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デフレ対策に日銀は実際に円を刷っているの

円の量を増やすために、日銀が国債を買う時、 実際に円を増刷しているのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

>日銀が国債を買う時、実際に円を増刷しているのでしょうか。 日銀が国債を購入した代金は、国債を売った市中銀行が日銀に持つ当座預金口座に振り込まれます。市中銀行が当座預金口座から資金を引き出すときに紙幣が「発行」され、市中銀行は紙幣を手に入れることになります。 紙幣の「印刷」は、国債の売買とは関係なく行なわれています。日銀が経済情勢をにらみつつ必要量を決め、印刷局に発注します。 >円の量を増やすために、 日銀が直接的に増やしているのは、市中銀行の当座預金高とそこから引き出される紙幣の発行高。マネタリーベースといいます(正確には、マネタリーベース=日本銀行券発行高+貨幣流通高+日銀当座預金)。 銀行は引き出した資金を貸出に廻し、借りた人や会社はその資金でモノを買い、売った人・会社は儲けの一部を銀行に預け(残りの儲けで何かモノを買い)、銀行は預金を元手に貸出を行ない・・・・・と巡り巡って、元の資金の何倍もの量になります。こうして増えた結果の資金総量をマネーストックといいます。質問者さまがイメージされておられる「円の量」とは、マネーストックの方ではないかなと想像しますが、いかがでしょう。

kakehasi
質問者

お礼

harenshiba さん、ありがとうございます。

その他の回答 (4)

  • nhhiromi
  • ベストアンサー率12% (11/91)
回答No.5

日銀が発行する紙幣は主に少額決済に使われます。 国債の様な大口の決済は口座の決済になります。 現実のお金は主に銀行とか日銀のコンピュータ上のデータとして存在します。 全体のお金のなかで紙幣等現実のお金で存在するのは、EUとか日本では5%ぐらいと言われています。(ドルは基軸通貨で世界中で少額決済に使われたり、アメリカは銀行口座を維持するのにある程度の金額が必要だったり手数料が必要だったりで低賃金の移民とかの層は現金決済が必要で20% ?ぐらい(記憶あやふや)) 平成25年度の銀行券発注高 http://www.boj.or.jp/note_tfjgs/note/order/bn_order.pdf 平成25年度で一万円札で10億枚ですから約10兆円です他の種類を入れても12~13兆円程度です。 そして過去の年度ごとの発行額は年々減少しています。これは少額決済がクレジットとか電子マネーに移行している影響だと思われます。 現実の生活でも給与は銀行振り込みで公共料金とかは引き落としで口座間の移動でAmazonで買ってもクレジットカードで口座から後で落ちます。コンビニやスーパーでもスイカとかナナコとかワオンなどで現金が不要になってきています。 日銀の役目として銀行の銀行として預金準備として一定額日銀の口座に入れることが法律で決められいます。また政府の銀行として政府の預金もあります。 たぶんそこからのお金で買うのではと思います。自信なしですが

kakehasi
質問者

お礼

nhhiromi さん、ありがとうございます。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2711/13692)
回答No.3

>日銀は日銀の口座額以内の国債しか買わないのでしょうか。 増刷して国債を買うということはないのでしょうか。 通貨の発行権は日銀にあります。日銀の口座は打ち出の小槌です。限度はありません。叩けばいくらでも、無尽蔵に金が出てきます。あまりやりすぎるとインフレになるので、ならない程度にコントロールしています。それが日銀(中央銀行)の唯一最大の使命です。これの適切なコントロールが出来ずに、国を潰した駄目中央銀行はたくさんあります。だから先進国の中央銀行は政府から独立しています。政治家に無茶をさせないためです。 繰り返しますが、通貨の発行量と貨幣の発行量は違います。もちろん貨幣は発行通貨の範囲内ですが。

kakehasi
質問者

お礼

dragon-man さん、ありがとうございます。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2711/13692)
回答No.2

通貨発行量と貨幣発行量(一万円札の印刷枚数)は関係ありません。日銀の国債買い入れは口座間取引で、一万円札で支払うわけではありません。

kakehasi
質問者

お礼

dragon-man さん、ありがとうございます。 日銀は日銀の口座額以内の国債しか買わないのでしょうか。 増刷して国債を買うということはないのでしょうか。

  • KappNets
  • ベストアンサー率27% (1557/5688)
回答No.1

私は専門家ではありませんが、意見を言わせて頂きます。国債を買い入れるには確かに現金が必要です。でも日銀に手持ちの現金があれば国債の購入に必要な金額を全額印刷する必要はないと思います。 「手持ちの現金」とは何かという内容ですが、市中銀行は自分が持っているお金のうちすぐ使わない分は日本銀行の当座預金に入れます。例えば個人の銀行預金はそのまま銀行の金庫に置かれるわけではなく、日銀の当座預金に預けるわけです。それは日本銀行に取っては手持ちの現金ということになります。相当多量の金額の筈です。

kakehasi
質問者

お礼

KappNets さん、ありがとうございます。 デフレ対策、すなわちインフレにもっていきたいわけで、 そうなると当座預金を回したのではインフレにはならないのでは?

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