳しく述べたとおりです。 いずれにしても、個人的な見解で、学問的な裏づけがあるわけではありませんから、納得いかないからといって質問者さんが間違っていると確定したわけではありません。 表現は、無意識的に覚え、且つ無意識的に使っているものですから、自転車のこぎ方を筋肉の動きで正確に説明しろ、と言われたようなもので難しいということなのでしょうね。   

aothegenus
質問者

お礼

#12を再読しました。ありがとございます。 (1)ワインはおすすめを教えてください、はどうなりますか。 (2)強調の「は」は「その中で」を強調しているとしたらダメなのですか。私が強調用法を理解していないのでしょうか。「その中で」を対象にすると比較の用法になるという事ですか。しかし比較の文脈が明示されていないからダメだという。 「これでは上手くいません」 「これで上手くいきます」 なんか否定文だけ成り立つのはなぜかみたいな過去の質問もありましたよね、日本語は根拠がよくわからないみたいな。 やはり頻度問題なんじゃありませんかね。頻度的に混乱を防ぐ力学に従って押し負かされてひいては良し悪しにまでなってしまうみたいな、ただそれだけみたいな。 そうなる原文の校正はどうなるのでしょうか。「その中で」の限定を念押しする意図です。 その中では何がおすすめ、は主題ではなく強調ですよね。 別件ですが、ありがとうございます。文法はテストにはあった気がしますが習った記憶はありませんよね。安心しました。たぶんみんなそうですよね。そうなると、全国的に国語教師がいい加減な仕事をしていた、あるいは文法のやばさを知って逃げていたないし教えないしきたりがあった。 国語教師は気楽でいいですね。回答者さんはそう思いませんか。だったら楽しかったんじゃないの。国語好きだし。私は断然、理科の方が好きですから。ただ年くってくると理解はガキ臭くて基礎から無機的な論理を勉強し直すのが億劫で自然体に行ける国語の再学習の方が面白くなって惹かれてしまう面もあります。

  • hakobulu
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回答No.15

#14です。 ひとつの考え方を説明するのはなかなか難しいものだと改めて思います。 結論から先に述べたのでわかりづらかったですかね。 まあ、わたしの表現能力の問題だと思われますが、さらに切り口を変えて述べてみることにしましょう。 >主題提示を誰が目指してるんですか。 : 「その中ではおすすめの作品を教えてください」と言う人が目指しています。 本人も気付いてない場合が多いので厄介だということでしょう。 >原文は範囲を強調したんですよ。 : 回答内容をきちと読んでいるのか心配になりますが、何回か申し上げたように、 「その中で」という範囲を主題提示することによって、その範囲を強調している、という構図なのです。 通常、発言者は無意識的に、この意図で使っているので、その仕組みになかなか気付けないとしてもです。 じゃあ、主題提示しないと範囲を強調できないのか?とおっしゃることでしょう。 主題提示以外でも、対比して取り上げるという用法や単純な強調で、強調することはできます。 しかし、その場合の強調用法の使い方=構文の規則は、主題提示で強調する場合とは異なる、と言っているのです。 どのように異なるかは何度も申し上げているので、繰り返しません。 >あなたがそこを都合よく曲解しているんだからそこはどっちでもいいんですよ、 : 都合よく、とおっしゃいますが、なぜ不自然になるのか、という手順の一貫として申し上げています。 逆にお尋ねしますが、主題提示による強調、対比による強調、単純な強調、はすべて同じ用法であり、同じ構文で使える、ということですか? 答えられるなら理由と共に答えてください。 それができないなら、他人の見解を曲解と呼ぶ権利はありませんよ。 闇雲に、違う違う、というだけなら小学生でも言えますよね。 違うという以上、根拠を示してもらわないと大人の世界では通用しないんじゃないかな。 >どちらの用法も成立しない理由を述べてください。それでのみ文法的否定が可能です。成立しない理由を文法で説明しないと。 : 「どちらの用法でも成立しない理由」とのことですが、どのような意図で、「その中ではおすすめの作品を教えてください」と言ったのか、ということですよ、問題は。 それは、言った本人の自覚を待つしかないわけですから、いや、「おれはそんなつもりで言ってない」と頑なに主張されれば、誰も反論できませんよね? この点にはお気づきになっていますか? この段階で文法は関与していないでしょう。 主題提示以外の用法だとすれば不自然でしょ?ということを示すために、色々例を挙げてきたわけなんですけどね。 「強調も成立しませんかね」という質問をする場合、「強調は成立しないかもしれないな」という想定はしておく必要があるんじゃないですかね。 そうすれば、なぜ成立しないのか、という説明を素直に検討できると思います。 その結果、聞いたけど、おれはそうは思わないな、でもいいわけですが、成立しない理由に納得できないから再度述べてくれ、というのは、ちょっと違うよね。 成立するとしたら不自然でしょ?という手法で例を挙げつつ述べてきたわけですが、成立しない、というのはあくまで前提段階の話です。 ここで止まっているようでは先に進むことは無理だと思います。 まあ、一重にわたしの説明能力の不足がなせる業でしょうが、回答者との信頼関係というか、相性ということもあるので、河岸を変えてみたほうがいいかもしれませんね。 力不足で申し訳ありません。    

aothegenus
質問者

お礼

違うと言ってませんよ、分からないと申し上げています。 例えるなら、3.14だから円だよねでは納得できないでしょう。 原文の正解の問題ではありませんよ。あなたが文法的に間違いだという理由ですよ。例えば辞書の3つの用法のどれにも適用できない理由を上げれば原文の意図に関わらずダメだったで終わりですしそれがなければ否定できないのでは。 (1)主題の「は」にならない理由。 (2)強調の「は」にならない理由。 は何ですか。 回答者さんが文法的に成立しない間違いだと言うからお聞きしているのです。違うではなく文法の間違いである断定の説明が分からないと申し上げているのです。

  • hakobulu
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回答No.14

#13です。 >主題でも強調でもいいのですが、それが成立しなくなるからダメなんでしょ。その理由が係るなんでしょ。それが分からないのです。かかってるとかで成立するしないが決まる文法なんですか。「その中ではおすすめの作品を教えてください」もかかってるでいいじゃん。 : 「その中ではおすすめの作品を教えてください」も正しい表現だ、とおっしゃるわけでしょうか。 まず、主題でも強調でもよくはありません。 「その中ではおすすめの作品を教えてください」は、「b.対比することで取り上げる(ことによる強調)」ことを目的とした文ですか? または、「c.単純な強調」を目指している文ですか? 違うでしょう? では何かと言うと「a.主題提示の用法」を目指している文ですよね。 むろん、散々述べてきたことですが、これを、 主題提示することによる限定の用法、と言っても良いですし、 主題提示することによる強調の用法、と言っても構わないと思います。 つまり、主題提示することによって強調している、と捉えても良いでしょう、ということです。 しかし、いずれにせよ、他の「b.対比することで取り上げる(ことによる強調)」「c.単純な強調」といった用法(が目的の文)ではない、ということが重要です。 念のため再度例をあげてみると、 「最初に、この中で、すすめたくない作品を教えてください。次に、その中ではおすすめの作品を教えてください」(対比によって取り上げる用法) 「おすすめの作品は、その中にはありません」(単純な強調用法) のようになるでしょう。 今、検討している文は、これら(b,c)の用法を使いたいという意図ではないはずだ、ということを納得していただくために、(b,c)の用法について縷々述べてきたわけです。 こうした手順で述べてきたわけですが、それに対して「それは単なる感覚だろう」と言われれば、たしかにそうです。 が、辞書説明の解釈について述べているわけですから、誰が言っても、その人の感覚で言うしかないことに違いはありません。 それが納得できるか否かは回答者の説明能力にもよりますから別問題ですが、説明の論理に齟齬は生じていないはずですので、その問題とは分けてお考えいただかないと、いつまで経ってもキリがないと思います。 「おれはそうは思わない」という感想はあっても当然ですし、論理矛盾は突いても構いませんが、自分の考えや感覚と異なるので間違った考え方だ、と決め付けるのは意味がありません。 というわけで、我々は、「その中ではおすすめの作品を教えてください」という文の意図は、あくまで主題提示だということを前提に話をしていることになるわけです。 ここまでを前提とすることに同意していただけたと仮定して、核心について以下に改めてまとめてみます。 くりかえしますが、「主題でも強調でもいい」ことはありません。これは非常に重要な要素です。 なぜ重要かというと、前回、前々回回答の繰り返しになるかもしれませんが、原文の「芥川賞作品と直木賞作品の中では」のように、範囲を主題提示(することによる限定、でもかまいませんが)の用法と捉えた場合に限っては、「教えてください」の対象は、あくまで未知のものである必要があるので不定称の人称代名詞を使う必要があるからです。 しかし、「その中ではおすすめの作品を教えてください」の中では、それが使われていないので不自然、ということになります。 これが、「その中ではおすすめの作品を教えてください」が主題提示の用法としては成立しない理由ですす。 「その中ではどんな作品がおすすめか教えてください」などとする必要があるわけです。 詳しくは、#12の2を再度ご参照いただければ、と思います。      

aothegenus
質問者

補足

主題提示を誰が目指してるんですか。原文は範囲を強調したんですよ。あなたがそこを都合よく曲解しているんだからそこはどっちでもいいんですよ、貴方のためにどっちでもいいと申し上げているんです。 どちらの用法も成立しない理由を述べてください。それでのみ文法的否定が可能です。成立しない理由を文法で説明しないと。