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UAEと子宮筋腫核術
子宮筋腫になったら、海外ではUAEと子宮筋腫核術(ガイドラインベース)が半々で行なわれると書いてあるサイトもありますが、UAEと子宮筋腫核術の妊娠率はどれほどなのでしょうか? 日本では圧倒的に子宮筋腫核術がおおいですが、UAEは価格が高いからみんなしないのでしょうか? もしそうなら、価格が子宮筋腫核術と同じ値段ならUAEを選ぶとおもいますか?
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UAEをしたために、妊娠に影響があるという証明はありません。 しかし、現状では、UAEを行う患者の大半は、妊娠を望まない 患者であり、UAEをしたのちの妊娠については、 データが少なくて、評価できる状態ではない、 というのが、正解でしょう。 UAEでは、数%で子宮機能の廃絶(つまり、血管を詰めるので、 目的の筋腫だけでなく、子宮全体が貧血状態になり、 機能停止に陥る)という危険があることが報告されています。 妊娠希望の患者の多くが、UAEを選ばない理由もそこにあると 思われます。 一方、筋腫核摘出術では、多くの女性が妊娠に成功しており、 腹腔鏡の発達もあり、安全で確実な方法となっています。 しかし、子宮にメスを入れることには違いなく、 そのために不妊になる危険があり、また、 出産は原則として帝王切開というデメリットもあります。 どちらを選ぶのか、それは、ご自身で判断してください。