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咽の癌について
政治家の与謝野さんは、咽の癌? 初めは、どのような症状があったのでしょう? なぜ癌がわかったのですか? 咽の癌というのは、どんな検査でわかりますか? 初期の症状など色々参考にしたいので、教えてください。
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与謝野馨氏のガンは下咽頭がんだったと思います。 確か1年前ですよね。がんにより食事が喉を通らなくなってしまい、 食道を確保するための手術をしましたが、 その時に声帯を切除した影響で声が出なくなったらしいです。 その後、人工声帯装着手術を受けて声がでるようになったとのことです。 では、本題に入ります。 与謝野馨氏の咽頭がんの初期症状はわかりかねますが、 一般的には初期は風邪症状と似ており発見しづらいようです。 まず、咽頭がんは部分により、上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がんにわけられています。 がんの部位によって多少症状の違いはあります。 総合的な咽頭がんの症状を言うと、「喉の違和感」 食事した時に喉に刺激がある、痛み、異物を感じた、 飲み込みがしにくくなった、発声しにくくなったとかです。 一番わかりやすいのは「声が枯れる」ことだと思います。 これが長期間続くことで咽頭がん(正確には声門のがん)と気づくことがあります。 部位別に症状を分けると、 上咽頭がんの場合、腫瘍が大きくなると、耳の閉塞感や軽い難聴。 腫瘍に出血があると鼻血や血痰が出ます。 さらに進行すると鼻の閉塞感も出てきます。 ある程度腫瘍が大きくならないと症状が感じられません。 中咽頭がんは、初期から症状がみられるので発見が早く、治療効果も高いです。 具体的には喉の違和感と声が枯れるです。 下咽頭がんは3つの中で一番症状が出るのが遅いです。 腫瘍がかなり大きくなってから声枯れや咽頭痛などの症状が出ます。 この時には進行がんであることが多いです。 検査についてですが、 喉頭鏡という柄の先に鏡がついた器具を使って視診します。 他にもファイバースコープや内視鏡検査があります。 視診の他にも触診もあります。 実際に口腔内に指を入れて調べます。 これらの検査でガンの可能性があると判断されたら、組織の一部を切除し病理検査を行います。 がん細胞と判断されれば、CTやMRIをとり、がんの広がりを調べます。 喉に違和感がある場合はすぐに病院に行くほうがいいですね。 そうでなくても、1年に1回は検診をするといいかもです。 また、咽頭がんの原因はタバコとアルコール、刺激のある食品(辛いものなど)です。 食生活に注意し予防が大切です。
お礼
ありがとうございます。 怖いですね。検査も怖いです^^ でも定期健診、大切ですよね。 ありがとうございました。