- ベストアンサー
「水餃子」の読み方は?
「料理」のカテの方がよかったかな? タイトル通りです。「すいぎょうざ」が正しいと思うのですが、ウチの奥サマは「みずぎょうざ」っていうので……。 ネットで検索すると「横浜の中華街では『みずぎょうざ』という」云々の書き込みがあったりするので、今ひとつ自信が持てません。 一度、日頃のうっぷんをはらすべく、完膚無きまでにとっちめてやりたいので、確かな根拠をご存じの方、教えてくださいませ。
- みんなの回答 (15)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
個人的には、「すいぎょうざ」だって意味は分かるんだから、それでよいような気もしますが、「日頃のうっぷんをはらすべく、完膚無きまでにとっちめてやりたい」というご質問者のために、次のような説明を考えてみました。 茹で餃子のことを「水餃子」というのは、中国語の「水餃(Shui Jiao)」に由来しています。 ここで言う「水」は、「みず」の意味ではありません。 本場中国の餃子屋さんに行ってみれば一目瞭然ですが、水餃子の「水」は、大鍋にぐらぐら煮立った熱湯のことを指しています。 中国語では、冷たい「みず」も、熱いお湯も、ひとまとめにして「水(shui)」というのです。 (この点は、英語のwaterという単語と同じです。ちなみに、中国語の「湯(tan)」はスープのことです。) だから、水餃子が熱いお湯で茹でた餃子であるためには、なんとしても「水」を中国風に音読みで「すい」と発音する必要があります。 「みずぎょうざ」では、冷たい水の中に餃子が浮いているという、なんともまずそうな(ひょっとしたら煮えてない)物になってしまいます。 あつあつの水餃子が食べたければ、やっぱり「すいぎょうざ」と言わなければならないのです。
その他の回答 (14)
- gekkamuka
- ベストアンサー率44% (138/309)
いくつかの国語辞典でも「ぎょうざ→ギョーザ」となっています。ギョーザおよび餃子にかなを付けた「すい餃子」または「すいギョーザ」でネット検索し、その後で「すい」を「みず」に換えて検索してみますと、結果は一目ではないでしょうか。
お礼
お忙しい中、国語辞典で調べていただきありがとうございます。 No.3の方も検索してくださっていますが、確かにネットでは(でも?)「すいぎょうざ」が優勢のようです。「みずぎょうざ」は誤用の例として挙げられている例がほとんどだったと思います。 しかし、今回は確証を求めて、ということで皆様のお手を煩わしてしまいました。 gekkamukaさんいも、貴重な時間を割いていただき本当にありがとうございました。
補足
この場を借りて回答を下さった皆様に心より御礼申し上げます。 奥サマとは、現在は、合意のもとに裁定が下り、和平の状態が続いておりますので、「みずぎょうざ」問題の解決はしばらく棚上げにしておくつもりであることを補足させていただくことにします。 しかし、いつ一触即発の状態になり、突如、テロ攻撃を受けることになるかも知れませんので、その際は、皆様にお借りした知恵をもとに反撃いたす所存でおります。 ほんとうにいろいろとありがとうございました。ポイントをお一人お一人に差し上げられないのが心苦しいのですが、どうかご海容くださいませ。 では、またいつか登場しましたら、よろしくお願いします。
- JACO1011
- ベストアンサー率55% (127/227)
多数決はどうでしょうか。 水餃子をメニューに置いてある中華料理屋さんをあちこち回って、「『スイギョーザ』と読みますか『ミズギョーザ』と読みますか?」と10件ぐらい聞いて回ってみて下さい。ほとんど『スイギョーザ』と読むと思いますが。 言葉の正しい・間違いなんていうのは、時代でも地域でも変化して良いもので、法律みたいに国会で決めたり裁判所で判断したりするシロモノではありません。辞書に書いていないから間違いといったモノではないです。 だから「私にとってはこれが正しい」と言い切ったモン勝ち、といった詭弁が言えなくもありません。 しかし、そもそも言葉というのは他人とコミュニケーションをするための道具であるからには、「私は『水餃子』と書いてあるのを『ポッポコペー』と読むことにする」と一人で宣言するのは正しいといえません。『ポッポコペー』と読むことを言葉として成立させるには、少なくとも複数の「水餃子を『ポッポコペー』と読む」集団がいなければなりません。 世の中に水餃子を『ポッポコペー』と読む人はいないと思いますが、『ミズギョウザ』と読む人は何人かはいるかもしれません。すると、『少数派ではあるが間違いとは言えない』と主張されたときに正誤論では返せません。 より妥当な読み方はどちらか、という論点に持っていかないと、奥さんとの議論では力関係の強論で押し切られるんじゃないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 おっしゃるように、奥サマと中華料理屋を回ってたしかめてみるのがいいかもしれません。奥サマに「みずぎょうざ」と言って注文してもらって、お店の方の反応をみるのも楽しそうな気がします。 一度『ポッポコペー』も試してみたいような誘惑にかられます。 「体力を消耗する」の「消耗」も本来は「ショウコウ」のようですし、本当になにが正しいかというのは難しい問題ですね。 結局は、 > 奥さんとの議論では力関係の強論で押し切られるんじゃないでしょうか。 ということでしょうか。でも、いつも押し切られっぱなしで、日頃のうっぷんが積もっているわけなんですが。 どうもありがとうございました。
乗りかかった船、助太刀いたす(^_^;)。 基本的な戦略としては、 1.まず#9さんの説明をする 2.#11さんの反論があれば、 「水」は料理の本質を中国語で言った言葉だ、 「焼き」「揚げ」「蒸し」は調理方法を日本語でいってるんだ。 言葉が違う! と切って捨てる 3.さらに次のような反論 「どっちも調理方法には違いない。」 「『水』が中国語だって、それを日本語に読み替えたっていいだろう」 というのが返ってきたら 「『水』を「みず」って読んだら、もうそれは調理法の読み方じゃない」 って言い返しましょう。 …勝ち目、でてきました?
お礼
助太刀、かたじけのうござる。 何度もご登場ありがとうございます。 確かに、u2_junさんのおっしゃる論理の展開がいいと思います。 でも、女性を論理的に納得させるというのはホントに難しいような……。 ありがとうございました。今後ともよろしく。
なるほど、#11さんの言うとおり。 でもね、日本語でしゃべっているんだから、日本語の調理方法でいうのも当たり前ですよね。 ・・・っていうか、やっぱり、勝ち目がないような。 「負けて勝つ」「損して得とれ」でいいんじゃないのかなぁ・・・、女の口に勝てる男っていうのもなぁ(^_^;)。 ってこれ、回答になってない(^_^;)?
お礼
たびたびありがとうございます。 確か、男性は言葉をしゃべる際に、右脳と左脳のどっちか片方しか使わないのに、女性は両方使うんでしたよね。 勝ち目の少ない戦いだとは自覚しております。 >「負けて勝つ」「損して得とれ」 それも分からないわけではありませんが、やはり負けてばかり、損してばかりでは、うっぷんがたまるのです。 ここぞと言うときに、一度でもいいから、一敗地に塗れさせてやりたいというはかない願いなのです。 どうかお見捨てなく、ご助力をお願いいたします。
- NIWAKA_0
- ベストアンサー率28% (508/1790)
えっと、水をさすようですいませんが #8さん~#10さんの回答を見て、 「じゃあ、"焼き餃子"や"揚げ餃子"や"蒸し餃子"の立場はどうなるんじゃ」 と思ってしまいました・・・。 奥さんもそこら辺突いて来そうだから、対策が必要ですね。
お礼
「やき」も「あげ」も「むし」も訓読み(和語)なのに、なんで「水」だけ音読みで? ということですね。 ふむう。「敵を知り己を知れば百戦危うからず」ですね。 援軍の多さを頼みに、安易に攻撃に出て、勝つはずの戦を落とすところでした。 貴重なアドバイスをありがとうございました。
書こうと思ったら、#9さんの完璧な答えがありました(じゃあ、書かなければいいのに、っていわないでくださいね(^_^;))。 私は、こう思います。 1.餃子ってもともと中華料理なんだから、中国風に発音する。だから「すい」ぎょうざ。 2.音読みには音読みを、訓読みには訓読みを原則としてつける。だから「すい」ぎょうざ。 と。 まあ、これが常識的な答えなのですが、完膚なきまでにやっつけるためには力足らず! ということで#9さんに脱帽!(^^)!
お礼
> (じゃあ、書かなければいいのに、っていわないでくださいね(^_^;))。 いえいえ、援軍は一人でも多い方がありがたいです。 ひょっとして、u2_junさんも我が軍の掲げる大義に賛同いただけるお一人でしょうか。(円満なご家庭をお築きなら、ごめんなさい。) ご指摘の「1.」「2.」ともに極めて常識的なことですよね。よく分かります。 しかし、常識が通用する相手ならこんなに苦戦はしないのです。(苦笑) お忙しい中、回答どうもありがとうございました。
- kasekiningen
- ベストアンサー率25% (4/16)
中国の餃子は「蒸餃子」「水餃子」が一般的です。 日本で一般的な「焼餃子」ですが、中国では食べきれなかった残り物を食べる時の食べ方だそうです。 さて「みず」か「すい」の本題ですが、みなさんと一緒で「すい」で良いと思います。 論拠は、戦後日本に餃子を広めたのは、第二次世界大戦当時、満州と呼ばれていた地域に住んでいた人々、というのが通説ですし、多分そうなのだろうと私の父(大連で生まれ、引き上げました。)を見ていてもそう思います。水餃子が好物で、我が家では昔から水餃子を食べていました。 となると満州と呼ばれた中国北方で一般的だったのは「水餃子」、これを現地の言葉では「スイジャオズ」という感じの発音になります。 となるとやはり「みず」ではなく「すい」と読むのがふさわしいと思います。 こんなところで如何でしょうか? 奥さん、納得させてくださいね。
お礼
回答ありがとうございます。 そうですか、kasekiningenさんは、お父様が引き上げ体験者でいらっしゃるのですね。ハンドルネームを拝見した時は、ご自身のご経験かと思ってしまいましたが、おそらくお父様がご幼少のころに引き上げてこられたのだと推察いたします。 二度と祖国の土を踏めなかった方々も多い中、お祖父様・お祖母様もご無事で帰国されたのでしょうね。それ以来、水【すい】餃子が、苦労を偲ばせる懐かしい家庭の味となったのだろうなと思いました。 貴重なお話をどうもありがとうございました。
- shishishishi
- ベストアンサー率39% (362/921)
No5です。 > 戦前の時代をご存じなのでしょうか。 いえ、本で読んだり、聞いた話です。そんな年寄りじゃないです。(笑) > 客がまわりから笑われて、顔を真っ赤にして店を出ていった、というようなエピソードでもご存じでしたら、また、お教え下さいませ。 お店の人はそんな失礼なことはしませんよ~。 でも、あるラーメン店員の書き込みがありました。 「水餃子」を「みずぎょうざ」と真顔で注文された時の対応です。 「みずぎょうざ、お1つですね」と言いつつ、お客さんに聞こえないように「すいぎょうざ、入ります」と厨房に通すそうです。 なんてったってお客様は神様ですから。(笑) URLは↓ http://www2.odn.ne.jp/cdg82320/koramu/k06.html
お礼
お礼が遅くなりました。昨夜は帰宅拒否症候群で、盛り場をうろついた後、駅のベンチで……。(真偽不明) 再登場、誠にありがとうございます。 > そんな年寄りじゃないです。 これは大変な失礼を致しました。申し訳ありません。 満蒙開拓団に参加され、凍り付くような国境の町で水【すい】餃子を啜って暖をとったというような体験談でもお聴きできたらと思ったもので。(^^;) > お店の人はそんな失礼なことはしませんよ~。 > なんてったってお客様は神様ですから。(笑) そうですよね。私も奥サマに対して参考URLのような落ち着いた対応がとれればバトルもしなくていいのですが……。(--;) どうもありがとうございました。また、何か情報がありましたらよろしく。
- NIWAKA_0
- ベストアンサー率28% (508/1790)
餃子の町・宇都宮からこんにちは。 宇都宮の餃子専門店でも大概「すいぎょーざ」です。 というか「みずぎょうざ」という呼び方は聞いた事がありません。 参考URLは宇都宮の餃子専門店の代表格「みんみん」です。 こちらの「おしながき」からご確認ください。 こちらでもやはり「スイ」ですね(←略して呼ぶのが通っぽい。) 多分、お店の人に「ミズ」って言ったらコップに入ったお水が出てくると思います。
- 参考URL:
- http://www.minmin.co.jp/
お礼
餃子の本場から、ありがとうございます。(宇都宮に対する認識を新たにしました。) 参考URL拝見しました。「スイ」同様に「ヤキ」「アゲ」とか言うんでしょうね。 >多分、お店の人に「ミズ」って言ったらコップに入ったお水が出てくると思います。 これはかなりいい援護射撃になったと思います。また、何か分かりましたらよろしく。
- shishishishi
- ベストアンサー率39% (362/921)
No2さんの書かれたように、本場中国、と言っても餃子(チャオズ)は満州や北京ですが、ほとんどが茹でたものでいわゆる水餃子です。だからあえて水餃子と「水」はつけません。 日本では焼くのが主流になっていますから「水餃子」と書いています。発音は日本に入ってきた当初の戦前から「スイギョウザ」です。 中華街うんぬんの話は、日本語が良く読めない中国人が覚えたての日本語で水餃子をそのまま「ミズギョウザ」と呼んだたぐいのことと思われます。
お礼
ありがとうございます。 餃子を焼くのは中国でも南の方なんでしょうか? 私は料理は詳しくないので、四川も広東も区別が付きません。「北京ダック」が北京料理だと分かるくらいで……。 shishishishi様は、戦前の時代をご存じなのでしょうか。「みずぎょうざ」と言った客がまわりから笑われて、顔を真っ赤にして店を出ていった、というようなエピソードでもご存じでしたら、また、お教え下さいませ。
- 1
- 2
お礼
犬も食わぬようなつまらない家庭内の争いに巻き込んでしまって、誠に申し訳ありません。しかし、 > 「日頃のうっぷんをはらすべく、完膚無きまでにとっちめてやりたい」というご質問者のために、 という部分を読んで、もしかしたら、d-yさんも悩みを同じくする同志、「戦友」ではないかと思ってしまいました。円満なご家庭をお築きであるのなら「ごめんなさい」ですが、もし嘆きや悩みを分かちあえる境遇におありでしたら、世の妻たちの横暴を粉砕すべく共に立ち上がろうではありませんか。 さてさて、貴重なお話を聞かせていただきありがとうございます。 > (この点は、英語のwaterという単語と同じです。ちなみに、中国語の「湯(tan)」はスープのことです。) 言語によって氷・水・湯の表現の仕方が異なるという内容の文章を以前に読んだことがありますが、中国語の例は挙げられていなかったので、大変参考になりました。 > 「みずぎょうざ」では、冷たい水の中に餃子が浮いているという、なんともまずそうな(ひょっとしたら煮えてない)物になってしまいます。 ふむふむ。貴重なご指摘をいただき本当にありがとうございました。