ワンプッシュ蚊取り 顔にかかるトラブル急増
最近、ドラッグストアなどで売り上げを伸ばしているのが
「ワンプッシュ式蚊取り」 と呼ばれるタイプの商品だ。1回押すだけで、効果が長持ちするのが人気の理由である。
ところがその手軽さゆえに、薬剤を顔などにかけてしまうトラブルが急増しているとして、国民生活センターが注意を呼びかけている。
日本の夏に必ず出現するいやらしい生き物。音を聞いただけで叩きたくなる、蚊。日本では蚊取り線香などを使って、長年、この厄介な存在と戦ってきた。
渦巻き型の蚊取り線香が登場してから100年以上が経ち、技術も進化した。そして数年前から売れ行きを伸ばしているのが
「ワンプッシュ式蚊取り」 と呼ばれるタイプのものだ。ワンプッシュで薬剤が室内に行き渡り、壁などに付着した薬剤が徐々に気化するため、効果が長持ちするのである。
女性Aいわく
「使っています。便利だと思います」
女性Bいわく
「やけどの心配もないので便利」
薬局いわく
「従来のコンセント型よりは、だいぶ売れてきている。押すだけのタイプなので安心して使える」
添付写真は国民生活センターが公開した実験映像の写真だ。薬剤が5歳児ほどの大きさのダミー人形の顔にかかる様子が分かる。薬剤は空気中にしばらく漂うため、吸引してしまう可能性もあるらしい。
こうしたトラブルは2012年度には73件まで急増。2012年度の報告のうち、およそ7割が子供のイタズラによるものだった。また、5つの銘柄すべてで、噴射口には薬剤が噴射される方向についての注意表示は特になかった。
メーカー側も馬鹿な利用者に対し、外箱や取り扱い説明書で噴射の方向や、顔に向けないことなどを、いちいち注意を呼びかけるようにしている。暑い夏を、蚊に刺されず快適に過ごすために、馬鹿者たちには注意が必要みたいである。
・・・どんなスプレーでも、向きを誤れば顔にかかる。今さら問題にするほどのことではない。注意書きをしたところで、5歳児には、その説明書を読む機会がないので、結局は親の管理に行き着くはずである。
日本から (蚊) ではなく (馬鹿者) を消す方法があれば、ワンプッシュ蚊取りを顔に向けたことがない私に、誰か教えてください。
http://www.youtube.com/watch?v=bjA00l2ueDk
お礼
ありがとうございます